2023年上半期に見た映画・ドラマなどなどの備忘録〜映画編〜
今年に入ってから休職してた影響で自由な時間が格段に増えて、せっかくだから自分の引き出しを増やすためにもいろんなものを見たり聴いたりしよう!!!
と思った今年の上半期
(まぁ上半期って言ってるけど、実際には8月まで笑)
ということで!!!
忘れないためにもここに書き残しておこうかなと笑
いろんなジャンルについて書いていきたい気持ちなので
誰かの新しい引き出しの一部になれたら本望だなぁ
なんて思ったりして
思ったりして
思ったりしてます…笑
そしてジャンルがいくつかあるので、3回ぐらいに分けて書いていきたい!!
そして記念すべき1回目は〜映画編〜でっす!!
てな訳でさっそくGO💨
★映画★
☆LEON
”メインキャストの演技力がピカイチ”
前通っていた声優の養成所の先生がずっとオススメしていた映画。
内容的には家族を殺された少女が隣に住んでいた殺し屋の男のもとに転がり込んで、復讐を果たすお話なんだけど、とにかくメインキャストの演技力がすごい。
少女役のナタリー・ポートマンさんなんて当時13歳で映画初出演なのに、それを微塵も感じさせない憑依力。
それにゲイリー・オールドマンさんの狂った感じも最高に恐くていい
見た後にいろいろ考えさせられる映画で、まだ見たことがない方にはめちゃくちゃおすすめの1本です!!!
☆Sweet Charity
”ラストの終わり方が絶妙”
まだ見やすい系のボブフォッシー映画。
なんでこういう言い方をするかというと、ご存じの方はきっとわかると思うのですが、ボブフォッシーの世界観っていい意味で癖がすごいんですよね!
上のYouTubeのサムネからも分かると思うんですけど笑
この映画も振付家・映画監督としての”ボブフォッシーワールド”が炸裂しております
この映画の好きなところはエンディングが2パターンあるところ。
未公開ハッピーエンドver.も好きだけど、公開されたver.も大好きで。
ハッピーエンドではないけれど、アンハッピーとも違う、切なさの中に希望が見える終わる方が個人的には好きだなぁ。
☆グリース
”ヒロインの変身が最高にかっこいい”
主人公の吹き替えが大好きなみきしん(三木眞一郎さん)なことにびっくり。
話はひと夏の恋っていう感じで分かりやすくて見やすかったんだけど、なんといってもラストのヒロインの変身ぶりがかっこよすぎる!!!
そしてプロポーションが神。あれはシンプルに惚れる。
☆コーラスライン
”自分にとって「舞台」とは…”
この映画だけ去年に見たものなんだけど綴っておきます笑
これはちょうど私が出演していた舞台の役作りの参考のために見たもので。
登場人物1人一人の舞台にかける熱い思いがダイレクトに描かれていて、見終わった後に不思議と
「私の生きがいって舞台で表現することなのかなぁ」
という気持ちが浮かび上がってきた映画。
舞台に対する自分の気持ちが分からなくなってきたら見ようと思うような、
自分にとって指針となる作品です。
☆マレフィセント
"原作とは違う家族愛の描写が美しい”
存在は昔から知ってて、Disney+に入った時にたまたま見つけて何となく見始めたんだけれども
いやいやアンジェリーナジョリーかっこよ!美しすぎ!!
オーロラ姫めっかわ!!!そして話が泣ける泣ける…
基本的には原作に忠実だけど、オーロラ姫の眠りを覚ますのが王子様のキスじゃなかったり、実写ならではの改変がすごくいい味を出していて、すごく大好きな映画になりました。
この続編の「マレフィセント2」も見たんだけど、こちらは前作よりはちょっと重め(?)で、違う種族同士分かりあうことは可能なのか、という感じのストーリーなので、いつの時代の人にも刺さるんじゃないかなぁ
ラストの結婚式のシーンは涙がちょちょ切れるので、ハンカチ必須です
☆ロミオとジュリエット
"この映画が不朽の名作を通して、また新しく伝えたいこととは…”
私そもそも「ロミオとジュリエット」の作品が大好きで
どれぐらい好きかというと、留学先のフィリピンの本屋さんで英語版の小説を買うぐらいには好きで
そんな作品にこれまた大好きなディカプリオが出ているということで、これは見ないわけにはいかないだろう!!!
っていう単純な理由で見始めたんだけど笑
この映画の脚本は、原作通り進んでは行くんだけど、時代が現代に移ってるから若干「ウエストサイドストーリー」っぽく感じるとこがあったのと
個人的にプチ衝撃だったのが、ロミオとジュリエットが死んじゃうシーンで。
原作では
ジュリエットが秘薬によって仮死状態になっていることを知らされなかったロミオが自ら毒を飲んで死ぬ
→その直後にジュリエットが目覚め、ロミオが死んでいることに絶望し、ナイフを胸に刺して後を追う
という流れなんだけど、
この映画ではロミオが毒を飲んでいる時にジュリエットが目を覚まして、ロミオが死んでいくのをジュリエットが傍で見てるんだよね…
しかもジュリエットが死ぬ間際にどんなに話しかけても、ロミオとは一度も目が合わないのがただただ切なくて…
これを見た時に、生前もう一度めぐり逢えたことよりも、愛する人が亡くなる瞬間を見てしまう方が辛いんじゃないかなぁ、とも思ったり
時代を現代に移し、ここを変えたことで、この映画がこの話を通して新しく伝えたいことが表れているような、そんな感じが私はしました。
☆WEST SIDE STORY
"何十年たっても色褪せない名作"
1961年に公開された「WEST SIDE STORY」をスピルバーグ監督が指揮を執り、再び映画化されたこの作品。
「ロミオとジュリエット」の現代版と言われていて、2つのグループが対立していたり、その中で許されぬ恋が芽生えたり…という大きい枠組みはおんなじ
でも結末が違うだけに、伝わってくるメッセージとか感じるものが結構違っていて、どちらの作品もすっごく大好きで
そして個人的に高校時代部活でやったことがあって、すごく思い入れのある作品で
これは絶対に見なければ!!!と思い、最近やっと見れたんだけど
こちらもいい意味で改変が効いていて、
特にびっくりしたのが、ある登場人物の設定
作中には少年たちのたまり場であるドラッグストアの店主が重要なポジションとして描かれているんだけれど
1961年版では「ドク」という白人男性
それに対して今回の2021年版では、ドクの妻であり、彼の死後店を引き継いだ「ヴァレンティ―ナ」という女性が出てくる
しかもこの女性を演じているのが、1961年版にアニータというメインの役を演じたリタ・モレノさんらしく
なんだかそれも胸アツで
男女が違うだけで、同じ場面なはずだけどやっぱり印象が変わったりして
そこもすごく面白かった
この作品で描かれていう対立や抗争なんて、60年以上たった今でもあらゆる場所で続いているし、今なおなくなる気配なんてそうそうない
それは表立ったものだけではなく、SNS上でも同じだと思う
「ロミジュリ」や「ウエストサイド」ではどちらも主人公が争いによってなくなってしまい、それをきっかけに和解する、という流れだけど
現実ではこの問題が解決するのにいったい何億何兆人の犠牲が必要なんだろう
もう犠牲者なんて十分すぎるくらいいるのにな…
☆クルエラ
"カッコよさと美しさの共存”
ディズニー「101匹わんちゃん」に登場する悪役”クルエラ”を主人公として描いたヴィラン映画
「101匹わんちゃん」は今まで一度も見たことがなく、知らないまま見ても大丈夫かなぁと思ったけど、そんなのは杞憂に終わりました
思ったよりわんちゃん要素がない!!!
というかどちらかと言うとファッション&復讐ムービーだよね?!
てな感じで、正直めちゃくちゃ面白かった…!
まだ見たことがない方はぜひぜひ軽い気持ちで見てみてほしい!!
主役のエマ・ストーンさんがカッコよさと美しさを兼ね備えていて無敵です
☆ボヘミアン・ラプソディ
"栄光と孤独の対比”
2018年に社会現象を起こした「QUEEN」のボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた伝記作品
「QUEEN」が栄光の階段を上っていけばいくほど、フレディの孤独がどんどん深まっていく描写が、私にはちょっときつかった
どれだけ大勢の人をパーティに呼んでも、一緒にいてほしいメンバーはすぐに去ってしまって、本来の自分ではなくボーカリストとしての自分を好いている人ばかりが残って、孤独感が余計に埋まらなくて
自分が大病にかかっていることを仲間に打ち明けてからの「ライブ・エイド」は、実際もきっとこんなライブだったんだろうなと思うぐらいリアルに溢れていて
社会現象が起こったのにも納得の名作でした
☆パイレーツ・オブ・カリビアン
"リアルな描写が群を抜いてすごい!”
ディズニーの人気アトラクションである「カリブの海賊」をモチーフに作られたこの映画シリーズ
知らない人なんているのかなって思うぐらい有名な作品だけど
今更ながら第1作から一気見をしまして
いや、正直途中でリタイアしようかと思ったんですよ
あまりにもいろいろリアルで怖すぎて
見たことある方だったらわかると思うんですけど、ぶっちゃけ「デイヴィ・ジョーンズ」とか怖すぎません?!
(知らない方はぜひ検索してみてほしい)
タコの見た目した船長なんですけど、個人的に「ハリーポッター」シリーズに出てくるヴォルデモート卿ぐらいインパクトがすごかったです
いろいろ怖い部分はあったけれど、話としては一貫して面白かったです
特に第5作目はラストにかけてジーンとする場面が続いたり、今まで見てきてよかったなぁって自然に思いました
あとは、作品追うごとにバルボッサをどんどん好きになる魔法がかかっているのでぜひ!!笑
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