漢方的養生で腸活をする!腸活で免疫力をアップしよう!
毎朝、酵素ドリンクを豆乳で割って飲んでいると、とても調子がいいです。
でも、これだけで健康を維持するのは難しい…。
人間の内臓はすべて繋がっているし、「これをすれば健康になれる」というものはないんですよね。
「免疫力を上げる」とひとことで言っても、人それぞれ…。
まずは、自分との会話から始めましょう!
免疫力は腸で作られる
漢方カウンセラーで国際薬膳師の池田のり子です。
このようなご時世ですので、免疫力についての質問が多いです。
そもそも免疫力って何でしょう?
心身のバランスが整っていて、健康で病気にならない状態です。
「感染しないために、どうしたらよいか?」
「健康で過ごすために、どうしたらよいか?」
という質問をよく受けますが、その前に「今のあなたの状態」をチェックする必要があります。
「体を構成している気・血・水(津液)の量があってキレイな状態か?」
「それらが正しい方向に巡っているか?」
「それらを作ったり動かしたりしている内臓が働いているか?」
その中でも特に関係するのが、腸なんです。
腸の環境を整える方法
「免疫力の7割が腸で作られる」とよく言われますよね。
「腸活」というと便秘解消のイメージが強いですが、それだけではありません。
もちろん、便秘解消も大事ですが、腸にご機嫌に働いてもらうことが何よりも大事なのです。
「腸内環境を整えるために何を食べるか?」と考える前に、「なぜ腸内環境が乱れるのか?」「腸内環境が乱れるとなにが起こるのか?」を知りましょう。
漢方で考える「肺」と「大腸」
漢方の世界では、「大腸は伝道の官にて変化これ(焉)に出ずる」といいます。
小腸から降りてきた糟粕(消化した飲食物)から、さらに水分の吸収を行い、糞便へと変化させ体外に排出し、飲食物の終着となります。
大腸が不調になると、便秘、下痢などの症状が現れます。
そして、その大腸と表裏の関係にあるのが「肺」です。
表裏関係というのは、大腸にトラブルがあると肺にも影響するという意味です。
この「肺」は西洋医学の肺臓とは少し違い、お仕事とかシステムと考えます。
肺は「相傅(そうふ:君主を補助する)の官」といわれていて、血液をポンプ作用で送り出す心の機能を補助する重要な内臓です。
心と肺がご機嫌に連携していると、血液の運行がスムーズになります。
肺は、体の上の方に位置して、体の中全部の様子をずっと見ています。
すべての内臓を動かす気と潤わせる水をコントロールする仕事もしています。
他には、外気の交換として呼吸のコントロールもしています。
肺の仕事がうまくできないときは、皮膚、体毛・鼻・涕(はなみず)などに症状を出したり、咳や声がれなどで教えてくれます。
この肺は、秋にバランスを崩しやすく、乾燥が苦手…。
秋と言っても、私たちが涼しく感じ始めるころではなく、二十四節気でいう秋のお誕生日「立秋」は8月7日です。
もうすぐ!!
もちろん、すぐに秋らしくはなりませんが、雲や風が変わり始めるころですよね。
今やるべきこと
この肺が元気でいるためには、お母さんである脾が元気であるという前提が必要です。
このnoteをいつもご覧になっている方は、「またか…」という感じかもしれませんね。
この脾は湿度がとても苦手で、土用期間中(7/19~8/6)は特にダウン…。
土用が開けても、まだまだ湿度が高いので、脾は必死のパッチなのです。
(最近は、必死のパッチなんて言わないのかしら…)
この脾がダウンしてしまうと、子供である肺が育ちません…。
つまり、脾が弱い方は肺も弱くなる…ということなのです。
あなたの脾はご機嫌に動いてくれていますか?
脾をご機嫌にすることを「健脾(けんぴ)」と言います。
私は健脾マニアで、こちらにたくさん書いているので、読んでくださいね。
夏の特別セミナー
私も日頃から健脾健脾…とうるさいのですが、その脾の大切さを教えてくださったのが、私の漢方のお師匠様である湛先生です。
18年ぐらい前だったと思いますが、当時は漢方や薬膳のスクールが神戸になく、ひとりで学んでいました。
薬膳インストラクター認定試験に合格するために、一生懸命勉強していたのですが、聞く人がいなくて心が折れそうでした…。
でも、薬膳のスクールを作りたくて、どうしても資格を取りたかったし、学びたかったのです。
なぜそう思ったのかは、プロフィールを読んでくださいね。
中医学の言葉は難しいし、知っている西洋医学とはぜんぜん違うし、「直接誰かに聞きたい!!」とずっと思っていました。
そんなときに、よく行っていたおばんざい屋さんの女将さんから「漢方の先生いるよ」と声を掛けてもらったのです。
初対面、飲み屋。
漢方について教えてもらうのも、飲み屋。
アフターも、飲み屋。
ずっと、飲み屋…(笑)
中医学がちんぷんかんぷんな私に、たくさんのことを分かりやすく教えて下さいました。
今の私があるのは、湛先生のおかげです。
例え話がおもしろくて、今でもパクった例え話をセミナーで使っています(笑)
その湛先生が、年に2回セミナーをしてくださいます。
2月は「漢方的にみる今年の運気セミナー」で、8月はそのときに合ったテーマで話していただきます。
今年もその時期がやってきました!!
今年のテーマは…
「漢方的養生で腸活をする~腸活で免疫力をアップしよう~」
ステキでしょ~?
通学、Zoom、YouTube(録画配信)で受講いただけます。
受講された方全員に録画を送るので、何度でも復習できます!
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日時:2021年8月28(土)13:30~16:00
場所:健膳美食サロンセミナールーム
※咲美堂漢方薬房隣接
神戸市中央区北長狭通3-2-15カサベラ花隈B102
講師:湛 沛綸(タン ハイリン)
受講料:5,500円(税込)
持ち物:筆記用具
定員:通学10名、Zoom・YouTubeはそれぞれ20名
対象:薬膳インストラクター初級資格取得者
または同等の知識のある方
☆定員になり次第、受付を締め切らせていただきます
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当日は、私も一緒にサポートさせていただきます!
お申し込みはこちらから
↓↓↓
ちょっとマニアックなお話もあるので、ある程度中医学の知識がある方が対象です。
楽しいですよ!!
このようなご時世だからこそ、多くの方に受講いただきたいです!!
いつも自己紹介は「池田さんとは呑み友です」で始まります(笑)
みなさまからのお申込みをお待ちしています!!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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