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日本には帰りたくない理由

世界中から人が集まる、カリフォルニアに住んで6年、多くの文化、考え方に触れてきました。

今日は日本で育ち、他国に住んだことのない皆様に私の感じていることの一つを是非シェアさせていただきたいです。

皆さんは英語の動詞の « judge »という言葉をご存知でしょうか。

なんとなく、<裁判官が判断をくだす>みたいな感覚を持っているかもしれません。

Don’t judge me !

これをどんな意味にとらえますか?
私の訳はこうです。

『私のこと勝手に決めつけないで。』
『私のすることを理解しようともせずに批判しないで。』

私はこれを非常に重い言葉に感じています。一度相手にこう思われたら、その人をとても傷つけており、その瞬間に信頼関係がなくなり、はなれていってしまうほどの一大事です。

相手のすること、考えを尊重せずに、相手を判断するということは世界共通のタブーです。

日本の社会で多くの人が他人や周囲の人々に対してしてしまいがちな、


-容姿やファッションへのネガティブなコメントやそれをからかうこと、
-人がすることへの必要以上の干渉
-嫉みから来るお節介(言っている本人は嫉みだと気づいていない)

これらは、
その人を何かしら決め付けていませんか?
批判していませんか?
他人のことを何かと比べようとしていませんか?

これは、私が世界の常識から日本が大きく遅れていると感じていることです。そして、日本のソーシャルの私が一番嫌いなところです。

誰かが他人のことを判断して、自分が判断されたくないからと、そのネガティブな判断に便乗していませんか?

周囲の誰かの容姿やファッションを笑いにしていませんか?

世界ではそういう発言をすると、さーっとみんな引いていきます。なぜなら、そういう発言をする人は人をjudgeしているからです。

さあ、みんなで日本を本当のグローバル国家にしていきましょう!

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