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女性エンジニア現場日記

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#ジェンダー差別

女性エンジニア現場日記-面談編③-

女性エンジニア現場日記-面談編③-

本編は、面談の募集要項と実際に面談先で聞いた業務内容が極端に異なっていたお話を書こうと思います。
お探し頂いたエージェントさんには非常に申し訳ないのですが、本当に行ってムダ足だっと思える面談も数件あたりました。ある意味行かないと内容を話せない等、企業様側も守秘義務等があるかもしれないので、とりあえずお話を伺いにと向かいます。自分が経験したのは今思いついただけで下記の3例の面談でした。

【面談1】

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女性エンジニア現場日記-コロナ編③-

女性エンジニア現場日記-コロナ編③-

リモート勤務、ITエンジニア系であれば今も続いている方もいらっしゃると思います。その業務中の困りごと、きっとnoteなどではすでに話題ブームも去っているとは思いますが、敢えてこのタイミングで書いてみます。

設計業務でも、仕様書の最終確認時や、特にコードをずっと書いていると手を動かしてキーボードを打つより考える事にも時間を多く使う事があります。ですが、プログラマ同士の同業者以外はほとんどの人がその

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女性エンジニア現場日記-参画1か月編②-

女性エンジニア現場日記-参画1か月編②-

コロナは確かに怖いですが
セクハラ、パワハラもメンタルつぶされて怖いものの一つです。
本編の内容は、若干闇っぽいので読みたくない方はこの辺りで閉じる事をお勧めします。それでも大丈夫な方はそのまま進んでください。

昭和のセクハラパターンは飲み会や時間外に実行される例が
先輩から聞いて多かったように思いますが、
平成後半~令和にかけては定時内に実行されるようです。

ある、管理職さんにロックオンされ

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女性エンジニア現場日記-コロナ編①-

女性エンジニア現場日記-コロナ編①-

コロナ対策としてリモート勤務の企業さんがあたりまえに増えました。
勿論、私達ものづくりの職業はネットワーク関連の環境等を揃えるだけでリモート勤務が可能です。しかしながら、リモート勤務に対してすんなり納得が行かなかったのがリーダーより上の職位の管理職の方々でした。
(これらの話は春~夏にかけてニュースのコラムなどに取り上げた方が多かったので、みなさんも目にしていらっしゃると思います)

・あるコロナ

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女性エンジニア現場日記-参画1か月編④-

女性エンジニア現場日記-参画1か月編④-

女性エンジニアの立場として、の記事を前編でいくつか書いてきた。だが、今回は前編と対象者が変わって、参画チームに配属された女性の一次請け企業の女性社員さんの話になります。

女性エンジニア自体の母数が少ないのですが、まれに女性エンジニアと遭遇する事もあります。同じ立場で二次請け同士で入った同士だと何年目で何系やってきたんだーなど話をする事もあるが、一次請けに女性社員がいらっしゃる場合殆どキツイ扱いを

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女性エンジニア現場日記-参画3か月編①-

女性エンジニア現場日記-参画3か月編①-

フロントエンド側だけの製造で3か月経過しているのにいまだに絶賛製造中というある大規模プロダクトのはなしです。しかもその時点でも単体テストさえも進んでいません。第一フェーズはビルドしてサーバ側にデプロイテストして普通に表示されていればよいとの事で、担当部画面の表示されたスクショと実コードを納品するだけでお客様からOKと言われて最終的にはその状態の納品で終わりました。サーバ担当さんは実はもっと他に外部

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女性エンジニア現場日記-参画1か月編③-

女性エンジニア現場日記-参画1か月編③-

女性エンジニア現場日記-参画1か月編-②-に内容が若干かぶります。
今回は前編と対象者が変わって同じチーム内のメンバーの話になります。

【私を利用して得をした上位会社のメンバー】
・画面数が多いプロダクトなので、残業しないと進捗が進まない現場でのこと。でも、水曜が定時退社日となっている。なぜか定時後上位会社のエンジニアに居残り指示されたので急ぎの仕事かなと思い席へ行くと、「この問題を問いて」と一

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女性エンジニア現場日記-参画初日編⑤-

女性エンジニア現場日記-参画初日編⑤-

実質的な業務とばかり向き合っていると、徐々に視野が狭くなり何が正しくて何が間違っているのか、広い視野でものごとを見れなくなる時があります。日々知らない事に突き当たり自分の学習不足にイライラを感じます。不足分を補う努力は継続しています。フロントエンジニア側の環境は変化が早いようなので。

ひとつのプロダクトに新規参画すると毎回困った事が生ずる。
初日にコードをざーっと見るとプロジェクトフォルダ内に『

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女性エンジニア現場日記-コロナ編②-

女性エンジニア現場日記-コロナ編②-

-コロナ編①- -参画1か月編-⑤ などでもコロナ期前に現場で体験した事が現在のコロナ後以降状況が変化している事に少し触れました。
コロナが拡大する最初の頃いち早く全社員をリモート勤務に出来た企業は渋谷のあるIT企業だそうです。日頃からプログラマは一人称で担当部を作成し、Git上で運用すれば全く不都合はありません。実際自分も不自由なかったです。。。というか個人的には生産効率がものすごく上がりました

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女性エンジニア現場日記-参画初日編⑥-

女性エンジニア現場日記-参画初日編⑥-

参画初日編もすでに⑤パターン紹介しました。ちょっとした事じゃん、と思える様な事もあるかもしれません。でもちょっとを沢山積み重ねてくると、ダメージが大きくなり士気が失われて行くのです。もしかして少しでも本来の業務以外で理解が進めばやる気のあるエンジニアは伸びるのではないかと思いで日々書いています。特に向上心のある素晴らしい方には今後どんどん造る方でも活躍して頂きたい。同じチームで参画したなら同じ距離

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女性エンジニア現場日記-参画1か月編①-

女性エンジニア現場日記-参画1か月編①-

・とある大プロダクトに参画した際。まあ、大人数なので年齢層が幅広い訳です。一次請けは誰もが知るSIerさんです。
なぜか定年間近に見えるSEさんが、自分がリーダーと紹介され、なんでも聞いてください。と初日に説明して頂きました(その方は二次請け)。その後「開発はわからないけど」というのです。(え”~~~~~~、開発解からないのに私達の島の席で何するんですかぁ~)と心で叫びました。また。コードの内容で

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女性エンジニア現場日記-参画初日編④-

女性エンジニア現場日記-参画初日編④-

-女性エンジニア現場日記-参画初日編①-編で書いた内容に類似しているが、細かいジェンダー差別のようなものをふと思い出したので、もしかしたら経験ある女性エンジニアの方が居るかも知れないと思って書いてみました。

・「女性エンジニアの席の後ろに張り付き」という現象。
私は本当によく張り付かれます。背後霊いるのかと思う位よく張り付かれます。少人数のフロントエンドエンジニアで構成された小グループではその現

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