見出し画像

とても簡単にできて社内広報施策効果が上がるTIPS2つ

疲れた頭で勢いで書いているから、タイトルは盛ってるかも。

正直なところ、広報施策なんて「どんな人がいる会社で」「どんな商材で」「どんな目的でやっているか」で全然変わる。時々広報のことについて相談を受ける時は、手法ありきで考えない方がいい、とよく伝えている。
でも、「効果が上がると断言できるのでは」と個人的に思うTIPSが2つだけあるので疲れた頭で勢いで紹介する。
なぜ疲れた頭で書いているかというと、私自身が運営している社内施策がここ2日連続であってやっとひと段落しているとともに、この2日連続の施策にて、このTIPSの効果をものすごく実感したからである。


TIPS1:社内施策の累計回数を毎回言う

社内施策担当の人に大きな声で伝えたい。本当に、これはやった方がいい。
ルーティンになっている会議や社内施策ほど、この回数宣言の効果が高まる。

回数を言うことで、施策担当者が続けてきた努力とメンバーそれぞれの歩みが暗に伝わる。続けてきたことを皆で実感できる。

例えば、私は自社での社内施策を以下の回数運営している。
・LT大会:58回(3年半)
・リーダー研修:30回(3年弱)
・月次報告会:13回(1年強)

特に回数を重ねたものは開始当初のたてつけでは続けることはできず、マイナーアップデートを繰り返している。58回やったLT大会で、目的やルールを3〜4回変えている。

組織は時により変わる、それに合わせて施策のブラッシュアップも必要になってくる。そのブラッシュアップをしないと、何のためにやっているのかと問われ、施策を続けることはできない。

やっている側からしたら、社内施策は続けるだけですごいのである。小さい会社であればなおさら。

念のため断っておくが、だらだら続けているなーと皆が思っている雰囲気の施策でいくら回数を宣言しても意味はない。そういう施策は、目的を見直すか手法を変えてさっさとやめるべき。

いま何回目なのかは、スケジュールに書くでも、資料の格納フォルダに書くでも、議事録に書くでもいい。とにかく回数は控えておくべし。
そして会議の冒頭に回数を宣言するべし、皆の目につくところにたくさん書いておくべし。


TIPS2:施策の目的を冒頭で宣言する

これもやっている人が意外と少ない印象がある。
個人的には確実にやった方がいい。会議など社内施策への認識や求めるものは、出席者ごとに相当ばらけやすい。

私がやっているLT大会、リーダー研修では毎回冒頭で、何を狙ってやっているのか、目的を宣言している。最近月次報告会でも目的宣言を始めた(別の人から引き継いだ施策だったので、宣言開始が遅れた)。

施策の目的を忘れさせないことで狙っている効果が高まる(メンバーがその目的を意識して臨むようになる)。そして、組織が変化して目的が合わなくなった時、メンバーから違和感のアラートが上がってくるようになる。

すなわち、効果浸透もブラッシュアップのタイミングも早まり、成長が早まるのである。

施策の目的宣言以外にも、「忘れさせない」を使いこなせればコミュニケーションで効果を高められることは多いと思う。
取材調整も然り。口頭(電話)よりメール、メールよりドキュメントである。五月雨だとかなりの確率で覚えていられない、特に忙しい人は。
アラートを上げる側は手間だが、そこを粘り強くやっていれば結果がついてくる。


ご紹介したTIPS2つとも、慣れればそんなに大した準備も努力もいらないことなので、社内施策担当の方には是非参考にしていただきたい。


#広報 #PR #PublicRelations #社内広報 #人事 #HR #HumanResources

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?