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ルアンパバーン・デイズ【ラオス#3】

どうにかこうにかスローボートに乗って2日間かけて辿り着いたルアンパバーン。


この町には1週間滞在し、のんびりした。
1日の流れは、
10時ギリギリになんとか起きて泊まっている宿にある川沿いの共有スペースで朝ごはん。顔馴染みになった人とおしゃべりをして、「今日は何する?」「ノープラン」「ミートゥー」などと笑って、時々「昼からあっちの方に散歩に行くよ」「一緒に行こうよ」「OK」などという流れになり一緒に出かけたり。
noteを書いて洗濯をして、宿の隣にある図書館でのんびりしたり。
昼頃に散歩に出かけ、川沿いを毎日歩く。「バンブーブリッジ」と呼ばれる竹の橋は水かさが増えたら毎年流されてしまうので、毎年作り直しているという話を聞きながら歩いたり、川沿いのしゃれた店でお茶したり、時々お寺に立ち寄ったり。
いつものルートを歩いてメインストリートに辿り着くと、適当なローカルな店で昼ごはんを食べたり、雑貨屋を見て回ったり。
また別の寺を見たり、オシャレなカフェでお茶しながらTVerで日本のテレビを見たり。
暑くなったらスーパーマーケットに入ってコスメや日用品を物色しながら涼んで、いったん宿に帰ってシャワーを浴びる。
洗濯物が乾いていたら取り込んで、またちょっと宿の共有スペースで紅茶を飲みながら誰かと話して、時々誰かにビールを奢ってもらって、のんびりする。
17時頃にまた出かけて、いい夕日のスポットを探しに行く。メコン川の河原に降りて17:47が1番空が赤く焼けることを最終日に学んだ。
太陽が完全に沈んだら始まるナイトマーケットへ。
かわいいポーチを見て買おうかな、いややめとこうを毎日繰り返し、何か安くて美味しいものを食べる。
ハマって通っていたのは30,000kip(240円)で盛り付け放題のビュッフェ。焼き飯をたんまりよそって春巻き5個、スイカもとって、隙間に野菜を入れて晩ごはんが完成する。肉が足りない気がしたら、焼き鳥を買って食べ歩いたり、たこ焼き焼き器で焼くミニココナッツパンケーキなども買って食べ歩いた。
満月がきれいだなと眺めたり、今日はちょっと涼しいなと感じたり、この通りはここに繋がってたのかと発見したり。
全力で散歩して宿に帰ると、またいつものメンバーが出迎えてくれて、「今日はどうだった?」と聞いてくれる。
私もみんなに「今日は何したの?」と聞いて、「明日はどうする?」「ノープラン」という会話で笑う。
丘に登るとか、少し遠出して滝に行くとか、他の人のプランを聞いて気が乗れば自分も行こうかなと考えたり、明日の朝、早く起きれたらそれをしようと思ったり。
夜は誰かがギターを弾いて歌い始めたりして、私は早く寝るので21時には自分の部屋に退散。
窓の外から聞こえてくる笑い声に後ろ髪をひかれつつも、耳栓で蓋する。
携帯が光る。
見ると「Good night young lady.」と、さっきまで一緒にいてまだ飲んで騒いでる人からのメッセージ。
私も返事して、目を閉じぐっすり眠る。

こんな日々が1週間続いた。
今思えばとてものんびりできたのに、とても充実していた。
ルアンパバーンは大好きな町になった。

朝食込みで800円くらいの宿
朝食べてすぐごろん
宿の隣の図書館
バンブーブリッジ
うどん的なカオピャック
フォントがかわいい
恐ろしくて笑える寺の絵
大好きココナッツパンケーキ
満月
誰かの誕生日ケーキをもらった




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