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どくれたピース

虹日和
だから出掛ける
置いて行きたかった
荷物の分だけ
軽やかな足取りは
月面のそれ
.
濡れた道路と
子どもたちの声
見つけられなかったのに
違うものが見つかる
.
わがままと
ありのままの差を
まだ知らない
まだ知らない
そのまま帰れなくなり
茫然と立ち尽くし
半泣きでどくれたピース
いつかと同じ
.
.
発泡酒
持ってさまよう
派手に消えたかった
気分を忘れた
健やかな面持ちは
水面のそれ
.
鳴いたカラスと
排気ガスの色
見つけられたかったのに
違うものに見つかる
.
さよならと
ありがとうの差を
まだ知らない
.
まちがいと
かんちがいの差を
まだ知らない
.
ささやきと
ひとりごとの差を
まだ知らない
.
それともと
それとなくの差を
まだ知らない
まだ知らない
そのまま眠れなくなり
騒然と捲し立て
成り行きで生まれたポーズ
誰かと同じ
.
半泣きでどくれたピース
いつかと同じ
.
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父といったスーパーの一角にゲームコーナーがあって、そこにはドラえもんのプリクラがあった。どうしても撮りたい僕は泣いて駄々を捏ねた結果、その泣き顔のままプリクラを撮った。情けないけれど、大切な記憶のことを、ふと思い出した。

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