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猿☆人間
2022年9月30日 09:23
理屈よりも即効性のある愚痴溜め込んだままだと知らぬ間に毒に変わって内側から蝕んでしまう.叶わなかった分を今は数えているその方が時間も潰せるから.僕だけが繋げられたつまりはきっと僕だけが見つけられた奇抜な星座に名前などつけないもう二度と同じようには出逢えそうになくてもこの空の何処かしらでずっと光り続けているんだこんなに心強いことはない..理想よりも粘着性のあ
2022年9月29日 13:59
淋しい時には淋しいって言える逢いたい時にはもう走り出している.そんな人にそんな人に僕はなれないからなりたかったのです.一瞬を切り取れば何と美しい動くことのない永遠の中華やいだ幸福あと数回シャッターを多く押したらそれは跡形もなく消えてしまうとしても忘れられる訳がないどんな僕であれ愛おしい筈だ..嬉しい時には嬉しいって言える待てない時にはもう笑いかけ
2022年9月28日 13:32
炭酸を煮詰めたような粘着質な爽やかさが流れゆく風を構築しているそして綺麗.逢いたくなった荒っぽいそんな一言が.言葉にならない理由を解き明かすこともないまま立ち尽くすコンクリートの上で染まろうとする空に見惚れているあったとしてもなかったとしてもどちらでもいいのならばなくてもよかったとどうしてか言い切れない癖に..退屈を極めたような典型的な暇潰しが薄れゆく
2022年9月27日 12:34
限りなく白に近い黒と限りなく黒に近い白どっちも白だしどっちも黒大きく言えばきっと同じ色.何処にもないそんな線の真上に立てば見えるかな.グレーは知らない半端に混ざったそれは汚れていない何ならむしろ美しいとさえ思うのですグレーは飽きない何度も染まったそれはくすんでいない何ならむしろ新しいとさえ思うのです..限りなく朝に近い夜と限りなく夜に近い朝どっちも朝
2022年9月26日 08:08
ださかったなぁ、今のそんなことばかりを繰り返していればいつかちゃんと泣いてしまう.踏み切りの傍らに咲いたよく見かけるのに名前を知らない花のような僕.そのままとかありのままでは足りなくて着飾った蛇足こそそのままとかありのままでは語れない絡まった魅力だと言い切りたいだけだった..ひどかったなぁ、今のそんなことばかりを振り返っていればいつかちゃんと泣いて
2022年9月25日 08:47
きっとそうだとしても叶うことはないしまた必ずしも叶ってほしいとは思わない.見捨てられた愛がぽつんと落ちているだけ.僕はそれを思いも寄らず拾ってしまった誰のせいでもなく僕はそれを確かめもせず信じてしまった誰のためでもなくたとえば空席の中からたった一つのお気に入りを見つけるように..ずっとそうだとしても変わることはないしまた必ずしも変わってほしいとは思わ
2022年9月24日 11:44
声色でもお見通し敵わないんだな重力に従って落ちる涙に気づいたらおやすみ.やさしい夜だ.きっと誰にも奪えそうにない何よりも価値のある静けさ全てを忘れたつもりで毛布の端を掴む手それでいいのにきっと誰にも奪えそうにない何よりも意味のある暗闇全てを信じたつもりで枕の裏を撫でる手それでいいのにそれがいいのに..夕焼けならいとをかし変わらないんだな引力に伴って洩
2022年9月23日 12:31
寄る辺ない身一つ濡れたせいで重たくなったシャツはしつこく張りつくばかり二枚目の肌のように.新品の傘は使えなかったどうしてだろう.追いつきそうになって立ち止まってみた駆け引きのつもりだったのにそこには誰も居ない触れたかったのは他の何でもない自分の背中しっかりとその手で触れてほしかった掴まえてほしかったんだ..寄る辺ない身一つ脱いだだけじゃ変わらなかった
2022年9月22日 12:37
走馬灯の大半が何かしらの画面だなんて淋しいようなそんなことを考えた.集中力の続かない暮らしスキップしたい会話待ち受ける奇跡.これはきっと伏線そう思って生きてみればこの鬱憤にも活躍の場がありそうで間延びした日常立ち止まるしかない選択肢の中見つけた兆し拾い集めながら向かうだけ..老婆心の行く末が誰かしらの涙だなんて哀しいようなそんなことも考えた.想像力
2022年9月21日 08:31
ふと落とした溜め息でさえ小さな歌になってしまうこの今もほら誰かが誰かのことを思ってやまない.もう惰性で回っているとしてもだからこそ生まれた永遠と終わりの中心で.隣りで立てる寝息触れて知る胎動消えそうなキャンドルの火換気扇が食べる空気どれだけ僕が黙ったところでどれだけ僕が止まったところで在るのは賑やかな静寂つまりは煩い空洞覗けば覗くほど濡れてゆく目玉..
2022年9月20日 13:42
履き慣れた靴だったらここまで痛くはなかったのか止まらないのはやけに響く乾いた足音だけ.どうでもいいけれどそれだけは嫌だってさ.same old same old何かと終わらせようとしないでsame old same old何処まで知っていようと知らないsame old same old一度に抱きしめられるなんてとんだ勘違いすら輝いて見えるこの瞬間にしかない風速で
2022年9月19日 07:32
まだ踊るには踊り続けるにはどうすれば.まだ歌うには歌い続けるにはどうすれば.きらきらと消えていった名前もない星の屑は燃え尽きたらしい.世が世なら何になっていたのだろうと馳せるばかりの想いにさせたくはないからいつまでも何を知っているのだろうと逃げるばかりの背中を見せたくはないから残らなくても光る..まだ笑うには笑い続けるにはどうすれば.ぐるぐる
2022年9月18日 08:59
誰を護るための嘘ならば赦されるというの裸にされたりしながら自分が埋められるための穴を掘る.日帰りのロードムービー曲がった轍の先から祭り囃子.突っ立っているよりも笑われたっていい下手に躍れ泣き顔がよく似合う人間になった考えてみるよりも踏み込んだっていい派手に唄え後悔がよく似合う人間になった..何を願うための声ならば救われるというの心に触れたりしながら全
2022年9月17日 10:23
「いっせーのーで」で綺麗さっぱり一緒に居なくなれないのならば何の意味もないじゃないか.時差の要領で順番に生まれ落ちてまた順番に.それが嫌なんだ手を繋いでゴールの仲良し小良しそういうことでもないけれどやっぱり独りなんだなって改めて知らされるのも酷く淋しいもので時にはこう駄々っ子になり声を上げたくなる日もあるのです..「いっせーのーで」で二度とはっきり偏に