マガジンのカバー画像

舞台マガジン 記事まとめ

3,759
「演劇」「ミュージカル・オペラ」「ダンス・バレエ」「落語・講談」「歌舞伎」「伝統芸能」の記事をまとめています。舞台メディアはこちら▼ https://note.com/topic…
運営しているクリエイター

#舞台

【イギリス】 〜2回目のロンドン編〜 「ホームズと演劇」

遡ること3ヶ月前、2回目のロンドンに行ってきた。今回は1泊2日! 今更感あるけどものすごい情報量だったから残しておきたくて! 7月のロンドン 5月にイギリスに到着してから2ヶ月、ロンドンを満喫するには1回じゃ全然足りなかったので2回目行ってきた! リバプール発の始発の電車に乗ったのでロンドンに到着したのは朝8時。 流石に早朝すぎたのでまずはカフェに行ってのんびり過ごした。 やっぱり大都市のロンドンはご飯屋さんやカフェの種類が豊富なのでご飯系はかなり楽しみにしてた。

ミュージカルの稽古ピアノのはなし【後編】:ゲスト 宇賀村直佳さん

 ミュージカルに関わる方々に、これまでの歩みや仕事について伺う企画『Into the Musical』。Vol.1は稽古ピアニストの宇賀村直佳さんです。  ミュージカルや音楽劇などの稽古でピアノを演奏し、オーケストラやバンドの役割も担いつつ、主に音楽面で作品づくりを支える稽古ピアニスト。  今回は、宇賀村さんの稽古ピアニストとしてのこだわりや、稽古ピアノを目指す方へのメッセージをお届けします。 【前の記事へ】 ・1-3 ミュージカルの稽古ピアノのはなし(前編) ・1-2

日米合作ブロードウェイミュージカル『RENT』感想

日米合作 ブロードウェイミュージカル 「RENT」を観てきました! 「RENT(読み:レント)」は、1996年に米ブロードウェイで始まった、 ニューヨークで暮らす 様々な境遇の若者たちを描いたミュージカルです。 「No Day But Today(今日という日は今日しかない)」というキーフレーズや 一番有名と思われる曲「Seasons of Love」など、一部だけ・この曲だけなら知ってる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 私自身、この作品を知ったのが昨年(2

きみーの名は 藤原義江

今書いているものの資料で購入した『藤原義江』の本。 残念がら、期待した資料は掲載されていなかったが……。 藤原義江、と、言われても、誰?という人が多いだろうが、まぁ、大正時代〜昭和時代の大人気だったオペラ歌手だ。 1976年に77歳で亡くなっている。 父親がスコットランド人で、母親が日本人の芸者で、庶子である。 幼い頃に、父親に会いに行くように母から汽車の切符を渡されて、貿易商をしている父の仕事場に行き、そこで握手をしたあと、「サヨナラ」と言われて帰った日、その時の衝撃が

【初ファミミュ🙌】劇団四季『ふたりのロッテ』 感想

劇団四季のファミリーミュージカル 「ふたりのロッテ」を観てきました~ 人生初のファミミュ~! 自由劇場デビューでした🙌㊗🎉 つい3ヶ月ほど前から劇団四季の虜になり、先月までは横浜公演の「オペラ座の怪人」に鬼通いしていた私ですが、 それをきっかけに以前から好きだった舞台観劇がさらに好きになり、俳優さんや劇団四季さん自体に興味を持ち始めました。 横浜に通っている時から「オペラ座が終わったら、他の作品もひとつずつ観に行こう!」と思っていて、 ついに先月、オペラ座千秋楽を見送った後

夏のロンドン旅|海外で初ミュージカル

こんにちは!バルセロナ在住、月に一度海外旅行に行っている者です。 2024年8月はロンドンに行ってきました。 今回の旅の主役はミュージカル!!話題になっていた舞台千と千尋の神隠しを生で見たくてロンドンまで来てしまいました。大好きなウィキッドも英語で初めて鑑賞してきました。 イギリス版ウィキッド イギリス滞在2日目、アポロ・ヴィクトリア劇場にウィキッドを観に行きました。子供の頃地元の静岡で劇団四季のウィキッドを見て虜になり、上京してから何回も観に行っている大好きな作品。

劇団四季と私

最近は朝から晩まで、劇団四季さんのことを考えている私です。 小さい頃から漠然と"華やかなもの"が好きで、 色で例えるならビビッドカラーや様々な色を使ったカラフルなもの、淡い色よりも発光するような色 など、幼少期からとにかく派手で"キラキラ"したものに惹かれた記憶があります。 それと同時に"ファンタジー"なものも好きで、 魔法や非現実的なものを「かっこいい!」と思うような子供で、そういった好みを現在まで持ち続けてきました。 さらに幼い頃から、家族の影響で 海外のアニメやミュ

月夜と祭のこと(徳山の盆踊)

山奥。大井川と大井川鉄道沿いに山あいの道をひたすら進んでいく。小さな集落をいくつも通り過ぎる。川根本町の徳山まで来た。 徳山浅間神社の社殿を守っているのは狛犬ではなく、鹿の被り物をした人の像。珍しい守り神としてネズミ、キツネ、ウサギ、オオカミなどは聞いたことがあるが、仮装した人間の胸像はとりわけ珍しいと思う。被り物の鹿がポップでシュールだ。 8月15日、川根本町徳山で行われた「徳山の盆踊」を見に行った。「徳山の盆踊」は1987年に国の重要無形民俗文化財に、2022年にはユ

野寄聖統⭐︎特攻隊ミュージカル

特攻隊をテーマにしたミュージカル。 「流れる雲よ」 めちゃくちゃ良かったです。 靖國神社も何度も参拝しましたし、特攻隊や戦争の映画も沢山、鑑賞してきました。 今回この生の舞台を観劇して、特攻隊で散華していった若者達の笑顔の意味が少し分かった気がしました。 なんかもう、号泣というより、ずっーとダラダラ泣いてました。 実は、2022年5月漫画化される時のクラウドファンディングで支援してました。 ↓ このプロジェクトで実現したいこと この作品「流れる雲よ」は、戦争の物語ですが、伝

篝の舞楽~夜の四天王寺にて

4日(日)、四天王寺の「篝の舞楽」を鑑賞してきました。 相変わらずの酷暑で良く晴れていたのですが、午後からの天候は不安定になり夕方は激しい雷雨の予報が出ていたため、19時開演の伽藍内での開催が危ぶまれ、心中はやきもきしながら向かいました。 ー私たちの「晴れ女」の威力もここまでかー 昨晩から天気予報を気にしながら、さすがに今回は覚悟してはいましたが、結局のところ、私たちのパワーは健在で雨は降らなかったのです。 それにもかかわらず、五智光院での上演となったのは、四天王寺側

勝手に「芸術鑑賞ガイド」ーはじめにー

★本シリーズで紹介していくこと☆音楽リサイタルに縛られない芸術鑑賞のススメ 音楽リサイタルは、音楽という時間芸術を堪能する時間です。 正直、曲目によっては敬遠しがちですし、舞台装置などが無いことがほとんどなので、見た目の派手さはありません。 私は時間芸術が大好きですし、ニッチなプログラムを狙って聴きにいったりしていますのが、お子様やクラシック音楽に飛び込んでみよう!という方には向いていないものも多いです。 ですから、芸術鑑賞は音楽リサイタルでなくても良いと思います。

【残り3週】劇団四季「オペラ座の怪人」感想

劇団四季「オペラ座の怪人」を観に行ってきました〜 今期7回目です。さぁ、2桁台が見えてきた.…笑 横浜公演の千秋楽が8月11日ということで、残り3週となりました... この事実だけで泣いちゃいそう、私………😭(←すでに泣いている) こんなにひとつの演目にどハマりして短期間にたくさん通うのなんて、今まで一度もなくて、、、同じものを2回以上見ること自体 贅沢だ、時間とお金がもったいない、なんて思うような自分だったのに... このオペラ座通いによって、自分の中の何かが変わりつつあ

ありがとう岩城さん【オペラ座の怪人 観劇記録】

劇団四季「オペラ座の怪人」を観てきました。 今期8回目です。そして、千秋楽まで あと2週となりました、、、 つらい😭 いま泣いています、本当に終わってしまうのがつらくて、、、 6月中旬からほぼ週1のペースで見続けてきたオペラ座。 元々大好きだった気持ちが、もっと大好きになって、ずっと見ていたい、いつまでも見ていたい という思いがどんどん大きくなる中での残り2週という事実。 悲しくて寂しくて、でもどうしようもないから、ただただ1人で涙を流しています、笑 きっと同じ気持ちの方も

思い出が行ったり来たり。 ~ ミュージカル『ラフヘスト~残されたもの』 ~

この方が出ている舞台は観たいわぁと思っている中のお一人、その昔(アイドル時代)に土佐犬と勝負をしていたソニンさん。 ソニンさん出演で韓国が舞台のミュージカルであることもあり、訳詞にも挑まれたと聞きチケットをポチリ。 東京芸術劇場シアターイーストへ出掛けました。 グッズ付きのチケットを取っていたため、入場後にグッズを受け取りました。 ここからネタバレを含む感想となります。 観劇予定の方は後日お読み頂けましたら幸い♪ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1