叶えたい夢と、カナダに来た理由
私の夢は、海外に移住し、現地で仕事(オフィスジョブ)を得て生きることだ。
小さい頃から漠然と、海外に興味があった。
「漠然と」をちゃんと言語化すると、「自分と肌、目の色が違う人がいる」こと、「しゃべる言語が違う世界がある」ことに強い興味があった。
そして、「英語」が話せれば、どんな人とも会話することができ、外の世界に行くことができると知った。
これが、私が英語を学ぼうとしたきっかけである。
3歳か4歳の頃のことだ。
今思えば、多分当時から海外に住みたかったんだろうなって思う。
公文で英語学習を始めた私は、小学校2年生頃から英文法、つまり中学生レベルの英語を学んでいた。
同じくらいから、私は海外の児童文学を読み漁った。タイトルはもう忘れちゃったけど、シリーズもので言えば「パーシージャクソンとオリンポスの神々」とか。映画も、ハリーポッターが大好きで、ハーマイオニーになりたかった。なんで自分の髪の毛はくるくるじゃないのか、本気で悩んだ。(その反動からか、高校卒業後すぐにパーマをかけて、以降基本的にずっとパーマをかけている。笑)
頭の中は常にハリーポッターのホグワーツの世界で、ずっと空想にふけっていた。
小学校中学年頃の私の夢は、国連職員だった。発展途上国の問題や国際関係についてもとても興味があった。(でも大学院には行きたくなかった。大学院に行くと社会に出るときにはおばさんになると思っていたから。今考えるととんでもない矛盾だ。笑)
初めての海外は、中学3年生の時。市町村がやってる語学研修で約2週間ほどアメリカに行った。
当時の英語力は英検3級以上。現在完了形もバッチリ使いこなせていたと記憶している。
当時の私は10年以上勉強してきた英語が実際に現地でどこまで通用するか、わくわく、というか、もはや自惚れていた。
そして現地でネイティブとやりとりをするわけだが、
早すぎて何を言っているのかわからない。
そして、自分が言いたいことのほとんどが言葉にできない。
ものすごい悔しかった。
あんなに勉強したのに。
公文で、いつまでも100点にならなくて苦しくて、たくさん泣いて勉強したのに、これまでの、10年以上の自分の努力は何にもならなかった。(ちょっとは話せたけどね)
そして、私は誓った。
「大学生になったら絶対留学に行く。そして、リベンジする」
そして2019年。大学に入学。
学内のイギリスへの交換留学に応募し、無事選考を通過、語学要件であるIELTS5.5もクリア。
後は2020年秋の渡航を今か今かと待つのみだった。
そう、コロナが始まるまでは。
コロナのせいで、私の4年間にわたるリベンジ計画は白紙となった。
大学3年生になり、私もなんとなく流れに乗って就職活動を開始した。
真面目な大学生だったので、大学3年の5月くらいから徐々に自己分析や企業研究、業界研究を始めた。
けど、自己分析を進めれば進めるほど、自分がいかに海外での経験を元に今後の人生について考えたかったかを思い知らされたし、実は心の奥底で、「いつか海外で生活したい。現地で仕事を得て生活したい」
と願ってたことを知ることになった。
私の大学は残念ながら、私が在学中には、ついに学生を海外に出すことを許さなかった。学生の身の安全を思ってのことだそうだ。
私は大学卒業後、就職せず、Coop留学を利用してバンクーバーに来ることに決めた。
そして、現在。
私はバンクーバーで、私立カレッジに通い、デジタルマーケティングについて学んでいる。
Coop留学なので、座学終了後はインターンシップをすることになる。
非常に難しいのは承知の上だが、やはり私は、マーケティング職でインターンシップをしたい。
カナダで永住権を狙うかは、まだ未定だ。
なぜなら、やっぱり私はイギリスに興味があるからだ。(ハリーポッターの国、イギリス。ミスタ・リアス(元にじさんじ)の国、イギリス。)
日本と違い、海外はポテンシャル採用なんてしない。
見られるのは、経験があるか否か。
私は新卒を捨てたから、マーケティングの実務経験はおろか、社会人経験すら無い。
だから、今はボランティアでマーケティング経験を積むか、もしくは日本からフルリモートでインターンをして経験を積もうか検討している。
年始から頭が重い。笑
でも、せっかくいただいたチャンス。
できることは、すべてやる。
後悔しないように。
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