マガジンのカバー画像

UXライティング知見まとめ

35
UXライティングの知見をまとめていくマガジンです。 noteではプロダクトデザイナーを募集しています→https://open.talentio.com/r/1/c/note/p… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

UXライターがAIと一緒にUXライティングやってみた

生成AIの発展により真っ先に淘汰されるというウワサのUXライターという仕事をしているものです、こんにちは。 遅かれ早かれ淘汰されるであろうとは思いつつも、自分が発揮するバリューにそれなりの自信もあるので、奪えるもんなら奪ってみろや!というスタンスで生成AIとは少し距離をとっていました。 なのですが。 先日「AI4D Gathering デザインプロセス大解剖 -実務での生成AI×デザインが丸わかり-」というイベントに参加したところ、ほとんどの登壇者の方がUXライティング

UXライティング - デザイナーこそが押さえておきたいマイクロコピーとは

NTTレゾナントテクノロジーUI/UXデザイナーの笛田です。WebサイトやモバイルアプリのUI/UXデザインを担当しています。 今回はUXライティングについて、特にデザイナーが押さえておきたいマイクロコピーについて例※とあわせて紹介します。 ※参考例であり、全てに当てはまる解答例ではありませんのでご注意ください。 前提知識UXライティングとは UXがプロダクトを通じてのユーザー体験全てのことを指すように、UXライティングはユーザーに最適な体験を提供するためのライティング手

BtoB SaaSに"楽しさ要素"をプラスするために、情緒的UXライティングを取り入れてみた

BtoB SaaSは機械的で、使う時の楽しさを求めてはいけないのでしょうか?業務で使用するサービスである以上、目的を最小限のコストで達成させることの優先順位が高いですが、Slackのようにちょっとした瞬間にわくわくを感じさせるサービスもあります。 サービスのターゲット層や特性によって異なりますが、BtoB SaaSだからと一纏めにせず、可能性を広げる選択肢としてライティングを工夫してみました。 サービスで実現したいことから考えるMeetingBaseという議題ベースの会議

AIとブランドを作る。UXライティングにAIを活用する方法

今回のテーマは、「どのようにブランドを守りながら、UXライティングでAIを活用しているのか。」というところです。 note社では、社内のさまざまな領域でAIを活用しています。 これらAIを活用していますが、AIで全自動で作成してはおらず人とAIが協業しながらやっています。 色々この辺り試している中で、個人的に考えているAIとうまく協力するポイントである「できることを分類しておく」ということと「ブランドを守る」の2点について今回はまとめたいと思います。 1 分類して使い

有志メンバーによるUXライティング向上。ひとつひとつの言葉で伝える「noteらしさ」への想い

下書きを保存したとき、記事がオススメされたときーー。noteでは、下記のようなポップアップが表示されます。 現在、noteではUXライティングをさらに向上させるために、社内の有志メンバーが集まって行われている活動があります。その名も「UXライティングがんばり隊」。 この記事では、UXライティングがんばり隊のメンバーであるデザイナーの北島鮎さん、ユーザーコミュニケーション担当の金子智美さん、ディレクターの平野太一さんに取材。活動が始まった背景やUXライティングを大切にする理

プロダクトライティング講座をやってみた話

こんにちは。SmartHRのプロダクト開発組織で、UXライターとして働いている aguringo です。入社以来、ユーザーがプロダクトを使って業務をスムーズにできるよう、ライティングという手段で担ってきました。 SmartHRでも4回目のアドベントカレンダーの記事です。2023年は、8月にサービスを開始した「スキル管理機能」(https://note.com/aguri/n/nb97668b5e651)をはじめとするプロダクト開発だけでなく、これまでやってきたことを体系立

SmartHRのUXライターはどんな目標を立てているのか

こんにちは、SmartHRでUXライターをしているinabaです。 UXライターはまだまだ世の中に少ない職種です。UXライターの目標設定や人事評価についての情報も世に出ているものは少なく、興味がある方がいらっしゃるのではと、記事を書いてみています。 あくまでSmartHRにおける私個人の経験であることを踏まえて見ていただけたらと思います! SmartHRは目標設定も自律駆動SmartHRには「自律駆動」というバリューが存在します。以下はコーポレートサイトより引用した説明

BtoBプロダクトをシンプルに保つ「名前をつけない」UXライティング

こんにちは、ログラスでデザインマネージャーをしている高瀬です。 この記事では、名前をつけないUXライティングのアプローチについて考察し、なぜ名前をつけない決断が必要なのかを記載していきたいと思います。 プロダクトが複雑になる問題昨今のデジタルプロダクトは時間の経過とともに成長していき、どんどん便利な機能がリリースされていきます。はじめはシンプルで使いやすかったけど気がつけば複雑になっていき「使いにくい…」となることも珍しくありません。 私が所属しているログラスは「BtoB

身の回りのやさしいUXライティング

こんにちは、デザイン戦略部のisoです。 今回は身の回りのWeb・アプリのサービスから、やさしさが感じられるUXライティングに注目し、サービスにもたらす効果をまとめてみました。 UXライティングとは、ユーザーがサービスを操作する際に、より良い体験ができるように、言葉でサポートする技術です。 見出しや本文だけでなく、ボタンやフォーム、エラーメッセージなど、ユーザーが目にするテキスト全体が対象です。 前回の記事では、UXライティングを使ったサービスの改善例について解説していま

【比べてわかる】UXライティング改善入門

こんにちは、デザイン戦略部のisoです。 今回はUXライティングを用いたサービスの改善例についてお話しします。 初めての投稿なので、少しだけ自己紹介をします。 デザイナー歴は約11年で、Newbeesには2014年に入社し今年で9年目になります。現在はおもにマッチングサービスのWeb・アプリのUIデザインを担当しています。 フルリモートで以前より自由な時間を多く持てるようになったこともあり、お気に入りの近所の川沿いの遊歩道を散歩する時間も取れるようになりました。 最近は徐

すべての人が、迷わず、SmartHRを使えるように。使いやすさを支えるUXライティングの仕事

世の中にまだまだ確立されていない「UXライター」という仕事。先駆けて、UXライターというポジションを設けているSmartHRだからこそ体現できる価値や働き方とは?クリエイティブディレクションやコピーライティングを経験して入社した、稲葉志奈さんに話を聞きました! 情報を整理し伝わる文章を書くことへの興味が、UXライティングの仕事につながった──現在、UXライティンググループではどんな仕事をしていますか? 稲葉: SmartHRのUXライティンググループには、大きく分けて3つ

言葉で体験デザインする「UXライティング」の専門家に聞く3つのポイント。900万DL突破の「ペイディ」が言葉の流通でクチコミや認知度を伸ばした方法。

ペイディのUXライターに「UXライティング」について聞きました。 「ペイディ」について教えてください。宮崎: スマホだけで今すぐ買い物ができて、支払いは後から行える「あと払いサービス」です。海外では、Buy Now Pay Later(BNPL)とも呼ばれます。 アプリのダウンロード数としては、国内900万ダウンロードに到達。会社の社員数は約200名。39カ国の国籍を持つ社員がいます。 ペイディの思想は、あと払いサービスを通じて、お客さまのやりたいことや叶えたいことなど

Yahoo!ニュースを読んだ感想は、なぜ「いいね」ではいけないのか

少し前から、Yahoo!ニュースで配信される記事にはこんな表示が出るようになりました。 記事を読んでどうだったか?という感想を選んで押せる「記事リアクションボタン」です。 みなさんはこのボタン、押したことありますか? わたしは押したことがあるのですが、実はそのときちょっと引っかかったんですよね…。 「学びがある」「わかりやすい」「新しい視点」という言葉に、です。 なぜ、「いいね」のような単純な言葉ではないんだろう。記事を読む側からすれば「いいね」のほうが押しやすいの

ユーザーに寄り添うUXライティングについて〜学習アプリ編〜

こんにちは。スタートアップテクノロジー・デザイン部の柴﨑です。 学習アプリのUXライティングはモチベーションの維持やユーザーに寄り添ったサービスにするためのさまざまな工夫がされています。 今回は、Webやアプリで学習できるサービスのUXライティングに注目し、事例を機能ごとにまとめて紹介していきます。 UXライティングとはUXライティングとは、Webやアプリ上に表示されるテキストやコピーをユーザーにとって明確かつ理解しやすいように作成する技術のことをいいます。 サービス