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「入院すると考えること!」自分の時間の使い方について!!

 「大病をすると人間が大きくなる」と聞いたことがある。
本当の話か定かでは無いが、今までの入院経験を振り返ると何となくわかるような気がしている。

私は2020年に病気が発覚してから長くて2か月、短くて1週間ほどの入院を6回繰り返しており、その都度忙しかった仕事生活から一変し暇を持て余す生活へのギャップを感じてきた。

同時に会社や同僚・お客様にも迷惑をかけ、それがイヤで転職した経験もある。

ほとんどの時間は読書に費やしているのだが、頭の中は色々な考えがグルグルとまわり、病気との付き合い方や今後の生活等、入院中に考えることは様々である。



【自分の時間は自分の為に】

私は会社への通勤に往復約4時間費やしている。

週5日出勤するとして、20時間通勤に費やしているがこの時間が無駄で仕方なく感じてしまっている。
全国の通勤時間の平均を調べてみると以下のようになるのだが、これに比べてもかなり時間をかけている。

参考資料:総務省「通勤時間が長いランキング」

就職した時点で分かっていたこととは言え、病気になった今だからこそ改めて考えてしまう。

解決策として、自宅から近い勤務先に転職するか自営業になるか2択と考えるが、年齢と持病を考えると選択肢は後者しかない。(転職はもうコリゴリ)
私の本職は不動産・建築(住宅の営業・現場監督等)であるが、どちらかと言えば不動産寄りの仕事を今後メインとして考えている。

不動産の仕事も多種多様であるが、物件の案内、調査・商談等、「人と会うことが仕事」のイメージと思われがちだが、その半分は書類作成などのデスクワークであり建築の仕事も内容によるが、見積もり作成・見積もりの業者依頼・図面作成等、現在では殆どがメールでのやり取りである。

共に必要な際は、現場・お客様・クライアントへ出向くとして在宅ワークが多様化されている昨今、無駄な動きを減らし在宅で可能な仕事も多々あると考えている。

それだけに、メールやラインでクライアントやお客様に自分をアピールできる「コミニュ二ケーション能力・文章力・プレゼンテーション能力」が必要とされるのは当然である。

この業界は他の業界より古い考え方が固執しており、在宅ワーク化を採用している会社はほぼ無いようで、特に建築業界では在宅を取り入れた働き方は先ず不可能と、頭ごなしに却下されているように感じられる。(大手の場合現場関係・営業以外では採用企業があるかも)

今後は効率重視で自分の時間を有効に使えるよう、仕事・生活のスタイルをいかに変えていくかがテーマでもある。



 現在、高齢化社会と言われており医療も進歩し、今後70歳くらいまでは十分に働ける時代になっていくと考えている。

年金受給が65歳~となると定年後、継続雇用期間を考えても65歳からの生活を自分で「カスタマイズする力」が必要になる(たくさん退職金をもらえる方は別ですが・・・)

特に私のように疾患を持ちつつ、治療をすることで生活可能な状況になる場合その時代や治療の状況を見極めながら、生活を組み立てる必要があると切に感じており「長生きするリスク」を考える時代になっている。

「大病をすると人間が大きくなる」と言われた時代から「大病をし自分を見直す時代」に変わりつつある。


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