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わたしの心に響いた言葉たち#69 北京オリンピック2022羽生結弦選手記者会見⑤


2022/2/14 北京オリンピック2022フィギュアスケート羽生結弦選手の演技後記者会見

記者会見の様子は長編なので何回かに分けてお届けしています。今回4回目となります。

私がなぜ記者会見やインタビューをまるごと記事にしているかというと、
ニュースや新聞などはインパクトのある一部の言葉がピックアップされて、本当の意味が伝わりにくい事があるからです。

それは誤解を生み出したり、偏見を持たれたりすることもあるので、ありのままの言葉たちを汲み取って欲しいという気持ちから始めました。

今日で記者会見のまとめ最後になります。
お付き合いいただきありがとうございました。
そして、お楽しみください。


Q:中国のファンに何か一言お願いします。
また、北京オリンピックが最後のオリンピックですか?

A:ありがとうございます。
日本語で答えさせていただきます。

このオリンピックが最後かって聞かれたら、ちょっとわかんないです笑 

やっぱりオリンピックやってみて、やっぱオリンピックって特別だなって思いましたし、

何より、なんか…、怪我して、怪我してでも立ち上がって挑戦するべきという舞台というのって、フィギュアスケーターにとしては、そんなところ他にはないので。

すごく幸せな気持ちにやっていたので、また滑ってみたいなぁって気持ちはもちろんあります。

あとは、そうですね。そうやって2万件のメッセージをいただいたりとか、手紙をいただいたりとか。また、ボランティアさんも今回快く歓迎してくださったりとか。

もちろん、中国のファンの方々も含めて、すごく歓迎してくれているのをすごく感じていて。
そういう中で演技するのって本当に幸せだなって思いながら今回滑りました。

なんか…うん。本当にそんなスケーター、そんな簡単にいないよなって思いますし。
うん。羽生結弦で良かったなって思いました。

Q:(すいません。海外メディアの質問が英語だったのでわかりませんでした)

A:そうだなぁ。ゴール…。
4回転半降りたいなって気持ちは勿論少なからずあって。それと共に自分のプログラムを完成させたいなって気持ちはあります。

ただ、先ほども言ったように、なんか自分のアクセル完成しちゃったんじゃないかなって思ってる自分もいるので、

なんかこれから、これから先フィギュアスケートをやっていくとして、どういう演技を目指したいかとか、どういう風に皆さんにみていただきたいだとか、色んな事を今考えています。

まだ次のオリンピックとかどこでやるのかなとか、まだ自分の中でも把握できてない自分がいますし、正直、正直混乱しているんですけど  笑
これからも羽生結弦として、羽生結弦が大好きなフィギュアスケートを大切にしながら極めて行けたらいいなと思ってます。


Q:オリンピック前に羽生結弦選手は2連覇を持っていて、無くす、それを失うのは怖いと仰っていました。

ただ、今日ですね、ちょうど8年前ソチで金メダル獲られて、8年ずっと五輪王者を背負い続けてきたと思うんですけど、それが無くなった今率直にどんな感情が湧いているのか教えてください。

A:  笑…。そうですね。はぁ…。

これは泣かせに来るやつですかね  笑

いや、でもとても重かったし、とても重かったからこそ自分が目指しているフィギュアスケートというものと自分が求めている4Aというものを常に探求できたなって思ってます。

きっとオリンピックで優勝、ソチオリンピックで優勝していなかったら、やっぱ報道の数も違ったと思いますし、そこで羽生結弦っていうスケーターがいるんだって、パリの散歩道だとかロミオとジュリエットとか、そういう演技を見ていただいて、こんなスケーターいるんだって注目していただけるキッカケにもなったし。

それから応援してくださる方がたくさん居たと思います。そして、平昌オリンピックでseimeiとバラードをやって、それでまた羽生って上手いじゃんとか羽生選手これからも応援したいなとかそうやって思ってくれる方もたくさんいらっしゃって、だからこそ今があるんだと思ってます。

だから、勿論3連覇っていうことは消えてしまったし、その重圧からは解放されたかも知れないんですけど、でもソチオリンピック終わった時言っていた事と同じで、

僕はやっぱりオリンピック王者だし、2連覇した人間だし、それは誇りを持ってこれからも2連覇したフィギュアスケート、2連覇した人間として胸を張って、後ろ指刺されないように自分自身が、明日の自分が今日見た時に胸を張って居られるようにこれからも過ごしていきたいなと思っています。

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