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23歳最後の日

歳を重ねるごとに、あまり嬉しいイベントではなくなってくるのが「誕生日」

肉体的にも精神的にも、健康的にも若くありたいと常々思っている身としては、毎年、年齢が自動で上がっていくことに怯えるようになった。


そんな僕だが、明日ついに24歳になってしまう。


本当に時間は早いもので、つい最近まで野球ボールを追いかけていたと思っていたし、大学受験をしたのが昨日のようだ。


成人してから、もう4年も経ってしまうのかと思うと、本当に気が滅入る。


そんな24歳になる悲観ビックイベントを前に、「23歳がどんな歳だったか」を中心に振り返っていくことにする。


1.大学を卒業した

23歳になって初めてのビックイベントは、なんと言っても大学卒業。

2単位足りず、周りより半周遅れで大学を卒業することになったのだが、その卒業の時期が23歳の時であった。

ようやく16.5年にもおよぶ学生生活に終止符を打った思い出深い歳であった。


2.社会人になった

大学を卒業したと同時に、正式に社会人となった。

僕が留年した時に、見捨てず入社を待っていただいた会社には本当に頭が上がらない。

僕は、今でも社会人のスタートを今の会社で切れて良かったと思っている。

出会った人、経験させてもらった仕事内容、奢ってもらったご飯、飲んだ酒、どれも本当にいい財産となった。


3.初受注

社会人になって、初めてお客さんに価値提供が出来たのも23歳の時である。

某大手ゲーム会社の広告支援の提案を夜遅くまで作り込み、先輩に泣きながら助けを求めて手に入れた受注。

時間こそかかったし、途中で何度も投げ出したくなったが、提案から大勢の先方担当者の前でプレゼン出来たこと、そして受注まで繋げたことは本当にいい思い出だった。

あの時間を過ごせたから、ビジネススキルが大幅に上がったと言っても過言ではない。

それくらい貴重な経験を23歳の時にした。

4.youtubeチャンネルを開設した

バックパッカーとして世界を回って撮った写真や動画を、ムービーにまとめてどこかに展開したいと考えていた。

その思いが押さえ切れず、youtubeチャンネルを開設したのも23歳だ。

結局時間があまり確保できず、動画を上げ続けることは出来ていないが、youtubeに自分の動画を投稿したのは実は少し誇らしかったりする。笑

5.ファッションブランドを立ち上げた

カンボジアで出会った友達と、ファッションブランドを立ち上げたのも23歳。

ファッションに対する知識も熱量ももともと高くなかったが、「自分らしい自己表現」をテーマに訴求してみたいという好奇心が勝った結果、気付いたらファッションブランドを立ち上げていた。

ブランドの行く末は、これからのアクション次第なので、これは24歳の自分にバトンを繋ごうと思う。

6.新規事業を任せられる

会社の新規事業を、任せられたのも23歳。

プロダクトの方向性が決まっている状態からジョインし、どうしたらサービスがグロースするかを考えた。

ニーズを的確に掴むこと、セグメント分けして顧客にリーチすること、その手段など、とにかく難しく、また学ぶことが多かった。

そして、セミナーを開いて実際に自分が登壇したのもいい思い出である。

新規事業自体は、社会情勢的に加えて自分の実力不足も相まって上手くは行かなかったが、この経験を生かすどうかも24歳の自分に投げようと思う。

7.新型コロナウイルスの流行

本当に勘弁してほしいことが起きたなといった感じだろうか。

もともと体が弱い僕にとって、疫病の流行は恐怖でしかない。

新型コロナウイルスが流行りはじめて、事業も上手く行かなくなり、プライベートもだいぶ制限された生活を送ることになった。(現在進行形)

こればかりは、自分が影響を及ぼす範囲が極度に狭いが、なんとしても24歳には無事終息して欲しいと切に願っている。


8.仕事以外の人との出会い

仕事以外の人との出会いも増やした1年だったと思う。

22歳の時は、自分の殻にこもり、落ち着く仲間としか極力関わろうとしなかったスーパー陰キャラ人間だった。

23歳は、少しだけ頑張って、yentaなどを中心としたビジネスマッチングアプリで、様々な業界で活躍している人と繋がった。

それと同時に、「まだまだ自分は足りないな」「世の中には面白いことをしている、面白い生き方をしている人がたくさんいるな」と感じることが出来た。

これも23歳で経験できた大きな出来事だろう。


9.オンラインサロンへの参加

スーパー陰キャラな僕が、勇気を出して「AD BOX」という広告サークルに入った。

理由は2つあって、それぞれ「社外のコネクションを増やしたい」「広告についての知見を増やしたい」である。

新たなコミュニティに参加することにもともと抵抗があったが、すんなり入れたし、広告業界のレジェンド的な人たちもたくさん参加しており、このコミュニティは自己成長ドライバーとしてのポテンシャルが高いと感じる。

まあ、生かすか殺すかは24歳の僕に投げておこうと思う。


10.新たな決断

まだ詳しくは言えないが、キャリアにおける大きな決断を23歳の最後の最後の下した。

決断はいつだって難しく、正解が分からない中で意思決定をしなければいけないストレスが伴う。

自分が何を大事にしたくて、何を目指していて、どんな感情を本音ベースで持っているのか。

本当に正直に考えて決断したのが23歳の最後だ。

犠牲にするものは当然あるし、未知に対する不安や恐怖は当然ある。

ただ、リスクを背負ってでも後悔しない人生を歩むために思い切って人生の舵を切ったのは恐らく僕の人生史上初めてではないだろうか。

そんな大きな決断をしたのも23歳だ。

そして、またのごとくではあるが、この決断が成功と捉えられるかは24歳以降の自分にかかってる。

(投げすぎ問題)

最後に:23歳から24歳の僕へ

23歳はたくさんの経験を出来たとともに、24歳以降への仕込みを行った歳でもある。

24歳の僕には少々負担をかけるアクションを取ったかもしれない。

ただ、幸せに生きるために最大限考えて取った行動であり、決断であることは24歳の僕なら理解してくれるに違いない。

あとは、これを正解にしていって欲しいし、それが出来ると本当に信じてる。

24歳は、仕事もプライベートも、今よりも充実して欲しい。

健康でもい続けて欲しい、

そして、腹を括って、胸を張って決断した道を闊歩して欲しい。

一年後、24歳を振り返った時に「いい一年だった」と自信を持っていってくれることを信じてる。

そんな期待と、覚悟を持って、23歳を終わろうと思う。

そして、24歳の世界にワクワクしている。

ありがとう、23歳。そして、こんにちは、24歳。


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