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人と人生のより幸せな関係が実現する場をつくる

取材いただきました。
さくら事務所は現在、東京本部の所属が100名を超えるのですが、その約7割が複業(私は本業・副業でなく、複業あるいは福業と社内定義しています)メンバーです。

地域グループ企業もあるものの、東京本部所属を希望して全国からフルリモートしてるメンバーも多く、中には時差もある海外からのリモートワークも。

複業メンバーの働き方も千差万別で、収入源として半々の割合だったり、時期によって7:3、その逆とか伸縮させてたり、

福業とも呼んでる所以ですが、収入は安定的に当社で得ながら起業チャレンジや学業、家族との時間やコミュニティ活動をしてるとか、それぞれが大切な人生、命の時間と向き合いながらユニークでフレキシブルな働き方をしてくれています。

江戸時代、連と呼ばれる俳句や浮世絵とか芸術、文化サロンのようなコミュニティがあちこちに生まれて、人々はゆるやかに時々に、号と呼ばれるペンネーム、今だとアバターのような別名や個性で所属し、活動を楽しんだそうです。

自分の才や関心領域を表現しシェアしあい、喜び称えあえる、生活の糧にもなり価値観や美意識があう仲間がいる居場所をもつことは人生を豊かに、より幸せなものにしてくれると個人的な体験でも感じます。

これからはそんな居場所を自然に、断続的に、複数もってつながりあっていく、公私や組織のあわいはどんどんシームレスに溶け合ってくほうが自然だと考えていて、人事役員たちにも社内でも繰り返し、

組織やルール、雇用形態や職種や職制に人をあわせるんじゃなく、その人ありき、人にあわせて仕事や働き方、必要なルールがわりの考え方をつくろう、人あわせの経営をしようと伝えてきました。

もちろん言葉で言うほど簡単じゃなくて、採用面談でまず「どんな働き方で何をしてみたい?」って話からはじめるカスタマイズ採用は、そのあとのチームビルディングや教育含めて、メンバーたちにうんと手間ひまかかってると思います。

私の青臭い理想論によくぞここまで真剣に向き合ってくれる、そんな感動と感謝しかないメンバーたちの献身のおかげでこつこつ、時折の課題や失敗を解決しながら、組織というよりコミュニティ、ネットワーク体のような不思議なチームが育ってきました。

最近はYouTubeやTwitterなどSNSから、業界・職種関係なく「さくら事務所グループで何かやってみたい」というお問い合わせも多数いただくようになり、そうした方々と思いがけない複業のご縁をいただいて新しいチャレンジができていることも、望外の喜びです。

今年はあちこち出張続きで私が東京本部にいる日程が少なく、メンバー研修もずっと遅れての開催になってしまうのですが、研修や懇親会をしたメンバーたちから昨夜、

「人生の節目といえる機会だった」「このコミュニティで活動や貢献できることが誇らしい・嬉しい」「経営方針や仲間の素敵さに仕事がますます楽しみでしかない」そんなメッセージが届いて一人、深夜の事務所で泣いてました。

彼、彼女たちが、さくら事務所グループというコミュニティに参加して、今まで以上に、想像もつかなかった自分の潜在能力や可能性を花開かせる、

暗夜のポラリスとなるような尊敬しあえる仲間と絆を深められる、働く人生ごと、自分を愛し誇れる日々であってくれたら。

そんな大切な人たちの、人と人生のより幸せな関係が実現する場、機会、事業をこれからも地味に愚直に、楽しんでいければ私も幸せです。

働き手を大切にする経営者が「複業」を推奨する理由
https://shuchi.php.co.jp/the21/detail/9503

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