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85mm超えの特大サイズ カブトムシ♂を捕まえた

今年、初捕れのカブトムシをゲットしました。最近はどこの街頭もLEDになってしまったのでめっきり灯火採集ができなくなりました。僕らが小さいことは田舎のコンビニや公園の街頭に沢山の虫が集まって墜落しているのを喜々として集めていたものです。

今回は幸いにも近所に熱源ランプまだ使っている施設の道沿いにポイントがあったのでそこにデッカイのがいました。野生個体なのにも関わらず85mm超えのジャンボサイズのカブトムシです。

カブトムシ

カブトムシ(Trypoxylus dichotomus)はコガネムシ科・カブトムシ亜科に分類される昆虫であり種を代表するの標準和名になっています。日本では最も大型の甲虫に分類され成虫は夏に活発化します。頭部に頑強な角を持ち日本の甲冑の兜のように見えることが由来でこどもに大人気な昆虫の王様です。

英語ではJapanese rhinoceros beetle、哺乳類のサイに例えられます。

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日本の昆虫飼育ブームの火付け役

この種のカブトムシは日本の本州から南、台湾島、インドシナ半島、朝鮮半島、中国大陸まで分布しており、1970年に北海道に人為的に持ち込まれたことで日本全土に分布を広げました。

江戸時代から農耕利用目的で全国的に育てられてきたカブトムシは日本の昆虫飼育文化の原点であり、実は昆虫採集を児童の教育や文化として根付いているのは全世界的に珍しく、アメリカの一部と日本に偏っています。

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日本一大きい甲虫?

オスの体長は角を除いて30-54mm、メスは30-52mmほどです。かつては日本最大の甲虫とされていましたが、1983年に沖縄でヤンバルテナガコガネが発見されて二番手となりました。

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サイズのギネス記録

一般的にカブトムシのサイズは角の先端(頭を下げて)から上翅先端まで測ります。野生では80mmを超える個体は少なく、飼育では幼虫の時に餌を栄養を与えることにより大型化を狙えます。

wiki公式によると、俳優の哀川翔さんがカブトムシのブリーダーとして著名で、飼育したカブトムシが88.0mmを記録してギネス世界記録に登録されています。

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成虫の生活史

基本的にカブトムシは夜行性で街頭など光に集まる習性があります。昼間は樹木の根元、腐植土や枯葉の下などで隠れ住んで夕暮れ時から夜明けまで活動を続けます。夜間餌にありつけなかった場合や産卵期のメスは日中でも摂食を続けていることがありますので、日中の樹液の出るクヌギやブナ林のポイントで見かけることができます。。

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まとめ

今回は運良くオス・メスセットで捕獲することができました。飼育セットを用意したのは久々ですが蛋白ゼリーなど与えて今シーズンは大事に育てようと思います。


野生の個体は高確率でダニがついていることが多いのですが最近は専用の防ダニマットを利用することで除去するのがめちゃくちゃ簡単になってました。時代は変わっていきますね。

次回もお楽しみに!@norinity1103でした。

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