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「発達障害」検査を受けてみての感想やコストのお話し

前回の記事で発達障害の検査を受診した理由についてお話ししました。長年気になりつつ動けていませんでしたが「受ける理由」を自分の中で見出し検査を受診しようと思いました!

発達障害の検査を受けようと思ってからネットで「発達障害 ●●(地名)」と検索し、近くで検査を行なっている医院を調べました。いくつかありましたが、その中でアクセスも良く、リワークプログラムが充実している医院があったのでそこに決めました!

検査を受ける医院によって内容は異なるかもしれませんがご参考までに私の場合検査がどのような流れだったかをお話ししたいと思います。

◆初来院

私の場合、引越しにより以前通っていた心療内科は距離の問題で行けなかったので、初めて行く医者での診察でした。初めて会う医師との面談で、「自分が過去に適応障害や双極性障害II型の診断を受けたことがあること、そして自分で色々と調べていく中で二次障害として精神障害が出ただけで根本には発達障害があるのではないか。自分の特性を理解したいので発達障害の検査を受けてみたい」旨をお話ししました。
医師からは「そうですか、では受けましょう」とシンプルなお返事を頂きました。
心療内科の初診は唯一長いイメージがあったので私の説明を含めても3分程度で、想像以上に短く驚きました。
実は以前に別の心療内科で医師から「発達障害の検査を受けてみないか」と言われたことがありました。結局そのときは受けなかったのですが、事前に自分で書いたり親などの家族から書いてもらう宿題のようなもの、今まで自分の行動や特性の観察を記入するシートを渡されました。
今回はそのようなものはなく「あれ?」と思い少し不安でしたが、検査自体は全国一律のものだろうと考え受診を決意しました。

◆1回目検査

臨床心理士さんと1時間お話しをしました。
内容は大きく2つ。
前半の10分ほどで簡単に「今回の検査を受けるに至った経緯」「発達障害を疑う日頃の生活面での不自由な点」のお話。
後半は検査を行いました。
検査の細かい内容はここでは述べませんが、間違い探し的なものから言葉の意味を問うようなものまで複数種類の問題にトライしました。
どの分野の問題も最初は簡単で徐々に難しくなっていきました。
気楽な気分で行ったら頭をフル回転する場面が多く試験のようで疲れました。
ただ検査を受けて少し自己分析ができたのはよかったです。
色々なジャンルの問題がありましたが、頭がパンク、真っ白で何も考えられない状態になってしまう分野の問題と余裕に感じる問題がありました。
まさにこれが特性なのかと自分でも気づけたのがよかったです。

◆2回目検査  

2回目も前回と同じ心理士さんが担当してくれました。時間は1時間
この日は仕事で落ち込むことがあり前日は眠れないほど気持ちが動揺していました。万全の状態ではないけれど検査は受けれると思い来た旨を伝えると、配慮いただき前回より丁寧にご対応いただきました。
また1回目の検査の時は検査内容がわからない状態で行ったので何も準備しないで検査を受けました。その結果、後になってから心理士さんに伝えれていない点が多々あることに気づきました。
1回目の検査から2回目の検査の間、思い出すごとに日常の中で困っていることをメモに書いてまとめていました。それを冒頭、心理士さんにお伝えしたところ「ありがとう」と言っていただき嬉しかったです。
検査内容は前回と似て色々なジャンルの問題にトライしました。正解不正解は教えてもらえないので、どの程度できたかは自分の感覚になりますが「かなりできること」「普通」「かなり苦手なもの」が明確にあるなと感じました。

◆3回目検査

1回目、2回目の検査と異なり、問題を解くことはなく、自分の特性について「今まで」や「今」どう感じているのかをお話ししました。
時間は30分ほどであっという間に終わりました。1、2回目の検査と違いかなり事務的な作業の印象でした。

◆発達障害検査にかかったコスト

コストについては大きく時間的コストと金銭的コストの2つに分かれると思います。それぞれについてお話しします。

まず時間面について。
初診からスタートしたこともありましたが、検査完了まで4回(うち3回が検査、1回は初診面談)通院しました。
検査は時間が空いていれば2日連続で受けることも可能だったので空き時間を見つけてドンドン受診しました。
検査が終わってから結果が分かるまで2週間かかった関係で初診から結果が分かるまでは約1ヶ月かかりました。私の受診した心療内科は待たされることもありましたので約7時間くらいは医院の中にいたと思います(医者に着くまでの移動時間を除く)

次にコスト面についてです。
これについては約1万円ほどかかりました。(保険3割適用)

コスト面に関して言うとお金の面よりも時間や労力の方が大変だなと思いました。
発達障害を疑う方の中には精神障害を抱えている方も居るでしょうから、これだけの時間を費やして通うのは体調が悪いときは正直難しいと感じました。

ある程度、体調が回復して気力、体力、そして時間がるときに、再発防止や自分自身と向き合う意味で受診するのが良いのかなと個人的には感じました。

そして、そろそろ結果がわかります。
そちらについては分かり次第お伝えしたいと思います⭐︎

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