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北海道 おこっぺ町ノースプレインファーム「2023春の農場通信」

ノースプレインファームで年に3回ほど発行している「農場通信」。ノースプレインファームの各部署から、ちょっとしたお知らせをお届けします。「農場通信」を通じて、ノースプレインファームを身近に感じていただけると嬉しいです。

前回の農場通信はこちら↓


ミルクホールから

4月…春ですね~
おこっぺではネコヤナギがぽこぽこと可愛らしい季節になりました。

春といえばお花見。
お花見のおともに、美味しい北海道産ワインはいかがでしょうか。

ノースプレインファームのレストランで、商品の販売もしているミルクホールには、色々な道産ワインが揃っているのです。

お客様からも「え!ここのワインが置いてあるの?すごい!」などと驚かれたり、こんなところでと喜ばれる方も多くいらっしゃいます…

最近レパートリーがどんどん増えて、ワインコーナーで悩まれていかれる方も。いま数えてみましたが、37種類もありました!

ラベルのデザインも素敵なものばかりです

ミルクホールで置いてあるワインの特徴は、できるだけ農薬を使わず、できるだけ自然のまま醸造したもの。
野生酵母による発酵、濾過をせず、ぶどう本来の複雑な味や香りを大切にされているワイナリーさんのものが多く届いています。

ワインは、ぶどうの果皮や空気中の酵母がぶどうの糖と反応してアルコールに変化したものですね。野性酵母での仕込みは、雑菌が入り込むリスクもある醸造方法です。しかし、この野生酵母で造ったワインはその土地そのものを感じることができる特徴的なワインになります。そのため、やさしく力強い味わいを感じられます。

そしてワインといえばチーズ。当社のチーズはもちろん、道産の個性的なチーズや、チーズに合うクラッカーなど手軽なおつまみも取り揃えております。お酒にあわせて選ぶのも楽しいですよね。

おこっぺの酒屋さんとしての役割もはたしているミルクホールからのお知らせでした。ぜひミルクホールのワインコーナーも覗いてみてくださいね!
(ミルクホール 遠藤)

ミルクホールについてはこちら記事をどうぞ↓

菓子工房

ついに春です!今回は菓子工房の新人さんを紹介します。
入社して9か月のKさんと1ヶ月半のS君です。
2人とも22歳で、興部町の隣の雄武町と紋別市の出身です。

通勤に30分ほどかかりますが、毎朝早めに出勤し玄関の掃除などもしてくれます。数か月先輩のKさんがS君に色々教えてくれていて、その姿を見て改めて「想像よりもすごく成長している」と感動します。
丁寧に仕事をしてくれています

S君は手を使う細かい作業に苦戦していますが、自分ができるようになったことをさりげなくやってくれたりしています。

まだまだ覚えなければいけないことも沢山ありますが、めげずに真っ直ぐ頑張ってほしいと思っています。

小人数ではありますが「チーム菓子工房」でみんなで頑張りたいと思っています。私は若い子に甘えすぎないように気を付けます!
(菓子工房 村上)

菓子工房で作っているお菓子についてはこちら記事をどうぞ↓

ミルクプラントから

待ちに待った雪どけの季節。
緯度の高い北海道の冬は、日の出が遅く日の入りが早く昼が短いのですが、春が近づくと日照時間がみるみる長くなります。

朝早くからの作業も多い乳製品製造をする私たちにとっては、空が明るくなってから出勤できるだけでも気持ちが軽くなりますし、プラント内の温度も高くなって体もよく動く気がします。

一方でおいしい乳製品を作るためには気を付けることが増える季節でもあります。

特にプラント内の水温には十分気を配る必要が出てきます。水温は、冬の間は2℃前後で推移するのですが、暖かくなってくると10℃を超えることがあります。

ノースプレインファームの醗酵バターはふんわりとした軽やかな食感が特徴ですが、このバターづくりでは、バターチャーンを使ってクリームから作り出した脂肪の粒を水洗いする工程があります。

この工程は、十分に冷えた水で行う事が重要で、冷やし足りないと
脂肪の粒を引き締められず、特徴的なふんわりとした食感を生み出すことはできません。もし高めの水温で行ってしまうと、ねっとりとした食感のバターになってしまいます。

数量限定で人気の有機醗酵バター

また、モッツァレラチーズの製造においても、水温が高めだと必要以上に柔らかな食感になってしまうので気を遣います。

牛たちの食べる草や牛たちの体調、牛乳の成分と同じように、屋内にある製造の現場においても季節の影響を受けやすいオホーツクの大地です。

ぜひ、皆さまの楽しい食卓で、興部の自然に思いをはせながら、私たちが作った乳製品をお楽しみいただけたらと思います。
(ミルクプラント 内山)

ミルクプラントで作っている製品についてはこちら記事をどうぞ↓

農場から

新年は1月、我が社の年度始めは3月ですが、農場は3月下旬から4月にかけて雪解けが始まり、放牧地が見えてきてからようやく今年が始まる感じがします。

今時期は夏に収穫し貯蔵していた牧草を食べています

まだ放牧はスタートできませんが、牛たちは日に一度は日光浴と運動のためパドックに出かけます。

パドックから牛舎に戻ったあとは、山盛りの乾草を食べて夕方の搾乳までを過ごします。現在その時間に与えているものは昨年8月収穫の二番乾草です。外はまだ肌寒いですが、牛舎の中は夏の採草地の香りです。
(農場部 道坂)

営業部から

ノースプレインファームのオンラインショップには「サブスク」があるのをご存知でしょうか?

毎月1回、10日前後におまかせで様々な商品をお届けするサービスです。
定番の乳製品、お菓子、ソーセージのほか、普段オンラインショップでは取り扱いのない、直営レストランミルクホールで販売されているこだわりの商品や、非売品の限定チーズなどもお届けしています。 

ちなみに先月は、姉妹店「エスペリオ」の冷凍ピザ、ポタージュ、キーマカレーをお届けしました。もちろん原料にはノースプレインファームの乳製品が使われています。

お店でも人気の石窯で焼き上げたこだわりのピザ

1度のみのご利用でも可能です。ぜひお試しください。
(オンラインショップ店長)

おまかせ定期便 

新しい仲間も!?

ノースプレインファームに、あたらしい仲間が加わりました!
普段は社内にはいませんが、近隣の採草地ちかくにおります。
14歳の女の子です。

大人しくて優しい女の子です

シリィに続き、牧場のアイドルになりそうです!

ノースプレインファーム看板犬「シリィの日記」

3月は、シリィがおこっぺにやってきた月です。牛と同じで、寒さに強いシリィの冬は楽しいことばかり。
牛のいない放牧地では、走り回るのも自由です。真っ白な放牧地ですが、急に穴を掘り始めて何かを見つけたり、すごい嗅覚です。

そんな2回目の冬もあっという間に終わり。
今年の雪解けは早いので、芝生で転がる日も間近です。

雪を全力で楽しむシリィ

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農場スタッフ、製造・検査スタッフ、営業販売スタッフ、レストランスタッフ、今までの経験をいかして、一緒に会社を良くしていく仲間を募集します。
新規事業にともなう求人について
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