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どうすれば仕事を好きになれる?~やる気スイッチの見つけ方~

こんにちは。

突然ですが、皆さんは仕事って好きでしょうか?
幸いなことに私は好きだと自信を持って言えるのですが、恐らく世の中全体で見ると好きとは言えない人の方が多いのかなと感じています。

ただ、社会人になると仕事は生活の大半を占める要素になりますし、人生100年時代になると40年や50年仕事と向き合って行く人が増えて行きますので、せっかくなら少しでも前向きに仕事に取り組めるといいですよね。
そんな思いで今日はこのテーマを選んでみました。

なぜ仕事を好きになれないのか

完全な感覚値ですが、6~7割ぐらいの人が仕事が好きではない中で日々仕事に向き合っているような気がします。
ではなぜ多くの人は仕事が好きになれないのか。私は大きく3つの要因があると考えています。

1)そもそも仕事をしたくないから
私が今まで出会ったたくさんの人の中で、一定数(私が想像している以上に)このタイプの方がいました。
こういう方は自分の時間を仕事、労働に対して割くこと自体にネガティブな場合が多いので、仕事の内容、環境などが変わっても仕事を好きになる可能性は低いという印象です。

2)仕事の内容が面白くないから
3つの要因の中で最も当てはまる人が多いのがこのパターンでしょう。ではなぜ仕事の内容を面白いと感じられないのか。
それは実は極めてシンプルで、他人が決めたミッションやタスクの枠の中で仕事をさせられているからです。
世の中には、少数派ですが自分の好きなことを仕事にしている人がいますよね(アスリートや自営業の方に多いですね)。彼らは成績や売上をあげるための努力を続ける大変さと向き合う必要がありますが、自分で決めたミッションなので前向きに取り組めることが多いのかなと見ていて感じます。

3)上司や同僚とそりが合わないから
このパターンに当てはまる人もなかなかに多い印象です。(2)と3)のダブルパンチだと結構つらい。。)
これは正直人と人との相性の問題なので、自分ではコントロールできない要素が大きく、どうにも合わない人と同じ職場になったら潔く諦めるしかないと思います。
一方、人は他人全員から好かれる/嫌われるわけではなく、好かれる人が2割、嫌われる人が2割、どちらでもない人が6割というのが真理のようなので、自分に良い印象を持ってくれる人を探す努力は常々すべきでしょう。

どうすれば仕事を好きになれるのか

シンプルに言えば、この3つの要因の根本原因を特定しそれを解消すれば良いはず(実際そんなに簡単な話ではないですが)なので、各要因について検証していきましょう。

1)そもそも仕事をしたくないから
このパターンの方は仕事に限らず人生全体に対するエネルギーが低い傾向にあるので、根本的な価値観や生き方から変えて行かねばならず仕事を好きになってもらうのはかなり大変な印象です。
ただ、エネルギーが低いというのは自己防衛の一種(高いエネルギーを出しても事がうまく行かずに傷付くことを恐れている)だと個人的には思っているので、高いエネルギーを出した(≒頑張った)時の他人の反応、評価を気にせず、そんな自分を褒めてあげる(自己満足する)ことを覚えれば何事にも前向きに取り組めるようになるかなと考えています。

2)仕事の内容が面白くないから
このパターンに対する解決策は大きく2つです。
・自分でミッションを決める
・他人から与えられたミッションやタスクを楽しむ方法を見い出す

前者は言うは易く行うは難しなので、多くの人がこの方法を実行できるわけではないですが、一応頭の片隅に入れておいても良いかなと思います。
後者が特に会社員の方々には現実的な方法で、与えられたミッションやタスクをこなしつつ自分なりに楽しむ(自分を満足させる)方法を探すのです。
例えば議事録作成作業について、本来の役割は「参加者の発言内容を抜け漏れなく記載する」などですが、それはそれで全うするよう努めつつ、
・いかに早く議事録を完成させられるか毎回タイムアタックする
・MTG参加者の名前を全員分完ぺきに覚える
などの小さなミッションを自分に課すといったことです。

もちろんこれらのミッションをクリアしても他人からの評価が上がるわけはないのですが、自己満足できればそれで良いのです。
(RPGでひたすらレベル上げする感覚に近いでしょうか)
自己満足できると人は自然と前向きに取り組むようになり、それに伴って仕事のクオリティが上がり、結果として周囲の評価も上がるという循環に入りやすくなるので、まずは単純な自己満足を目指しても良いと考えています。

3)上司や同僚とそりが合わないから
このパターンの場合、そりが合う人と巡りあうまで出会いを探し続けるというのがシンプルな解ですが、会社員の場合自分で探す自由を持てない事が多いので、現実的には現状の人間関係の中で何かを改善する必要があります。

その際、どうしても人間は相手が変わることを望みがちですが、大事なのはまず自分が変わることです。自分が変わらないのに相手が変わることはほとんどありませんが、自分が変わればその変化に気付いて相手も変わってくれることはたくさんあります
そのうえで、自分が変わっても相手がどうにも変わってくれない時は潔く諦めましょう。ただ、自分が変わるという経験は自信や自己満足にも繋がり、もっと変わろうという前向きな行動に繋がりやすくなるため、結果として自分に大きなプラスをもたらしてくれることが多いです。

自己満足こそ最高のやる気スイッチ?

ここまで書いてきたことをまとめると、自己満足万能説に辿り着いてしまいますが、私は割とマジメにそう思っています。

もちろん人生で何を大事にするかは人それぞれで、お金、地位、名声などを重視したい人にとっては周囲からの評価が重要な要素になります。ただ、お金、地位、名声を何のために得たいかを突き詰めると結局それによって自分が満足を得たいからであり、お金、地位、名声などは自己満足を得るための手段だと言ってよいと思います。
要は、
・自己満足を得るために自分のやりたいことを突き詰めるか
・自己満足を得るために周囲からの評価を獲得しに行くか
というプロセスの違い
なのかなと考えています。

もちろん人は一人で生きて行けるわけではなく、どんな場面でも周囲との人間関係は発生するため、(特に会社員は)周囲と円滑な人間関係を築くことが自己満足を得るために必要であることは間違いないでしょう。
ただそれを過剰に気にする必要はなく、過度に嫌われなければ良いぐらいに気軽に捉えて良いのではないでしょうか。

それよりも、自分がいかに満足できるか(楽しめるか)を常々追求した方が前向きな日々が送れると思いますので、満足できないと感じたらどうすれば満足できるようになるかを考えて実践してみることをおススメします。

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