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”#6 英文法はこの一冊” 「グローバル企業マーケターによる実践英語学習論」

私は義務教育で英語に初めて出会い、主に学校の教科として英語を勉強してきましたが、それでもTOEIC990点満点を二度取得、英検一級を保有し、グローバルなビジネスの最前線で英語を使えているのは、英文法をしっかりと勉強してきたからだと思って得います。
この記事では私の文法学習の経験談と、おすすめの書籍を紹介したいと思います。

なぜ文法を学習するのか

はずはじめに、なぜ文法を学習する必要があるかについて私の考えを紹介します。それは、「相手に自分の思いや考えを伝えやすくするため」だと思います。文法は、言語を使って、人と人がコミュニケーションを取るときのルールですので、そのルールを無視したら、「何を言っているのかわからない」となります。どれだけ発音が流暢でも、どれだけ多くの難しい単語を知っていても、その言語のルールを守れていなければ相手に自分の考えを伝えることは難しくなります。英語を学習する目的に、英語で自分の考えを伝える、ということがある方は、文法の重要度は高いかと思います。

この一冊でOK

このように非常に重要な英文法を学習するための、おすすめの教材を紹介をします。ずばり、この一冊「総合英語Evergreen」をバイブルとして使えばよいと思います。

こちらの文法参考書ですが、もともと「総合英語 Forest」という参考書が出版社を変えて、その後継書としてタイトルを変えて引き継がれたものです。
私は高校生のときの英文法の授業で、Forestを使っており、そのときに非常にお世話になりました。Evergreenの内容は一部追加された内容があるものの、基本的には最新版のForestをそのまま引き継いでいるようです。(ですので、私が使っていたのはForestですが、以降の呼称はEvergreenに統一します)

Evergreenの使い方

ここからはEvergreenの使い方について、私の体験談、これから使う方に向けてのおすすめの方法について説明します。

私の経験談

私は高校の文法の授業で、学校からEvergreenが参考書として指定されていました。授業自体は内容を簡略化して分量を抑えた教科書で進められていたのですが、参考書のEvergreenではイラストや例文などを多用して非常にわかりやすい説明がなされていたので、私は基本は授業の予習・復習には教科書ではなくEvergreenを使っていました。
600ページほどある参考書でしたが、授業の予習、復習、中間・期末テスト勉強、大学受験勉強で少なくとも4回は通読し、問題集を説いて疑問に思ったりしたときに都度都度辞書的に使っていました。
「仮定法過去」など、文章で説明されてもよくわからない内容に関しては、時間軸のイラストなどを使い、ビジュアル的に非常に理解しやすい説明がなされていたことを今でも記憶しています。

これから使う方へ

ただ、上記のような使い方は初めて英文法を学習する際の使い方です。すでに学生時代にある程度英語を学習した方であれば、必ずしも何度も通読する必要はないかと思います。
ただ、学生時代に勉強したものの、忘れかけている内容も中にはあるかと思うので、下記のような使い方が良いのではないかと思います。

  • まずは最初から最後まで通読する(一日10ページ読めば、約2ヶ月で通読できます)

  • 復習が必要と思われる箇所には印をつけて、復習する

  • その後は問題集を説いたりしたときに辞書的に使う

復習のサイクルについては、「#4 忘却曲線と復習の費用対効果」もご参考にしていただければと思います。

読み進めていただきありがとうございました。
よければ下記のマガジン・記事もご覧ください。

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