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無口な歌詞

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あの日から、やめられない作詞。 歌い出してくれたら嬉しいのに。
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2021年7月の記事一覧

WE

WE

don't look back suddenly
there remains nothing to be wanted
don't look away idly
there remains something to be one else
.
how can I trust me is authentic?
the mirror don't tell anything at such a time

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apple pie

apple pie

that will appease my hunger temporarily
everyone's dying for a common apple
but, it's not yet ripe probably
only will make an apple pie at best
.
just take for example,
like an unfinished song
it's s

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JUMPER

JUMPER

"I can do anything if I wear this"
she said so and laughed
stare into the distance
with a look of melancholy
.
I searched for something similar, but
ーwe don't carry them anymoreー
no wonder she looks

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happy-go-lucky

happy-go-lucky

moonlight on the edge of the surf
I had try to touch that,
but it's was broken likes bubble
.
well, surely, it's not a coincidence
but settling isn't always such a bad thing
.
good-bye or good boy
if

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solidarity

solidarity

忘れてはいけない
でも持ってはゆけない
それでいて
情けないけれども
とてもしあわせ
.
曲がり角でばかり出会すと
気がついたものから
そこを出る
.
一つとして一つではないの
それはそうかも知れない
一人として一人ではないの
それでいうときっとそう
半信半疑のままのフォローとか
半解凍のままのハローなんて
何万回だって繰り広げられてきたはず
ほんの三秒間だけ黙ったら
それから息を整えて罵ってもい

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Pool Harbor

Pool Harbor

絶望を食べて育ってきたから
今更それを目の前にしたところで
納得をしてもらえるような
答えを出せる気がしない
.
ど深夜のプールに
誰かが浮かべた三日月も
ボクがかじったんだ
.
屋根よりも高く
飛んで行ってしまえよ
感情という感情のほぼ全て
手に負えないことはもう
端から知っていたのでしょう
止まらなくなったつまみ食いから
満腹になって眠ってしまうまで
付き合ってお

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アイスが溶けるまで

アイスが溶けるまで

突然切ったテレビ画面に
写り込んだひどい顔
愛想はないに等しくて
でもどうしても憎めなかった
.
開けた窓から届く風の中に
ちゃんと季節があって
合意もなく変わってしまうんだよね
.
このアイスが溶けるまで
このアイスが溶けるまで
溶けてなくなる前に
ちゃんと食べきれますように
何のための自由かって
考えなくてもいいくらい
ただぼーっとしたい
.
.
この涙が乾くまで
この涙が乾くまで
消えてなく

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若気の至れり尽くせり

若気の至れり尽くせり

朝日を見に行こう
すみれ色の町
靴を履いてもいいけれど
あえて裸足で駆け出す
.
.
何も起こらないのも事件だね
ないことにしたあくびも
美味しくなくて吐いちゃいそう
.
何も判らないのも事実だし
見せつけていた背伸びも
気にされなくて泣いちゃいそう
.
捲っていたズボンの裾から
こぼれるようにして落ちてきた砂
.
朝日を見に行こう
すみれ色の町
靴を履いてもいいけれど
あえて裸足で駆け出す
昨日

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注釈

注釈

思いも寄らない夏
飛び越えた雲に
名前を付けて遊んだのは
もう随分と前のこと
.
心ここに在らず
そのうわの空な横顔に
誰かが添えた注釈
.
溜め息も泳いだ目も
何気ない癖の一つまで
同時多発に挙動不審
立ち止まったらもう最後
頭から尻尾まで
知らないものにされてしまう
この世界のルールの中で
一体何になれるのか
.
.
言葉にならない空
抜け落ちた月に
印を付けて返したのが
まだ恐らくは夢の中

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グッドモーニング

グッドモーニング

皆まで言わずとも
ここはここだと
信じられるまでずっと
ここに居てもいいの
.
締め忘れた鍵は
そのままにしておいて
いつでも帰って来られるように
.
不快な夜
集めた明かりでは
足りないみたい
欲しかったのはきっと
もっとざっと
ぐちゃぐちゃにした
知らない誰かの肌ざわり
そして最悪の朝
.
.
皆まで言わずとも
それはそれだと
見つけられるまでずっと
それを持っていたい
.
待ち望んだ時は

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抱きしめて

抱きしめて

雨が上がると今度は
木の下に雨が降る
散歩をしなかったら
こんなことには
気がつかなかったよな
.
遠い目のままでは
見つけられないアンビシャス
.
くれぐれもそんな日は
大切な人に抱きしめてもらう
後戻りできなくなる前に
大切な人に抱きしめてもらう
優しさも二の次に
大切な人に抱きしめてもらう
それだけでいいから
ひとりにはならないでいて
.
.
髪を結ぶとこっそり
昨日とか思い出す
未来に来な

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茶番

茶番

身も蓋もない
身の振り方
最後の最後から
絞り出す本気
.
ここに立たないと
見えなかったんだな
.
あれもこれもと
手に取った瞬間から
壊れてしまう
脆く崩れてしまう
言い掛かりも甚だしく
でもまだ声はない
.
.
身も蓋もない
身の退き方
何度も何度でも
やり直す勇気 
.
ここで待たないと
逢えなかったんだな
.
誰も彼もと
気を持った瞬間から
歪んでしまう
淡く滲んでしまう
聞き齧りも甚だ

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ENSEMBLE

ENSEMBLE

起き抜けに飲んだ水が
少しこぼれたフローリング
きっとすぐに乾くだろう
そんな見えない跡が
そこら中にあると思うだけで
.
急に恋しくなる
理由も揃わないままに
捜す温もり
.
はじめは半分こずつだった
そのつもりでやってきた
時間と共にか
知らず知らずに
合わなくなっていた息
飛び上がって喜んだあの日も
ただ隣りに居てくれたあの日も
同じ時間の中だったのにね
.
.
日溜まりが誘うように
また寝

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Daisy

Daisy

黄昏れに逆らって
齧った果実から
涙が流れて落ちる水平線
.
散歩の途中で動かなくなった犬
ならばって一緒に立ち止まる
.
Daily 花畑
自在に飛び回る
蝶を見る
Daisy 花束で
可憐に振り被り
弧を描く
なれなかった
なりたかったものが愛おしい
.
.
夕立ちを通せん坊
曇った吐息から
栞が外れて落ちる平行線
.
手帳に挟んで笑わなくなった花
だからって一人で待っている
.
Daily

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