教師はなぜ存在するのか?
教員の存在意義とは?
それは、「子どもを教育すること」。
では、子どもを教育するとは?
教科教育をすること?
朝から夕方まで面倒をみること?
テストで100点を取らせること?
きっと、いろんな「教育」がありますよね。
でも、私は(いつも言っていますが)、教師が最も子どもに対してしなkればならない教育とは…
「子どもを勇気づけること」
です。
教育はここに集約されると考えます。
知育も、徳育も、体育も…
食育もなんでもそうですが、
「子どもは自分で学ぶことができる」
教師が教えないと、何もできないわけではなく、
子ども自身がもっている力があって
その力をうまく引き出してあげることで
子どもは自分自身で学び続けてくれます。
その「うまく引き出す方法」として、私が最も効果的だと考えているのが、「自信を持たせる」ことです。
どうせ自分なんて
これが、自分を縛る最も強力な呪いです。
教育は、子どもに
「あなたは未熟で、教師や親などの大人が教えないと、何もできないひよっこだ。だから、言うことを聞いて、言われたとおりに練習しろ。そしたらうまくできるようになる。」
というメッセージを送ることがあります。
お前はまだまだ半人前だ。
未熟者だ。
考えが幼い。甘い。浅い。
そりゃあ、子どもなんだから当たり前です。
自分が未熟だということは、子ども自身もよくわかっています。
でも、私が接してきた多くの子供達は、自己肯定感が低く、
「自分はだめだ」と感じています。
そういうとき、教師ができることってなんだろう…
「あなたはだめだ」と言い続けることなのでしょうか?
言い続ければ、子どもは「言われたくないから頑張る!」と、素直にそう思って頑張り始めるのでしょうか?
中には、たまーにそういう子もいます。
でも、そういう子はたいてい、すぐに自信を回復し、悔しさをバネにすることのできる強い子です。
私がなんとかしたいと考えているのは、そうやって悔しさをバネにもできず、ただぼーっと過ごしながら、なんとなく「自分ってなんだろう」「自分には何ができるんだろう・・・」「自分ってダメなやつだなぁ」と考えている子の力になりたい。
だから、「君は素敵だ」「君はこういういいところがある。自信をもとう」というメッセージを贈り続けることです。
だめだと頭ごなしに言っても、効果はありません。
それより、自分に自信をもつことができれば、そこから子どもたちは自分で学びはじめます。
行動を変えてくれます。
それが、教育者としての「価値」なんじゃないでしょうか。
よく、頭ごなしに叱りつける教師を見つけます。
確かに、「強度」をもって子どもに心理的ショックを与えることで、行動を変容する子もいるでしょう。
でもそれは、「怖いから行動を変えた」だけです。
怖くない環境では、元通りになってしまう。
だからこそ、自分の心の中から、「頑張りたい」と感じ、そこを出発点として行動を変えてほしいんです。
そのためには、勇気づけること。あなたには価値がある。あなたは素晴らしい。
教師が、その子の良さを見つけ、言葉にしてあげること。
その声が、その子の魂に響いたとき、その子は変わっていくでしょう。
そう信じて、「あなたは素晴らしい」と伝え続けます。
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