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グローバル企業マーケターによる実践英語学習論

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TOEIC990点満点2度取得、英検1級保有の筆者(帰国子女ではない)が、どのようにして英語を学習しているのかノウハウを共有します。具体的な教材の紹介に留まらず、英語学習のモチベ… もっと読む
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記事一覧

”#6 英文法はこの一冊” 「グローバル企業マーケターによる実践英語学習論」

私は義務教育で英語に初めて出会い、主に学校の教科として英語を勉強してきましたが、それでもTOEIC990点満点を二度取得、英検一級を保有し、グローバルなビジネスの最前線で英語を使えているのは、英文法をしっかりと勉強してきたからだと思って得います。 この記事では私の文法学習の経験談と、おすすめの書籍を紹介したいと思います。 なぜ文法を学習するのかはずはじめに、なぜ文法を学習する必要があるかについて私の考えを紹介します。それは、「相手に自分の思いや考えを伝えやすくするため」だと

”#5 バイブル的教材の使い倒し方 ” 「グローバル企業マーケターによる実践英語学習論」

私は帰国子女ではないですが、TOEIC990点満点を2回取得し、英検一級を保有しています。大学時代に約一年間アメリカへの交換留学を経験しましたが、それまでに国内の英語学習だけで、TOEIC960点、英検一級を取得しています。何か特段特別な勉強をしたというよりも、この記事で紹介するバイブル的な教材を、後述する「ながら英語の習慣化」で使い倒すことで今の英語力が獲得できたと考えています。 本記事は下記目次の内容が含まれております。 バイブル的教材の紹介バイブル的教材の基準としては

”#4 忘却曲線と復習の費用対効果 ” 「グローバル企業マーケターによる実践英語学習論」

忘却曲線とは英語学習の中でも、単語、熟語、文法の習得には、いかに効率的に記憶に定着させるかがポイントになります。 学習内容と記憶についての研究結果で、エビングハウスの忘却曲線というものがあります。(出典:代々木進学ゼミナールのページのグラフ) 私は高校生で受験勉強をしているときにこの忘却曲線の存在を知り、「復習をしなければもったいない」と思うようになり、復習にしっかり取り組むようになりました。 復習の効果また、カナダのウォータールー大学の記事によれば、復習は回を重ねるごと

”#3 TOEIC対策の考え方とノウハウ ” 「グローバル企業マーケターによる実践英語学習論」

TOEIC対策の考え方私はTOEICで990点満点を2度取得したこともあり、職場の人や友人から、「TOEICの点数の上げ方を教えて」とアドバイスを求められます。そのようなとき、私の回答は「まず実践的な英語力を高めたら、自ずとTOEICで点数が上がる」です。 確かに特定のテストのための勉強法もあると思いますし、時間配分などを意識するために模試を受けることなど、テストのための最低限の準備は必要だと思います。しかし、特定のテストのためだけの勉強をしても、英語力そのものを高める勉強を

”#2 机でしない英語学習 ” 「グローバル企業マーケターによる実践英語学習論」

継続は力なり英語を上達させるためには、毎日続けることが必須条件だと思います。 週末にまとめて10時間勉強するよりも、毎日1分だけでも英語に触れつづけるほうが効果的だと思っています。 私も、どれだけ疲れて深夜に帰宅しても、体調を崩していても、毎日英語に触れ続けています。その経験を踏まえて、英語学習を継続できるコツをこの記事では紹介します。 ながら英語で英語学習を習慣化英語学習を継続するための最大のコツは、英語学習を机で行う勉強としてとらえず、ながら英語を活用して、すでに確立し

”#1 英語学習と幸せな人生の関係” 「グローバル企業マーケターによる実践英語学習論」

はじめにTOEIC990点満点2度取得した、グローバル企業マーケター 米澤のりひろです。(自己紹介記事はこちら) 私の経験を踏まえて、実践的な英語学習方法を連載していきたいと思います。 第一回目は「英語学習の目的」について整理したいと思います。 私の英語学習の目的を事例に、下記の「英語学習目的の整理図」も使って、日々の英語学習のモチベーションを維持・向上する考え方を紹介ようと思います。 英語学習の目的さて、あなたの英語学習の目的はなんでしょうか? 会社の昇格試験に応募するた