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活用事例・法人インタビューまとめ

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コンテストやイベントといった、ブランドソリューションのメニューを活用いただいた法人へのインタビューをまとめたマガジンです。実施に至った背景や具体的な活用法など、ぜひご参考ください。
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記事一覧

金融機関の新メディア戦略━━SMBC日興証券が他社を巻き込み、noteコンテストを開催したわけ

最近、企業がSNSやプラットフォームをオウンドメディアとして利用し、自社の情報発信をする動きが増えています。このようなオウンドメディア戦略は、主に生活者向けの製品を提供するメーカー企業に多い取り組みです。では、金融機関は、どのようなメディア戦略が可能でしょうか。 SMBC日興証券株式会社(以下、SMBC日興証券)の運営するメディア「Money for Good」は、noteで「推したい会社」というテーマで、推している会社やその製品・サービスの魅力についての投稿コンテストを実

コンテストが企業価値の再発見に━━お客さまの声が思わぬ展開を生んだホーユー100周年プロジェクト

みなさんが、「髪を染めたい!」と思う瞬間はどんなときですか? 2023年3月30日に創立100周年を迎えた、ヘアカラーメーカーのホーユー株式会社(以下、ホーユー)は、100周年記念キャンペーンの一環としてnoteで投稿コンテストを実施しました。テーマは「#髪を染めた日」。noteとキャンペーン公式サイトの2ヶ所で募集し、noteからは620件もの投稿が寄せられました。 コンテストを経て、授賞式&座談会の実施や100周年記念ブック『COMPASS(コンパス)』の社内配布、受

パーパスは“すべての活動の起点”になるもの━━ライオンのパーパス設定と社内外への発信方法

最近企業経営の観点で、メディアなどでも頻繁に取り上げられるようになった「パーパス」。日本語に直訳すれば「目的」や「存在意義」という意味になりますが、企業はどのように社内外へ発信するべきなのでしょうか。 今回はライオン株式会社(以下、ライオン)のコーポレートブランディング室の浅井祐花さんをお招きし、ライオンがどのような背景でパーパスを設定するようになったのか。また、そのパーパスをどのように発信しているのかについてお話を伺いました。 創業以来からの取り組みをパーパスに——パー

生活者とつながり、共に創っていきたい━━日清オイリオがnoteでコンテストを開催した理由

みなさんにとって、"元気をもらった食事"はありますか? 日清オイリオグループ株式会社(以下、日清オイリオ)は、noteで投稿コンテストを開催。「#元気をもらったあの食事」というテーマを掲げ、約2,600件の投稿が集まりました。 実は、noteアカウントを開設していない日清オイリオ。 しかしながら多くの投稿を集め、受賞作のラジオドラマ化まで行いました。 日清オイリオは、なぜnoteでコンテストを開催したのか。そしてコンテストを実施して気付いたこととは。宣伝広告部の鈴木裕也

「ビジネスの出会い」の大切さを伝えたいーーnoteコンテストを通してブランディングを強化するSansanの取り組み

みなさんには、“出会い”にまつわるエピソードがありますか?「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションを掲げるSansan株式会社では、3月3日の「Sansanの日」にnoteコンテストを実施。「#ビジネスの出会い」というテーマでエピソードを募りました。 ここでは、Sansan株式会社のブランドエクスペリエンス部の荒井透さんとコーポレートコミュニケーション室の鬼久保明日香さんに、コンテストを盛り上げるべく多数のメディアを活用した理由と、各メディアの利点を生かした情

「くらしの清潔」を守る「ナノイーX」の挑戦——これからの清潔を語る場にnoteを選んだ理由

「ナノイーX」とはパナソニック独自のクリーンテクノロジー。家電をはじめ、車や鉄道、人の集まる施設など、日々を過ごす様々な空間で採用され、空気の清潔の実現を通して安心感の提供を目指しています。その「ナノイーX」が、この数年で大きく変化のあった「清潔」への価値観を多くの人たちと語りあうために「これからの清潔を語ろう」をコンセプトに、noteで「#清潔のマイルール」をテーマにした投稿コンテストを実施しました。 また、コンテスト連動のイベント「これからの清潔を語ろう会議」を実施し、

保護犬・保護猫の家族「迎え主」になる━━Amazonがコンテストで伝えたかった想い

保護犬・保護猫を迎え入れるということは、「両想いで家族になる」こと。 この考えのもと、Amazonでは「保護犬・保護猫 Welcome Family Campaign〜両想いで家族になろう〜」を実施しました。 またキャンペーンの一環として、「#うちの保護いぬ保護ねこ 」をテーマにnoteで投稿コンテストを実施。保護犬や保護猫への愛にあふれた作品が数多く集まりました。 Amazonはなぜ、保護犬・保護猫の支援活動をしているのでしょうか。そして、キャンペーンのなかにnote

お客様と一緒に、ブランドをつくる。noteを使ったコミュニケーションで気付いた価値とは

投資信託「ひふみ」シリーズを運用する、資産運用会社レオス・キャピタルワークス。お金や投資について身近に感じてもらうためのコンテンツを「ひふみラボnote」で発信しています。そしてこれまでに2回、ブランディングやPRの目的で、noteを利用した投稿コンテストを開催してきました。 2020年(1回目)#ゆたかさって何だろう 2022年(2回目)#一歩踏みだした先に なぜ資産運用会社がnoteで情報を発信するのでしょうか。そしてコンテストを実施することで得たものとは。常務取締

國學院大學とキャンプの意外な組み合わせが、noteで話題に。コンテストやイベントを通じた、新たなコミュニケーションとは

グローバルに活躍できる人材育成をめざし、つねに進化を続ける國學院大學。2021年7月には、公式note「キャンプを考える研究室」を立ち上げました。 noteでの活動を通じ、学外のひとたちともより広くコミュニケーションする機会をもちたいと、初年度から2年連続でnoteの投稿コンテストを実施。2年目となる本年は、オンラインイベント「人生を最高にするキャンプの楽しみ方」も開催しました。 國學院大學はなぜ、キャンプをテーマに発信しているのか? 広報としてnoteのコンテスト

“生活者に選ばれる”ための企業ブランディングとはーーパナソニックがnoteとVoicyで呼びかけた想い

パナソニックさんとnoteは、2020年より「はたらく」に関するコンテストを複数回にわたり実施してきました。その結果をまとめたのが、トレンドレポート『「はたらく」のいまとこれから2022』です。 また、レポートをリリースしたタイミングでブランディング支援メニュー「share your story」の投稿企画を開催。「はたらく」について改めて考えるきっかけとなるよう、テーマは「#私にとってはたらくとは 」に設定しました。 そもそもなぜパナソニックはnoteを選んだのか。「s

コアなファン=親友をつくるZIPAIRのブランド戦略とは? 段階的なコンテスト開催でファンを育む

多くの広報担当者が頭を悩ませる、オウンドメディアを使っての自社ブランド力のアップ。コンテンツ内容がサービスの宣伝にかたよりすぎたり、他社と横並びな内容になったりすることも少なくありません。社外の読者にしっかり刺さる、自社ならではの魅力を発信するにはどうすればいいのでしょうか。 株式会社ZIPAIR Tokyo(ジップエア トウキョウ:以下、ZIPAIR)さんは2018年にスタートしたJAL系列のLCCの航空会社。バンコクやホノルル、ロサンゼルスなど5拠点と日本をつないでいま

ファンと深くつながるためにコンテストを活用。海をたのしみたいひとのための「ヤマハ発動機 | 海の時間です。」のnote

2021年6月に開設されたヤマハ発動機の公式note「ヤマハ発動機 海の時間です。」18年間続いたメールマガジン「Salty life」からnoteに引っ越しし、海を愛するひとに向けてさまざまなマリン情報を提供しています。 noteの目的は、新しいファンの獲得。コアなマリンファンだけでなく、もっとライトな層をも取り込むために、コンテンツの内容を吟味。コアなファンに向けたニッチなものから、漁船やセーリングチームの紹介などの比較的ライトなものまで、多数のコンテンツを掲載してい

ブランディングで大切なのは、共創の余白のあるメッセージ。より良い「いま」を読者と考えるパナソニックのソウゾウ(想像+創造)するnote

2020年11月に開設されたパナソニックの公式note「パナソニック_ソウゾウノート」。パナソニックが手掛けるショールーム「パナソニックセンター東京」の関連情報を紹介したり、オンライン上での新しい情報発信プラットフォームとして開設され、数ヶ月ですでに1万6000人のフォロワー数(2021年3月現在)を獲得。注目を集めています。 noteの目的は、共創ブランディング。いまの時代のブランディングに必要な「問い」や「余白のあるメッセージ」をどう投げかけ、多くのひとにどのように参加

企業とクリエイターが一緒に作り上げる「noteコンテスト」の魅力とは? 1万3000通以上の応募を記録した、freee「#はたらくを自由に」コンテストの舞台裏を聞く

クラウド会計ソフト「freee」で知られるfreee株式会社(以下、freee)は、「noteコンテスト」の実施を目的に2019年12月にnoteを始めました。 同社一回目のコンテストのテーマ「#はたらくを自由に」には、投稿が1万3000超も寄せられました。今回は、同社の大杉雛子さんと、コンテストを担当したnoteディレクターの並木一史を交え、どういう経緯で始めたのか、noteのコンテストを企業活動にどう生かすかを聞きました。 noteのユーザー属性と相性が良かったーーま