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ウクライナの戦勝祈る龍の御朱印 阿倍王子神社に清風情報工科学院のウクライナ学生が奉納

大阪市阿倍野区の熊野街道に伝わる阿倍王子神社に、本校のウクライナ避難民学生ニナとダリアの二人が龍の御朱印を奉納。読売新聞に報道される。

二人はウクライナで画家として活動していたが、ロシア侵攻により我が国に避難。清風情報工科学院で日本語を学びつつ、アート活動を継続している。西洋画だけでなく日本語画にも興味を持つふたりは、京都の上賀茂神社に絵馬を奉納したのを始め、昨年12月には阿倍王子神社に辰の歳にちなんで大きな龍の絵馬を奉納していた。

この度は、神社のご厚意があり、その絵馬を御朱印に展開することになった。この度、奉納祭が執り行われた。ウクライナの同級生たちにも囲まれ、祝詞をあげての儀式にウクライナ学生たちが臨んだ。

奉納祭にて

龍はウクライナの国家の色である青と黄色で塗られている。宝珠にウクライナの勝利が委ねられ、その宝珠をまさにつかまんとする龍には、ウクライナの強さや尊厳が込められている。

阿倍王子神社は、熊野本宮大社の分霊社で九十九王子のひとつ。平安時代の宇多法皇に始まる歴代法皇・上皇・女院の熊野御幸は百余度に及び、「蟻の熊野詣」といわれるほど大勢の人々が、この神社で休憩て熊野をめざした由緒ある神社。

社頭にはニナ・ダリアが納めた絵馬が掲げられている。御朱印ともども見てやっていただけますように。


絵馬とともに

阿倍王子神社
大阪市阿倍野区阿倍野元町9-4

  • 大阪シティバス62・63・64・67号系統 王子町停留所からすぐ

  • 阪堺電気軌道上町線 東天下茶屋停留場から徒歩3分

  • Osaka Metro御堂筋線 昭和町駅から徒歩12分


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