塩と醤油の飽くなきたたかい
永遠のライバル「塩系」「醤油系」の雑多なお話。
本日のメニュー
今日は塩ラーメン、唐揚げ、ご飯。
普段めったに頼まない塩系のラーメンを
サイドメニューの唐揚げにつられて選択しました。
塩ラーメンにしたのはメイン系のメニューセレクトが
食べたいインパクトに欠けるものばかりだったので
たまにはいいかな~という
ラフな気構えで軽く😅。
そうそう、塩系ラーメンと言えば
子供の頃に初めて食べた👇
これしかありません😙。
最初はこの塩ラーメン苦手でした。
でもいつからか塩ラーメンと言えばコレ。
不思議です。そしてもっと不思議なのは
大人になってからもずっと
塩ラーメンと言えばコレなのです。
ラーメン屋さんで塩ラーメンもたくさん食べましたが
サッポロ一番を超える塩ラーメンには
まだ出会ったことがありません。ほんとうに不思議。
自分が塩系の味覚がおかしいのでは?と思えるほど。
でも、インスタントだからという味覚は当然ありますが
サッポロ一番はやはり塩系の絶対的な秘密がある気がします。
これは絶対領域ね。たぶん味覚の絶対領域です。
塩系は単体では存在できない味覚
気づいておられる方も多いかと思いますが
塩味というのはそれ自体では存在は不可能です。
それは、食べても美味しいとは感じないという意味。
塩味は何かの素材や別の味覚があって初めて活きる。
この性質がある以上
塩ラーメンはとても難しい部類のラーメンに入ります。
だから美味しい塩ラーメンに当たる確率は低い。
逆に塩ラーメンが本当に美味しい店は
他のメニューもたいてい美味しいと言える。
塩ラーメンの美味しい店があれば
ぜひとも教えていただきたい(笑)。
単体で存在する醤油の弱点
一方で醤油は単体でも存在できます。
醤油だけを舐めたとき塩味だけでなく
かすかな香りや風味、後味が感じられます。
これらはすべて醤油に含まれているので
単体で存在できるわけです。
加えて、何かの素材や別の味覚とあわさっても
相乗効果を発揮します。
特に和風料理にあう食材などとの相性は抜群で
その香りだけで食欲をそそるものです。
ほら、お母さんが作ってくれてた晩御飯の匂いの感じ。
「今日は肉じゃがだな」と匂いからわかったとき
とてつもない根拠のない安心感と早く帰って
食べたい衝動を子供心に感じたものです。
ですが醤油にも弱点が。
それは「香り」。
醤油が持つ芳醇な香りは、特定の料理や食材
味覚などを消したり上書きしたりします。
結果、味が薄いから醤油をかけた場合でも
なぜか「ん~いまいち」となってしまう。
こうなると「醤油が持つ香り」に翻弄されてしまう。
醤油と塩の
存在意義
性質
使い方
の3つを知っていて初めて
「ちょっと味薄いな~。○○足そうか」
と正確に判断ができるようになりたいですね。
塩 vs 醤油のたたかいの意味
塩系と醤油系は永遠のライバル。
同じ塩味を含む調味料ながら
その性質はお互い異なり相まみえることは少ない。
そのため彼らのたたかいはずっと続きます。
私たちは彼らの戦いを横目に、
どういうときにどう使えば美味しい体験ができるのか?
これに焦点をあてて見守ることが「塩 vs 醤油」の
たたかいを見るコツですね。
そしてこのたたかいを制することは
より豊かな食生活を送る上でとっても大切なことだと
思います。
ん?今日の塩ラーメンと唐揚げはどうだったって?
ふふふ。。。イ・マ・イ・チですよ(笑)。
そう簡単に素晴らしい塩系に
出会えるわけないじゃないですか😅
また明日から新しいチャレンジです。
さぁ、あしたは何を試そうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?