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千葉 一宮でサーフハウス構築 プロジェクト!

千葉 一宮でITSA(IT Surfing Association)が運営するサーフハウスをつくるプロジェクトを進めています!
※現在、コロナで中断中。自粛が明けた後に向けてパワーをためてます。

►ITSAについては以下の記事で紹介しています。

どんなサーフハウス?
 ・サーフポイントまで歩いて4分
 ・外シャワー有り、3LDK新築物件、駐車場5台
 ・利用料は月額5,000円程度で休憩利用 (宿泊は追加料金)
どうでしょう!?手前みそですが良いサービスじゃないでしょうか??

この記事では「サーフハウス構築プロジェクト」の試行錯誤と運営コストを紹介しようと思います。どなたかの参考になれば幸いです。
サーフハウスを健全に運営するための戦略については別の記事で書こうと思います。乞うご期待!サーフビジネスにも流用できると思います。

1.そもそもサーフハウスって何?

サーフハウスとは、自宅とは別にサーフィンを楽しむだけのために海沿いに借りている(買った)家のことです。
海から帰ってきてすぐに体やサーフボードを洗えるように外シャワーがあり、家の中は海を感じさせるインテリアでおしゃれに整えられているといった、それなりにお金を持っている方が保有している海ライフを楽しむための道具です。3,4名でシェアしている方もいますね。

仕事を片付けたあと深夜に海に向かう。まだ空は暗いのでサーフハウスで仮眠をとり、朝日とともに波チェック、そしてサーフィンをする。海から上がった後は、備え付けの外シャワーを浴び、リビングで朝ビールを楽しみウトウト。昼寝の後、サンセットサーフィンを楽しみ夜は気の合う仲間と海の話を肴にお酒を楽しむ。海で英気を養いまた都会へ。

都会サーファーなら誰しもが憧れるサーフィンライフですw

2.ITSAサーフハウスは、一般的なサーフハウスと何が違うの?

①料金
料金は圧倒的な差でITSAサーフハウスの勝ち。安価にできる戦略があり、別の記事で紹介します。
 ► ITSAサーフハウス:5,000円/月
  VS
 ► 一般的なサーフハウス:33,750円/月 ※1

※1:一般的なサーフハウスの内訳
 家賃 100,000円、水道光熱費 30,000円、wifi 5,000円を4名でシェア。
 (135,000円 ÷ 4名 = 33,750円)

②多人数シェア
人数は大差でITSAサーフハウスの負けですね。人数が多い分、運営者を立て秩序を保ちます。
 ► ITSAサーフハウス:15名
  VS
 ► 一般的なサーフハウス:4名

③運営者の存在
ITSAサーフハウスは管理・運営者がいます。仲間内で運営すると、いろんないざこざが生まれます。
 ► ITSAサーフハウス:存在する。ITSAが管理・運営を行います。
  VS
 ► 一般的なサーフハウス:存在しない。仲間内で運営します。

3.都会サーファーにあったサービスを考えた

一般的なサーフハウスは高額ですよね。そもそも、サーフハウスはサーフィンのときに使うので毎日使うわけではありせん。週に一回、多くても二回。またその日、目の前のポイントの波が良いとは限りません。とくにショートボーダーはボードを車に積めるので、ロングボードのようにサーフハウスに置いておく必要はありません。そう考えると設備的にも金銭的にもオーバースペックなんですよね。
一方、利用者の一番多そうな「駐車場&シャワー(サーフショップのやつも含む)」は、若いときはいいですが、年を重ねるともうちょっと快適性が欲しいんです。
ちょうどこの中間のサービスがないと思い、ITSAサーフハウス構築プロジェクトを始動しました。(コロナで中断中 ><)毎月5,000円とあって、都会で安定的にお金を稼いでいる層をターゲットにしています。

都内近郊に住んでいる都会サーファーが望むサーフィンライフは何か?ユーザ視点で考えたサービスです。

4.サーフハウスの裏側、運営費用を赤裸々に告白!

ITSAサーフハウスの運営費用(見積もり)を紹介します。

・光熱費、水道代:30,000円
 →ちょっと高いように思いませんか?自宅のように毎日台所を使うわけではないですが、恐らく外の温水シャワーや冷暖房が大半を占めると思います。
・清掃費:5,000円
 →これは確保しておいたほうがいいです。風呂場、トイレ、台所などの水まわりは誰が掃除するか、なかなか折り合いをつけるのが難しいところです。なので外部のサービスを使って月に1, 2回掃除するのがいいかなと思います。
・Wifi:5,000円
 →仕事もできるようにwifiを配備します。
・家賃:相場は100,000円
 →相場は100,000円程度ですが、ITSAサーフハウスでは無料となります。なぜそんなことが出来るのかは別の記事で書きますね。

5.まとめ

一般的なサーフハウスとはどんなものか?またITSAサーフハウスを紹介しました。

ターゲットを絞り、フィットするサービスを提供するっていう視点が、今のサーフィン業界には少ないように感じています。

他のスポーツと違って、本当のサーフィンってこうだよねっていう領域がある。例えば、「ロングボードってノーリーシュがスタイルでしょ」とか「海の中での力関係」など独特の慣習があって、これも含めてサーフィンの魅力というところが、ただのお金儲けだけでは語れない理由なのかもしれませんね。
一方、オリンピック競技になったが故に求められる、誰にでも分かりやすい公平で一般的なルール。いろんな考えが渦巻いています・・・

ITSAがどのレイヤーをターゲットにして、どんな戦略なのか他の記事で書いてみようと思います。

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