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オンライン日本語レッスン: 準備に時間を使うな!

経験ゼロ、資格なしでフルタイムの日本語講師をしています。

日本語講師を初めてから生活の質が大きく上がり、毎日が楽しくなりました。この1年間、なぜこんなに楽しく続けられたのかといえば、「楽だったから」というのが大きな要因の一つだと思います。

でも、「母国語でおしゃべりしているだけだから楽」というわけではありません。私はおしゃべりが苦手で、1時間の会話レッスンより、文法のレッスンが100倍楽だと感じています。

本日はそんな私の手抜きレッスン(文法)の流れをご紹介します。

手抜きレッスンで講師も生徒もハッピー

基本的に、新しい文法は、生徒に読ませて意味を想像させてから、説明します。いきなり知らないコンセプトを説明するより、疑問に思わせてから説明した方が、生徒も集中して聞けます。

絶対にしてはいけないのは、練りに練った「分かりやすい文法説明」のマシンガントークを繰り広げることです。生徒が退屈するし、右の耳から左の耳に抜けて全く身につかないです。

講師側が手抜きレッスンをすることで、生徒は能動的にレッスンを受けて頭をフル回転できるので、教える側、教えられる側にとって効率的なレッスンとなります。

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