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マイルで世界一周航空券を手に入れることにした。

私は趣味でANAのマイルを貯めている。
いわゆる「マイラー」というやつで、ネットで買物をする時は(というか買物はもうほとんどネットなのだが)、主にハピタスというポイントサイトを経由して買物をし、貯まったハピタスのポイント全てをマイルに交換してきたため、結構なマイルがまだ貯まっている。

仕組みについてはややこしいのでざっくり言うと、楽天で買ったら楽天ポイントが付くけど、ハピタスに登録してハピタスから楽天のページへ経由して楽天で買物すれば、ハピタスと楽天の両方にポイントがつくというもの。ハピタスのポイントは現金化できるしマイルにも換えれるというからくり。
こういうのを駆使してマイルを貯めてる人をマイラーと言うようです。マメな人しか向いてないと思います。イッツミー。
ハピタスの会員になるにはこちらからどうぞ。私もちょっと得します。


これまでの旅も、ヨーロッパ往復やインド往復はマイルを特典航空券に換えて飛行機代はタダで(と言っても燃油サーチャージとかはかかる。しかし、燃油の料金が今えらいことになっていておそロシアーと思いながら震えている…)飛行機に乗らせてもらってきた。
アジア圏内やEU圏内での移動といった近距離はLCCを使い、長距離や国内線はマイルを使うという分け方で旅をしてきたのだが、コロナ禍で国内線で大阪東京間を1回乗ったきりマイルは一つも使えていないため、今も貯まったままの状態である。
あまりにマイルを特典航空券に交換してなさすぎてすっかり忘れていたのだが、
ANAマイルは国際線では往復しか使えないという重大なことを思い出した。
というか最近ANAのホームページで見ていた時に思いがけず突き付けられた。
国内線は片道で使えたから勘違いをしていたのである。
これは参った。
マイルだけに参る。
ANAのマイルはスターアライアンス系列のたくさんの航空会社のフライトにも使えるから、世界一周旅でポイント的に使おうと思っていたが、日本からの往復でしか使えないから、私の計画は全滅である。
それに加えて、コロナ禍の2年強の間マイルを使えなかった分、今年の年末辺りからそろそろマイルの期限が切れはじめるのである。(コロナ禍の間は期限を延長してくれていたがそのサービスも終わりそう。)
これも参った。
なのでしょんぼりしてしまい、ポイントサイトのハピタスに貯まっていたポイントを現金に換えた。
貯金が2万円余分にできてホクホクな気分だった。

ところが、暇つぶしにANAのホームページを見ていて「スターアライアンスの世界一周航空券」の紹介のページに辿り着いた。
そういったチケットの存在は知ってはいたが、色々と細かな縛りがあるのが嫌で、はなから選択肢になかったから詳しく調べていなかったのでこの機会に何となく改めてざーっと読んでみて気づいた。

貯まっているマイルをこの世界一周航空券に換えればいいのではないか。

現金でとなると、ルートにもよるが相場は安いもので40万円台から買えるのだが、それだと一つ一つのフライトをLCCなどで組み合わせた方が安く上がるかも知れず、何よりも自由度も高い。
思い付きと旅での流れの中でルートを決めていける。この点に惹かれて私も行く先々で格安の航空券を探して買うスタイルでいくつもりだった。
しかしこのスタイルも、もしかするとアフターコロナの世の中では困難かも知れない。
以前ほど安い飛行機がバンバン飛んでいる時代でもなくなり、情勢次第ではフライトキャンセルのリスクも高いし料金はかさみそうな気がする。

一方で、この世界一周航空券をマイルを使って手に入れるとなると65,000マイルから交換可能らしい。レガシーキャリアばかりなので保証もしてもらえそうだし色々と安心ではある。
それに。
私が既に持ってるマイルで交換できますやん。
突如こちらが優勢となった。
よくよく調べると色々ルールはあるが、太平洋と大西洋は必ず飛ぶこと、飛行機を12回まで乗れて、途中降機は8回まで、フライトの日程変更は何度でも無料とのこと。
ざっくりとしたルートを決めておけば、スケジュールの変更はいつでも可能だし、LCCを組み合わせてその時のノリである程度ルートに遊びを持たせることは十分可能である。

例えば、

①日本→タイ
②インド→トルコ
③トルコ→ドイツ
④スペイン→チリ
⑤メキシコ→日本

といった5回のフライトを世界一周航空券で押さえみたらどうなるかを下のホームページでシミュレーションしてみた。


タイからインドの間は陸路で適当に旅したりLCCで飛んでインドに入ってしまえば良くて、チリから南米を北上してメキシコに入るまでにその時の気分でLCCを買ってNYに飛んだりも可能。既に訪れた国も多く、片っ端から全部行きたいという訳ではないので、要所要所で巡りたい場所に思いつきで飛ぶくらいならこの方が好都合かも知れない。
世界一周の航空券の期限も1年以内なのでちょうど良いと言えば良い。
これって選択肢としてはかなりアリというか、コレなんじゃないかという気がしてきた。
ルート(距離)やフライト回数によって必要となるマイルが変わるらしく、今挙げた例でシミュレーションしてみると12万マイルが必要らしい。
今手元に11万マイル弱残っていて、先日現金化した2万円を現金にせずにマイルに交換していれば今すぐ世界一周航空券を手に入れることができたということが判明した。
なんと。
目先のお金欲しさに現金化してしまったがマイルにしておけばよかった。
1マイル=7~8円の価値になるので、現金化するよりマイルにした方が得だと分かっていたはずなのにコロナ禍のせいで勘が鈍ってしまっていた。
あちゃー!
早まってしまった。
しかし、結果的に進むべき道が見えたので良かった。

貯めこんだマイルで、多分ではなく世界をくるりんと一周することが思いがけず決まった。
いや多分。
この航空券だと地球をぐるっと回らないとダメなルールなので致し方ないからきっと回ることになるだろう。
まだしっかりと世界一周航空券のルールについて読み込めていないので、落とし穴がないか、徹底的にスターアライアンスの世界一周航空券について調べることをGWの課題にした。
どうやら北半球寄りで移動すると距離が縮むので必要マイルが少なくて済む可能性があるらしい。色々シミュレーションしてまた分かったことをメモ代わりにここに残そうとは思っている。とりあえず、待ってろ世界。

マイルの期限が切れ始める秋頃までにあと1万マイルほどをなんとか頑張って貯めて、地球をぐるっと一周する。
決めてしまえば気持ちが楽だ。
世界一周旅に関して一つ一つ決まると、ちょっとずつ世界が近づくような気がしてワクワクする。
まずは西回りか東回りかをいよいよ決めなければいけない。
やっぱりこれを決めないと進めないらしい。

頭の中が世界一周のことで忙しくなってきたので仕事どころではない、と書きそうになったがそこは訂正し(noteで否定線を使ってみたかったので初めて使えて満足。完全否定かどうかは曖昧にしておこう…)、仕事は頑張りつつ水面下で退職と旅の準備を着々と進めていきたいと思う。

追記
ハピタスに登録してもらえると登録した人も私もちょっとハピネスになれるポイントが付く仕組みですのでよろしければぜひ。


2023年に世界を多分一周する構想をあれこれ練っているnoteのマガジンはこちら↓


そろそろ西回りが東回りかを決めねば。


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