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第4回#withGR博多フォトウォークイベントレポート

ただいま!裏面の男Nori-Streetです!(笑)

11月27日(日)私の人生において忘れられない出来事がありました。
そう第4回#withGR博多フォトウォークイベントでございます。
さっそく福岡の余韻が残っているうちにイベントレポートをさせていただきます。

早くも第4回目となる#withGRですが、初の遠征です。首都圏以外での開催ができるなんて想像もしていなかった為、非常に興奮した1日でした。

そして今回も天気は晴れでした(笑)過去の#withGR全て晴れです!!!
天気まで味方につけた男Nori-Streetです。

#withGRとの事で今回もリコーイメージング株式会社様の御協力でGRⅢまたはGRⅢxを御用意頂けました!

そしてまだ、名機GRを御存知でない方は是非こちらの映像をどうぞ!


10:30 中州川端駅1番出口集合

本日のメンバー集合です!
GRⅢxを使ってスタッフさん撮影

まずは、博多で歴史ある映画館「太洋映画劇場」で集合写真です。初遠征なのでスタッフさんも気合入っています。

そして、今回のメンバーも激熱です!遥々、大分県北九州小倉から参加をして下さった方やストリートスナップだけでなくポートレートや鳥を撮影している方等、地域だけでなく幅広く撮影しているメンバーが集まって下さりました!本当感謝です。

この日はGRⅢxのレンタルが大人気でした。ささっと点呼を済ませ集合写真を撮って出発です!次の集合時間は13:00 中州懸橋です。


中洲界隈を散策

「博多娯楽の象徴」

実は、初めての場所で心配だった為、前もって25日(金)正午の飛行機で福岡に来て、その日の夜に下見をしました。

では、事前に今回のコースはどうやって決めたのか?それについてはこちらに詳しく書いてあります。

この日は私の愛用しているGRⅢ(GR3)のみを使って撮影する事を決めていたので、これからの写真は全て28mmの画角となります。角度補正やトリミングはしていないのでGRⅢそのままの画角をお楽しみください。

「祭りの後」
ポジフィルム調撮って出し

夜は九州一、西日本一そして日本三大歓楽街の名の元、非常に色鮮やかな顔を持つ中州ですが、午前中は人通りも少なく街が眠っているかのようでした。落ちているリボンを見て数時間前のどんちゃん騒ぎを想像させます。

「置き土産」

何故か、私が見てきた歓楽街の特徴としてあるのが、靴が落ちているのを良く見かけます。

ここ中州でも同じ現象が確認できました。靴を履き替えたのか、裸足で帰ったのか想像は尽きません。

こういった謎の痕跡を記録するのもスナップの醍醐味では無いでしょうか。

「Since1969」

強い日差しを受け、博多の幹線道路「国体道路」沿いを歩きます。正式名称は「国道202号・市道堅粕西新2号線」で知っている人は少ないと思いますが、元々は「薬院川」や「泥川」と呼ばれていた川でした。

1935年頃埋め立てられ、1948年に福岡市で行われた第3回国民体育大会の年に併せて整備され、以後「国体道路」としての名前が市民の間では定着し1969年、福岡市制施行80周年を記念して制定されました。

実は福岡の有名な大通りの名称は殆どが1969年に制定されています。

記録した写真から、その場所の現在と過去の対比を見つけ歴史を調べる事は記録をする上での楽しみであり、その地域に住む人や写り込んだ人への敬意でもあります。

「りんごり君」

どこの街でも電話ボックスをフィルター代わりにすれば街の雰囲気をドラマチックに変えられます。

電話を掛けながら見ている風景に見えませんか?

最後に公衆電話を利用したのがいつなのかは思い出せませんが、フィルター代わりには頻繁に利用しています。

ちなみにこの某引越センターのキャラクターは「りんごり君」と言うらしいです。ゆるキャラグランプリのサイトで見つけました(笑)

「HAKATA BASE」

博多の夜の象徴とも言える屋台の基地を発見しました。今は夜に向けて休んでいるようですが、次回はこの屋台が次々と中洲の川沿いに移動していく姿を記録してみたいですね。活気ある博多!まだまだ記録したいというNori-Streetの欲望は続きます。

「昼の顔」

博多と中洲に掛かり博多川を跨ぐ12本の橋の1つ、特徴的な赤い橋「南新橋」から那珂川方面を覗きます。

良く晴れた日曜日、午前11時20分10秒、まるで静かな住宅街のごとく、この場所が欲望の塊である、歓楽街への一番の入り口であることを忘れさせる穏やかな景色を見る事ができました。

「地図を見る人」

橋を渡り「清流公園」へ、そしてまた橋を渡り裏路地へと繰り返しているうちに、同じ場所を何度も往復している事に気付きました(笑)ここ清流公園は、博多川と那珂川が合流する中州の最南端にある日中はのんびりとした公園です。

夜は川沿いに屋台が並ぶので活気が出ますが、まさか日中がここまで落ち着いているとは思わなかった場所です。

「Crossing」
「Countdown」

情報が多い写真というのは、時として否定的に捕らわれてしまう事がありますが、私はスナップを撮る際にこの情報量を大切にしています。

この看板の日付が未来の為、記録的価値はまだありませんが、これらの期日を過ぎ人々がその時代を忘れた頃から価値が高まっていくものと考えています。

年号、場所、人、時間、全て価値のあるものです。

それまでじっくりと温めておきましょう。

「No2の男」
「旅情」

25日の夜、中洲懸橋より那珂川を一人で眺めた時、映像では無いリアルの博多の風景に感動しました。

以前より興味があったこの場所に、2022年、愛用のGRⅢ(GR3)と供に、自身が主催したイベントで訪れる日が来るとは思ってもいなかったからです。

観光客と地元の人が行きかう賑やかな橋の上から川に写る中洲の灯りをゆっくりと撮影しているとき、胸にこみ上げてくる「旅情」というものを感じました。

「未来を作る力」

左半分が現在の姿、右半分の道が先の見えない未来と考えると何気ないスナップ写真からドラマが生まれてくると思います。

GRシリーズは小さくて軽いので角度の変化を付けた撮影も簡単にできます。

撮りたいの先を撮るそれがGRです。


13:00 中州懸橋集合からの記念写真

「一度は見た事がある場所」(スタッフさん撮影)

博多に来たら絶対ここで集合写真を撮ろうと決めていた場所「中州懸橋」
博多に来た事が無い人でも一度はテレビや映画で見たことがあるはずです。

今日は皆でGRを持っての集合写真、良いですね!皆さんの表情からガッツリ構えて撮る!というより気軽に自身のペースでスナップ撮影を楽しんでいる事が伺えます!

しかし日中の博多暑いです!天気に恵まれすぎています(笑)

ここからは、メンバー皆での団体行動で山笠で有名な櫛田神社、川端通商店街へと向かいます。


櫛田神社

「お礼参り」

川端通商店街の一番端ぎなん通り側にある二股に分かれる細い路地に「商売繁盛」「不老長寿」と信仰を集め、博多を代表する祭り「山笠」で有名な櫛田神社の入り口があります。

山笠が最後、メインイベントのステージとなる櫛田神社に入ることを「櫛田入り」と呼ぶそうですがそのタイムスケジュールを見てびっくり!なんと1番目の山笠が櫛田入りするのが午前4時59分と早朝なのです。

「師走の準備」

12月2日、3日は櫛田神社境内にあります「夫婦恵比寿神社」にて商売繁盛や夫婦円満に御利益があるとされている、夫婦恵比寿祭が行われます。まさにその準備の一コマ。

地元の方でしたらこの写真を見ただけで、いつ頃撮った写真かがわかるかと思います。


櫛田神社の前で集合写真

「Grist御用達の二股の路地」スタッフさん撮影

恵比寿債櫛田神社の前が人で混雑している為、二股路地の最先端にある辛子明太子を始めて製造した「ふくや」川端店の前で集合写真を撮りました。気付いた方もいらっしゃるのでは?そう!なんとメンバーが二人増えました!これから更に盛り上がっていきます。

次はすぐ目の前の川端通商店街を歩き「中州川端駅」5番出口に向かいます。


川端通商店街

「良心的なラーメン屋」

拡大してメニュー表を見て頂けたらわかると思います。令和の時代に昭和の価格で勝負!ラーメンが安いだけにトッピングが高く見えてしまうという良心的なラーメン屋「はかたや」勝手に学生服に身を包んだ部活帰りの少年がラーメンをすすってる姿を想像してしまいます。

「山崎酒店」

調べてみて驚きました。なんと明治32年創業の酒店です。現在の場所には昭和27年頃に移転してきたとの事で、こういう昭和のお店、残り続けて欲しいですね。実は私はかつては喫煙者で、写真の方達のように灰皿の前で「セブンスター」を嗜んでおりました。

この後は最後、中洲川端駅5番出口より地下鉄空港線に乗り発表会場へと向かいます。


15:00 写真発表会開始

良い作品とれましたか?(スタッフさん撮影)

今回のイベント最後のプログラム、#withGR博多での写真発表会です。この写真発表会は#withGRの恒例プログラムとなっておりまして、その日撮影した自身の発表したい作品を1,2枚程度選んで発表して頂きます。

九州の方達が見ている博多の視点が実はずっと気になっていました。やはり流石です!同じ場所にいたはずなのに、私が見落としていた細かい部分までしっかり捉えていたので非常に面白かったです。

前ボケの有効活用、ローアングル、やさしい光の取り入れ方、スローシャッターが出すスピード感、色合いの設定の使い方、多重露光や綺麗な水平の保ち方等、皆さんの素晴らしいテクニックが沢山披露され1つの写真から色々な視点と発見が生まれてきました。

今回撮った皆さんの素晴らしい作品は下記ハッシュタグより参照ができます。

#withGR博多
#withGR
#GRsnaps
#shootgr_fukuoka

福岡や博多に関係無くてもGRシリーズをお使いでしたら、是非#withGR#GRsnapsを付けて投稿してくださいね!

残りの時間は、参加者様からの告知タイムです!
実は本日の参加者様にはStreetArtJaponismの管理人様とFUKUOKASPCのメンバー様にも御参加頂いておりました。

#withGRはGRというカメラを通して交流するイベントです!是非告知したい内容があれば発表して下さいね!皆で応援しましょう!

StreetArtJaponism様のnoteはこちらです!


私が発表した#withGR博多

「どこ行くと?」
f/8 1/250秒 ISO-640 露出補正-0.3 測光分割 イメージコントロール ポジフィルム調

櫛田神社の前に突如現れたアメリカンバイク!カッコイイと思い、その瞬間を捉えた瞬発的な一枚です。発表したら、後ろの「どこ行くと?」がまたこの写真に合っていて良いですね!とお褒めの言葉を頂けました。

撮影時の視点はバイクと人のみに向いていたのでこの「どこ行くと?」は正に意外な組み合わせでした。自身で気付かない視点を皆さんで発表し合っていくのは面白いですし非常に勉強になります。

ちなみに絞りの設定は日中はF8を基準に上げていき、夜間はF5.6を基準に下げていきます。ISOはオートで上限が8000です。設定についても良く聞かれますので機会があれば後日noteで詳しく説明したいと思います。


最後に第4回#withGR博多の感想

まずは、お忙しい中、第4回#withGR博多に御参加頂きましたメンバーの皆様、各種SNSより本イベントを紹介して頂きました皆様、遥々九州での実行をサポート頂きましたリコーイメージング株式会社様よりスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

2022年7月から始まったアンオフィシャルのフォトウォークイベントは早いもので4回目となり。毎度皆様の応援のおかげで初の遠征を事故も無く無事実行する事ができました。

今回の第4回#withGR博多は全てにおいて挑戦との闘いでした。過去の#withGRと異なり訪れた事の無い場所での開催の為、インターネットを駆使して開催場所を福岡県の何処にするか?から始まります。限られた時間の中で数パターンのコースを用意し、GRⅢまたはGRⅢxの面白さが際立ち、博多らしさが出て休憩場所があり徒歩での移動が苦にならない場所として、博多は中州川端駅周辺を選定致しました。

25日に福岡入りした後も、ホテルでイベントに向けた作業が続き大変でしたが、実際メンバーの皆様の顔が見れた瞬間、福岡に来て良かったと心から思えました。そして親睦会では#withGR博多の挑戦を最後まで実行できたという達成感で最高においしい食事とお酒を素晴らしい仲間と飲むことができました!

次回は第5回#withGRです!第4回#withGR博多の皆様から頂ける貴重な意見を基に進化を遂げるイベントにしていきます。

本当にありがとうございました!

※#withGRは運営サポートの仲間を募集中!御興味ありましたらDMやコメント下さい。


追記

StreetArtJaponismの管理人様が#withGR博多のイベントレポートを書いてくださっています皆様ぜひチェックしてイイネを押してくださいね!!!


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