「みんな人間」ってこと、忘れてませんか？

皆さん、突然ですが、
周りにいる人がみんな人間だということを忘れてないでしょうか？

私も人間ですし、超有名人のあの人も、テレビに出ているあの人も、Youtubeでみているその人も人間です。

あまりにも常識すぎて相手が人間だと忘れてしまっていること、私は結構あります。

想像してみてください。SNSで眺めているそのタイムラインの一つ一つ、満員電車で隣に立っている人、聞いている音楽を歌っている人、全てが人間なんです。それってちょっと怖くなりませんか？

みんなそれぞれ意思を持って行動しています。
どれだけ偉そうにしていても、どれだけお金を持っていても、どれだけ有名でも、その人は意思を持って行動していて、殴られたら痛いし、褒められたら嬉しいことは変わらないのです。

これを、自分の身近なことに落とし込んで考えてみます。

あなたの勤務先ではどうでしょうか？
上司は人間です。あなたはその上司の部下になります。

上司はあなたに何を求めているでしょうか？
上司はどんな気持ちで仕事をしているのでしょうか？

何かに挑戦したいけど、言う勇気がない。とか、
別の仕事をしたいけど、上司がこれをやれというからこれをやるんだ。とか、

上司が気にしていると思いますか？
あなたが何かに挑戦したいと言ったら、上司はどう考えますか？

積極的に提案してきたことに対して、驚きや嬉しさの感情を持つでしょう。あなたの挑戦の内容を聞いたあとであれば、挑戦させることで、何が変わって自分にはどんな影響があるのか。成功した時のメリット、失敗したときのリスクはどうだろうと考えるでしょう。その結果、自分の立場を踏まえて、提案にメリットがあればやってみろと言うし、リスクが大きすぎると考えたなら、無理だと言うはずです。

何を伝えたいかと言うと、周りはあなたが思っている程あなたに興味がないということです。そして、あなたがどうなろうと周りは関心がないということを知るべきです。

あなたが今後自分のキャリアを思い通りにしたり、仕事で良い評価をもらうための近道は、周りがあなたに興味がないということを知り、自分は周りに興味がないということを知ることです。理解することで、挑戦に対しての不安や、人前に立つことへの緊張、他人に対しの嫉妬など、あなたの成長を阻害する要因は圧倒的に減るでしょう。

私たちは無数に存在する意思の中で生きており、社会を形成する上で、周りからの興味、評価、実績を数値化したものがお金です。それが資本主義の社会です。決して感情ではありません。人間の感情は移り変わり、記憶は薄れ、時間と共に消えて無くなります。不確定な感情ベースでの信頼を得るために自分を犠牲することはナンセンスでしかありません。

しっかりと自分を見つめ直し、周りの人を人間と認識し、周りはあなたに興味がないということを知り、相手へ利益を生み出せるという実績ベースの信頼を持って本当に対等な人間関係を築いていきましょう。そして自分がなりたい自分に、本当の価値を人に提供できる人間になれるよう、目先の不確定な風景に囚われず、地に足をしっかりつけて社会を渡り歩いて成功をつかんでやりましょう。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

普段はWebエンジニアのキャリアや考え方についての記事を書いています。
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