24時間以内に7つのアイデアをカタチにせよ——
そんなミッションのもと2023年夏に繰り広げられた、NOT A HOTEL ソフトウェアハッカソン。
あれから約半年。舞台をNOT A HOTEL AOSHIMA(宮崎)からNOT A HOTEL Exclusive ASAKUSA(浅草)へ移し、第2回目となるハッカソンを開催しました。
今回は前回より多い、約30名ものソフトウェアエンジニアやプロダクトマネージャー、データアナリスト、コーポレートITのメンバーが、領域や役割を横断した5つのチームに分かれ、10以上の機能開発に挑戦しました。
今回の記事では、2日間に渡り開催されたハッカソンに完全密着。今年度中にリリースが期待できるアイデアも多数生まれたとか……?
果たして、どんな成果が出たのでしょうか🔥
テーマは“実現力”
ハッカソン2024の見どころを運営に聞いた
本題に入る前に、ハッカソン運営チームのみなさん(hokuto、nakagawa、uji、alyssa)に、簡単なインタビューを実施。見どころを聞きました。
——今回のハッカソンの注目ポイントを教えてください。
hokuto:ずばり“実現力”ではないでしょうか。去年のハッカソンで開発された7つの機能のうち、ほぼすべてが実装、あるいは現在リリースに向けて動いているものばかりなんです。日常業務から離れて、普段やりたいけどできていないことや大胆かつ集中的にゼロから開発したい機能なども含めて、実現させるのがハッカソンの見どころであり醍醐味だと思いますね。でも正直、24時間って短すぎますけどね(笑)
nakagawa:ですね。なので今年はより実現まで最短で漕ぎ着けたいという狙いから、事前に綿密にチーム編成を検討したり、事前にテーマを固めたりして、開発に集中できる工夫をしました。普段関わりの少ないメンバー同士が意見を交わすことも、ハッカソンでは重要なので、念入りに準備しましたね。
——改めてハッカソンを開催する目的や意義はどんなところにあるのでしょうか?
uji:日常業務から離れた場所で、お客さまにとっての「NOT A HOTELのプロダクトの価値」や「最高の宿泊体験とは何か」、徹底的に考える時間を持てることだと思っています。日頃、頭の中で漠然と考える機会はあっても、実際の機能に落とし込む時間をつくるのはなかなか難しいですからね。
alyssa:私自身、昨年のハッカソンを体験して、開発に携わるメンバーがいかに普段から当事者意識を高く持ち、NOT A HOTELのサービス・プロダクトを最高のものにするために深く思考しているのか、改めて実感しました。
一度でこんなに素晴らしい結果が出るのであれば、継続すればNOT A HOTELの事業やサービスを大きく前に進める成果に結びつく。そう確信していますし、今年のハッカソンもそんな機会にしたいですね。
——なるほど(気合い、十分!)第2回目も期待大ですね!
いざ、ハッカソン本番!
2日間で“11のアイデア”を実現できるのか?
いよいよ、ハッカソン当日。各専門領域を横断した5つのチームに分かれ、さまざまな機能開発に集中して取り組みます。
メンバー一丸となって一つの開発を行ったチームや、一人ひとりの個性や強みを活かして複数のアイデアを提案したチームもあり、NOT A HOTELらしいバラエティに富んだハッカソンに!
ここからは2日間のハッカソンで生み出された“5チーム、11のプロジェクト”を順を追ってご紹介。当日発表したデモ映像もあるので、ぜひ最後までお楽しみください🔥
チーム1: スムーズなエントリーで滞在を、心地よくスタート!
チーム2: オーナーだけでなくゲストにも最高の体験を
チーム3: “雑食”でいろいろな機能開発にトライ
チーム4: 旅なか体験をスマートに&ホテルからの声も届けたい
チーム5: もう誰も迷わない、優しいアプリ
チーム①:スムーズなエントリーで滞在を心地よくスタート!
👨👨👧👧メンバー
hokuto(Software Engineer)
sawano(Software Engineer)
nishiyama(Software Engineer)
ninokura(Product Manager)
fukuda(Product Manager)
kose(Software Engineer)
プロジェクトA:「手ぶらで解錠」ver.2
ハッカソン後日談
プロジェクトB:ルームツアー
チーム②:オーナーだけでなくすべての滞在者に最高体験を
👨👨👧👧メンバー
shiraily(Software Engineer)
yoki(Software Engineer)
hakase(CTO/Software Engineer)
yashiro (CPO/Product Manager)
kawabata(Software Engineer)
kajinari(Corporate IT)
プロジェクトA:App Clipでキーシェア&予定管理をスマートに
チーム③:“雑食”でいろいろな機能開発にトライ!
👨👨👧👧メンバー
プロジェクトA:Slackで感謝を伝える機能「Azasu」by nakao
プロジェクトB:ワンタップでWifiに自動接続 by haru
プロジェクトC:Figma to React Componentで爆速LP開発 by fukaya
プロジェクトD:障害レポート君、まとめる君 by imashin
チーム④:旅なか体験をスマートに&ホテルからの声も届けたい!
👨👨👧👧メンバー
kinchan(Software Engineer)
uji(Software Engineer)
ikenaga(Software Engineer)
saito(Product Manager)
nakagawa (Product Manager)
プロジェクトA:滞在中のトップページをAndroid App・ハウス内TVに表示
プロジェクトB:TV Kevin
チーム⑤「もう誰も迷わない、優しいアプリ」
👨👨👧👧メンバー
takagi(Product Manager)
nunokawa(Product Manager)
sano(Software Engineer)
yaguchi(Software Engineer)
codehex(Software Engineer)
alyssa(Software Engineer)
CTO&CPO総括:目指すは「NOT A HOTELの最高の滞在体験」
——全5チーム、合計11プロジェクトの発表が終わりました。hakase(CTO大久保)とやっしー(CPO)から見て、今回のハッカソンはいかがでしたか?
hakase:今回も非常に見応えあるハッカソンで、どのプロジェクトも今期のロードマップ(開発計画)に追加しないといけないと思うくらい完成度が高くて驚きました。
「限られた時間のなかで、絶対にカタチにするぞ」という、みなさんの熱量と気迫に圧倒されましたし、あらためて最高のメンバーに恵まれているなと感じられた幸せな時間でした。
——今回は初めての試みとして、プロダクト横断でのチーム分けを行いましたがいかがでしたか?
やっしー:チームによってアプローチ方法はさまざまでも、NOT A HOTELでの滞在体験を最高のものにできるか、ソフトウェアチームが目指す先は同じなのだと改めて実感できました。
今回各チームが発表してくれた機能の共通点や親和性も高かったんですよね。それが何よりもの証かなと。ハッカソンはこれで終わりではなく、さらにブラッシュアップしたものをリリースしてお客さまに届けるところまでがセットだと思っています。チーム同士で連携して取り組んでいきましょう。
改めてハッカソン参加者のみなさん、そして今回のハッカソンを一からつくり上げてくれた運営メンバーのみなさん、本当にお疲れさまでした!
次回のハッカソンも楽しみです!
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