製造業のお客様と、『A-Eyeカメラ』で機械の稼働を監視してみた Vol.2 目標と実際のデータを比べよう
ご覧いただきありがとうございます。
株式会社テクノア広報・企画担当鈴木と申します。
note連載特別企画 テクノアとお客様のIoT導入体験記
「製造業のお客様と、『A-Eyeカメラ』で機械の稼働を監視してみた」
Vol.2 は、「目標と実際のデータを比べよう」です。
前回までの内容は、マガジンからチェックしていただけます♪
製造業のIoTソリューション導入にご興味ある方におすすめの内容です!
1.『A-Eyeカメラ(エーアイカメラ)』とは?
『A-Eyeカメラ』は、AIによる画像認識を利用した
工場の「見える化」を推進するシステムです。
詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
「製造業向けIoTソリューション 『A-Eyeカメラ(エーアイカメラ)』とは?」
2.前回までのあらすじ
コクネ製作株式会社様(以下、コクネ製作様)で、
テクノアのIoTソリューション『A-Eyeカメラ』を導入。
設置は完了したので、取得したデータを確認します!
前回、既存の生産管理システム『TECHS-BK(テックスビーケー)』で
取得していたデータを元に、目標 75.8%を設定しましたが…果たして?
3.なぜ目標を設定するの?
さて、前回目標を設定しましたが、なぜ設定しなくてはならないのか?
疑問を持った方もいらっしゃるかと思います。
まずは、目標設定の目的からお伝えします。
目的として、3つの理由が考えられます。
①目標と現状のギャップを認識し、課題を見つける
②改善対象を絞り込む
③改善の優先順位をつける
目標(=ゴール)を決めることで、やるべき事だけでなく、
今はやらなくてもいい事もわかります。
小さな目標でも、1つずつきちんと達成することが、
やがて大きな改善につながります。
設定した目標値からの差が大きい日に絞って、
分析を行っていきます。
※目標値と差がある日が多いならば、
設定した目標が適切でないということになりますので、
目標値の見直しを行いましょう!
4.製造現場の人と、目標と実際のデータを見てみよう!
具体的にデータが見えてきたら、製造現場との共有を検討します。
製造現場の担当者様(以下、現場担当者)が
「『A-Eyeカメラ』で役に立つデータを収集している」
と感じることで、意識も高まり、改善活動の加速が期待できます。
目標値が設定されているので、
計画に対する評価が行えるようになり、
現場担当者との議論も行いやすくなります。
『A-Eyeカメラ』にも議論の結果が残せるよう、
コメントを書き込める機能があります。
見えてきたデータを確認すると、
稼働率が低い時間帯があったり
日別の目標に対して達成できた日と、そうでない日がありますね。
目標に対して、達成=良い!未達=悪い!!と判断するのではなく
「なぜキャップが生じたか?」に重点を置いて
議論をすることが大切ですね。
では、この結果を受けて、次は何を行うのか…?
次回に続きます!ご期待くださいませ♪
■ 今回紹介した製品はこちら!
・まるごとIoTシリーズ『A-Eyeカメラ(エーアイカメラ)』