コマチェンコ

一般事務職社会人です。今は趣味でボクシングをやってます。ボクシングが上手くなりたいと色…

コマチェンコ

一般事務職社会人です。今は趣味でボクシングをやってます。ボクシングが上手くなりたいと色々研究しています。少しずつ知識を蓄えております。 インナーマッスルマニアです。 Twitter https://twitter.com/4rYQ9Wp1X62OhzW

最近の記事

井岡一翔選手VS田中恒成選手における身体操作の違いの考察

2020年12月31日の大晦日、井岡一翔選手VS田中恒成選手のスーパーフライ級の世界戦が行われました。井岡選手が4階級制覇チャンピオンで、田中選手が3階級制覇チャンピオン。試合前から試合後においてもかなりの話題になった試合でした。 話題になりすぎて、すでに色んな著名な方々が考察・解説されています。なので、今回の記事内容は、例によってボクシングがどうこうよりかは、両者のカラダの使い方の違いについて考察をしていきたいと思います。 まずは、両者の表面的な特徴から。 ○田中恒成選

    • ロマチェンコVSロペス戦

      2020年10月18日(日本時間)に行われたワシル・ロマチェンコVSテオフィモ・ロペス戦(ライト級4団体統一戦)について自分なりの考えをまとめてみたいと思います。 まず結果については、テオフィモ・ロペスの判定勝利でした。これについては様々な意見がありますが、本記事では触れないことにします。その辺の勝敗を見る目はないので笑 本記事で触れるのは、「ロマチェンコの身体の使い方」についてです。私の独断と偏見に満ちてますがそれでも良ければ。。。 今回のロマチェンコを語る上で重要な

      • ロマチェンコ(2008)

        2008年のロマチェンコ https://www.youtube.com/watch?v=nKvGLOWZVgI 北京オリンピックの時ですねー。 この辺りから語りたいことが多くなってきます。 この時のロマチェンコは正に私のイメージする「ロマチェンコ」て感じの動きになってきます。 背骨前に一本綺麗な軸がスッと通っていて、重力を一切感じさせません。 これはインナーマッスルを上手く使うことで、重力に対して無理に逆らっていないからできることです。 例えば、普通に直立してみてほ

        • ロマチェンコ(2006〜2007)

          2006年のロマチェンコについて https://www.youtube.com/watch?v=5_RnNrNaLAU とにかく速いですね。並の相手では、このスピードについて行けず、後手後手に回っているうちに試合が終わっちゃうと思います。動きとしては、軽量級のロイジョーンズJr.のような感じ。大腰筋の中でも特に下部(丹田)への意識が強く、ここを視点に他はなるべく脱力しています。 この時の階級は恐らくフライ級くらいか?大腰筋下部の力だけで全身を上手くコントロールできていま

        井岡一翔選手VS田中恒成選手における身体操作の違いの考察

          ワシル・ロマチェンコについて

          私が一番好きなボクサーはウクライナ出身のワシル・ロマチェンコです。 どのくらい好きかと問われれば、一時期は1日に2時間は動画を漁っていたくらいには好きです。 「ロマチェンコの動画を見た総時間数ランキング」があったら日本で10位内には入っている自信はあります。 今回は、私のワシル・ロマチェンコを好きになったきっかけを書いてみたいと思います。 まずはロマチェンコの実績について簡単に。 【アマチュア】 フェザー級とライト級で活躍し、戦績は397戦396勝1敗。 唯一の負けは2

          ワシル・ロマチェンコについて

          パンチ力の源は何か?(続き)

          前回から大分間が空いたので、どういうモチベーションで書いていたのか忘れてしまいましたが、 続きを。 前回はパンチ力の源には①「前鋸筋」と②「ハムストリングス上部」の2箇所あり、1つ目の前鋸筋の話をしました。 今回は②「ハムストリングス上部」の話をしてみたいと思います。 まずハムストリングスの話をする前に。。 ボクシングをする時、みなさんは脚のどこに力を入れているでしょうか。 多くの方にありがちなのですが、前もも(大腿四頭筋)に力を入れて踏ん張っています。 意識をしていな

          パンチ力の源は何か?(続き)

          パンチ力の源は??

          前回の記事では、「パンチは骨で打て」と書きました。 これはいわゆる局所的な筋肉の大きさではなく、全体の身体操作の繋がりによりパンチ力が上がるということであります。 自分で言っていても結局何が言いたかったのか。。まあ感覚的なことを言語化するのは難しいですね。。 今回は、もうちょっとポイントを絞ってまとめる。 結論を言えば、①「前鋸筋(脇)」と②「ハムストリング上部(ハムケツ)」の2箇所! 何でそう思うの?かというと、最近youtubeでボクシング動画を漁っている中で、たま

          パンチ力の源は??

          筋トレだけではパンチ力は上がらない。

          一部の筋肉を筋トレで発達させても、必ずしもパンチ力は上がらない。 例えば、ダンベルやベンチプレスなんかで筋肉を発達させても「パンチ力」は上がるわけではない。そりゃ筋肉量が増えればパワーは上がりますが、ボクシングにおいて使えるパンチにはなりません。 では、何が重要なのかと言えば、「骨」=「関節」である。 パンチとは、地面から重力の反発をもらい、「かかと」「股関節」「みぞおち」「肩関節」から「拳」へエネルギーを伝えるのであって、腕だけの筋力で打つものではない。 「コツを掴

          筋トレだけではパンチ力は上がらない。