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478.書くnote㊺「どうしたら私のnoteを読んでくれるの?」【中編】


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「どうしたら私のnoteを読んでくれるの?」


ここで、ペーパーブックのお話をします。
noteの世界はなかなか読まれなくて、という人たちもいますが、出版されているペーパーブックの本たちはどうなのでしょう?出版の場合は、「読まれている」というデータはほとんどが「販売冊数」で決めています。しかし、
 
3,000全部売れれば、3,000人の読者。
10,000冊売れれば、10,000人の読者、1,000,000部売れたら1,000,000人の読者?なのでしょうか?
 
おそらく立ち読みの人もいるでしょう?
開いて目次を見てやめる人もいるでしょう?
表紙のデザインが気に入らなくて買わない人もいるでしょう?
 
買っても本棚に置きっぱなしの人もいるでしょう?
途中まで読んで疲れてやめてしまう人もいるでしょう?
 
自分では一度も読まないで人に差し上げる人もいるかもしれません。
このように、販売冊数が本当の読者なのでしょうか?
テレビの視聴率などもそうです。
テレビを流していれば必ず見ているとは限りません。
私などは家が静かすぎるとき、テレビはバックミュージックと化し、ながらとなります。
また、録画をしてから早送りで結論を知る場合もあります。
 
こうなると、正確な読者、視聴者データなど知ることは不可能に思えてしまうのは私だけの偏見なのでしょうか?
 
それと同じで、noteの「PV」も「スキ」も「コメント数」「フォロワー数」も正確ではないですよね。「PV」はホームページもブログもnoteもあてにならないし、信用できないという人もいます。
そうなると、「信じるか?」「信じないか?」「信じもしない、信じない?」という人もいて当然かもしれません。
 
しかし、何も信じることができなくとも、目安、検討材料にはなる気がしているのです。
(他には知る方法が少なすぎるからです)
 
現在のnoteは、noteに登録していなくても検索して開いて覗いたり、読むことができます。そうですね、無料の立ち読みの世界かもしれません。
登録していなければ「スキ」も「コメント」もできませんし、ただ読むだけの人ならば別に登録する必要もありません。
自分が良いと思ったものだけ立ち読みすればいいのですから。
 
こうなると、まるで実数がわかりません。
ただ、見られるだけでもPVのカウント数には貢献しているという人がいます。
厳密にいえば、費用がかかるのでできませんが、ドコモなのか?AUなのか?ソフトバンクからのスマホから読んでいるのか、それともパソコンから読まれているのかがわかるそうです。
 
また、そのnoteを見た人の滞在時間が1秒なのか?1分なのか?5分なのか?10分なのか?までわかると言います。しかし、10分間みてくれたからちゃんと読んでくれたという保証はありません。
 
しかし、私たちはそこまでの労力と時間をかけて自分の読者をモニターしたところで意味はない気がします。
また、わかったとしてもそれでは楽しめなくなりますよね。
そんなものは専門家さんたちが考えればいいことで、私たちクリエイターはそこまで追求する必要がない気がします。
 
では、どうしたらいいのでしょうね?
 
私たちクリエイターは、確かに見てくれる人、読んでくれる読者さんはありがたいものです。「スキ」の数が多ければ涙が出るくらいうれしいものです。もちろん、お金なんて有料記事でない限りお金にはなりません。
 
でも、この嬉しさ、感動、喜びはお金だけでないことをみんな知っているはずです。
お金だけでは、この楽しさと喜びをいただくのは不可能に思えてしまいます。
 
ある時期、「スキ」をお金で買っている人がいると聞きましたが、なんとつまらない、楽しくない、喜びのない話なのでしょう?
そんな「スキ」が200、300、500あったからと言って嬉しいのでしょうか?
 
そんなことよりも、少なくとも「気持ちのある『スキ』」の方が何倍もうれしい気がします。
 
「どうしたら私のnoteを読んでくれるの?」ではなくて、
「どうしたら私のnoteを楽しんでつくれるの?」が大切な気がします。
 
 
次回金曜日は「noteは好きな人だけに届けばいい」【後編】をお届けいたします。
 
 


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※さて、今回からは皆さまに感謝を込めて、過去作品ですが。「noteと著作権・noteの著作権」として、毎回、お役に立ちますよう5作品ずつご紹介いたします。もうすぐ600作品超えてしまうとバックナンバーから消えてしまいますので、(自分の「記事」には残ります)消える前に5作品ずつ掲載することにしました。その後は過去記事のバックナンバーマガジンを作成して保存します。それまでお時間がありましたら「著作権の基本編」をお読みください。みなさまのお役に立てば幸いです。


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ラインスタンプ新作登場~


「noteと言う世界」第2章「書くnoteの世界」シリーズを少しずつ始めましたのでどうかお読みください。
また、日々、拘束されている仕事のため、また出張も多く、せっかくいただいているコメントのご返事。お問い合わせメール、お手紙等のお返事がかなり遅れています。しかし、必ず読ませていただいて、翌週には必ずご返事させていただいていますのでどうかお許しください。

では、また(月)(水)(金)にお会いいたしましょう。
いつも読んでいただいて心から感謝申し上げます。


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※本内容は、シリーズ「noteの世界」というテーマで著作権等を交えて解説、感想及びnoteの素晴らしさをお伝えしていく予定です。
私たちの著作権協会は市民を中心としたボランティア団体です。主な活動は出版と講演会活動を中心として全国の都道府県、市町村の「著作権・肖像権・SNS等を中心」にお伝えし続けています。皆様から頂いた問題点や質問事項そのものが全国で困っている問題でもあり、現場の声、現場の問題点をテーマに取り上げて活動しています。
それらのテーマの一部がこのnoteにしているものです。ぜひ、楽しみながらお読みください。
noteの世界は優れたアーティストの世界です。創作した人たちにはわからないかも知れませんが、それを読む人、見る人、聴く人たちがリアルに反応してくれる場所です。もし、本格的なプロの方々が参入してもこの凄さには勝てないかもしれません。プロもマネのできないnoteの世界。これからも楽しみにして皆様のnoteを読み続けています。

私たち著作権協会では専門的なことはその方々にお任せして、さらに大切な思いをお伝えします。
本内容は、全国の都道府県、市町村、学校、NPО団体、中小企業、noteの皆様、クリエイター、個人の方々を対象としているものです。また、全国の職員研修での講演先のみなさまにもおすすめしています。
                    特定非営利活動法人著作権協会


「クリエイター著作権全般」特定非営利活動法人著作権協会(NCA)

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