【ネタバレあり】「のび太と空の理想郷」の巧みな構成と飛躍気味なメッセージ
SF 作品・ドラえもん映画として整った構成「のび太と空の理想郷」、めちゃくちゃおもろかった。
この物語は「理想郷」を自称するパラダピアなる社会を舞台としている。
のび太は最序盤には「ダメな自分も労せず優秀になれる場所」ということでパラダピアでの生活に理想を抱いていたが、ドラえもんはSFなのでこのパラダピアは当然ディストピア的である。
パラダピアにはなんと人間の心を奪う洗脳光線が降り注いでいた。
パラダピアで過ごす内に友人たちが洗脳されていく様を見て、のび太はパラダピアをぶっ壊