境界線が曖昧なコダテルならではの空間づくり
宿泊のできるコワーキングスペース「コダテル」は、愛媛県八幡浜市にある築70年超の空き家をリノベーションして誕生した”ヒミツキチ”です。
このヒミツキチでは、都会的なコワーキングの様相はなくて、一戸建てゆえ、間仕切りも少なく、プライベート空間がつくりにくいという不利な面を持っています。
コダテルでは、そうした不利な面をあえて、「境界線が曖昧な」と呼んでいて、むしろ武器にしています。
今日のコダテルもそうですが、1階のフリースペースでは、高校生たちが動画制作のプロジェクトの打ち合わせをしていたり、
プログラミングに取り組んでいる小学生、パソコン(Word)等の学習をしている高校生がいたりします。
また、2階では、カラーセラピーの資格が取れる個別講習会も行われていたり。
あえてそれぞれの動きが見えるようにして、
「こんにちは〜」「何されているんですか?」という言葉が交わされやすくなるように設計しています。
もちろん、2階をプライベート空間として貸切ことも可能ですが、「企てを起こす」ことを標榜するコダテル的には、
いろいろな人が交わること(出会い等)こそが「企て」を誘発するものだと考えているんですよね。
なので、これから先も、個室を増やしたりすることは考えていません。むしろ、どうやってこの「混じり合い」が生まれる空間や、コミュニティを育むかを大事にしていきます。
小学生が高校生と、進学の話をしたり、大人会員が、高校生の相談に乗ったり、時には、子どもが大人にけん玉を教えたり、いろんな刺激と出会いが多い”ヒミツキチ”がコダテルです。
ぜひ、一度、その空間を体感しに、遊びにきてくださいね〜!
コミュニティについては、こちらでも記事を書いたのでぜひ。
何か質問・リクエストがありましたら、こちらからお気軽にどうぞ。
「誰もが心掻き立てる”企て”を起こせる社会」を目指して活動中です。みなさんからのサポートが励みです。一緒に「企て」を起こしていきましょう!