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「カフェ」の「情報発信」についての雑感 〜リピーターとしての視点〜
「カフェ」を営むにあたって、やるべきコトはたくさんある。
その中でも、情報化が進み、大多数のヒトがスマホを操るようになった時代にあっては、「情報発信」の占めるウェイトが年々高まってきているように思う。
仕込みや準備を終えたばかりであろう早朝深夜の時間帯や、定休日の貴重な時間を割いて投稿されている方もよくお見かけする(いつもいつも本当におつかれさまです。そして、くれぐれもご無理なさらぬように・・・)
「雨」のち「虹」 ~陽向の丘に降り注ぐしずく、ひかり~
日本で標高の高い山は、誰もが御存知の富士山、南アルプスの名峰である北岳、登山愛好家の聖地の代表格である穂高岳の順になるようだ。
山梨県北西部に位置する北杜市のうち、長野県との県境に近い小淵沢の一帯は、これら3つの山の姿を望むことができるエリアである。
そもそも北杜市は、火山が噴火した際に流れ出て堆積したものが、水の流れによって長い時間をかけて深く削られた地形が多く、起伏に富んだ場所である。
小淵沢
「NICE TIME」 ~店主とお客が共に紡ぐ心地よい時間~
山梨県と長野県の境につらなる八ヶ岳の山々。
その南麓は、名水百選にも選ばれる「三分一湧水」「大滝湧水」をはじめとして、数々の湧き水が見られるエリアである。
長い時を経て地表に現れた清冽な水は、小さな小さな川の流れとなり、木々をうるおす。
このあたりは、車の往来が見られる県道から一歩二歩入るだけで、雑木林に囲まれた細い道が続く風景が随所に見られる。青葉に彩られる春から夏にかけては森林浴を楽しむ人々も
「堂」 ~武蔵野の「好い」を嗜む者が集う場所~
「武蔵野」の風景が昔から好きである。
住宅街の隙間に現れるこんもりとした雑木林。
新田開発の名残で、あちらこちらに見られるまっすぐ続く細い道。
玉川上水・野川といった静かな水の流れ、殿ヶ谷戸庭園・真姿の池などにある「いずみ」の存在は、文字通り心にうるおいを与え、「志考」・・・もとい「思考」を豊かにしてくれる。
高層の建物が都心に比べて少ないので、空が広く感じて心地よい。
こんな環境のおかげか、一橋
3つの「間」 ~私が「カフェ」を訪ねるもう一つの理由~
カフェ(*)を訪ねるのが好きだ。
社会人生活を始めたのが2006年。その頃から、足かけ15年以上の間、都会・田舎問わず、数多くのお店にお邪魔させていただいた。
その中で出会った、美味しいドリンク、料理、スイーツの味は、その時々の気候、お店周りの風景、自身の心境、そして何よりも店主さんなどの方々の姿と共に心に刻まれている。
*ここでいう「カフェ」は、コーヒー・紅茶・日本茶といった嗜好品をメインに提