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アサリに見る遺伝子の多様性

いつもの魚屋でアサリを大量買いしました。今夜はこれでアサリ料理を仕込もうと思います。お店で砂抜きをすでに終えてくれていたので手間いらずです。

買ったアサリの袋を覗き込むと、同じアサリなのに一つ一つの模様が全然違うことに気づきます。先日、国立科学博物館に遊びに行った時も、このような生物多様性についてのコーナーでワクワクする気持ちになりました。

遺伝子の多様性とは

アサリや、テントウムシは、同じ種類の生き物でも色や模様に違いがあります。この違いは遺伝子の違いによるものです。「遺伝子の多様性」とは遺伝子のちがいによって、色いろ、形かたち、模様などにいろいろな個性があることと指します。アサリもこんなにいろんな種類の模様があるならレアな模様のものをコレクションしたくなりますね。

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貝を同士をこすって汚れを落とします

毎回コレクションをすること思い立つも、毎回食べることに専念してしまいます。上質なアサリはずっしり重みを感じます。

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ニンニクソースと白ワインで煮ます

ボンゴレビアンコなどアサリの味がうまく引き出せる料理も考えましたが、今回は白ワインが余っていましたので、ニンニクペーストを溶かしてソースを作りワイン煮にします。

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実食 : アサリの白ワイン蒸し

庭先のコモンタイムを風味づけていれてみました。ニンニク胡椒で大味だったのですがハーブの風味でかなり味に深みが出ました。

新鮮なアサリは味わいが深いですね。白ワインもいろんな種類を試してみたくなりますバケットを焦がしてしまいましたが残り汁につけて美味しくいただきました。遺伝子多様性あふれるアサリも味の方はきちんと期待通り仲良く調和してくれました。

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まとめ

わざわざ仕込んでアサリを料理したのは久しぶりです。養殖のアサリはこのような遺伝子多様性が失われつつあるという話も聞いたのですが、やはり生物多様性は人工的にどうこうコントロールできるものではないというのが感慨深いですね。料理をキッカケにまた新しい発見がありました。

次回もお楽しみに。@norinity1103 でした。

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