nonpono

酒旅写真が好き

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最近の記事

焼鳥片手に今日も晩酌

わたしが住む秋田県横手市の伝説のお店、 かしらや。 繁華街ではなく、ひっそりとした場所にあります。 横手駅から歩いて7分くらい。 うわさは、かねがね聞いておりました。 「予約しないといけないお店」 「梅割り三杯飲むともう、だめなお店」 「やきとりでビルを建てたお店」など。 初めて行ったのは、20年前の日曜日。 当時は日曜日も営業していました。 18時に行ったら、 「もう肉が売り切れで」と断られ、びっくり。 嫌われているかと思いましたが、三分の一くらいは、お店で食べるよ

    • わたしの夏休み 2024

      いつものバス停でバスを降りると、 いつもはモノクロな神社が風鈴を飾り、 まるでお色直しをしているかのようでした。 後方にいる、やけに尻尾が長いこま犬の目は、 鋭くて、異界と現世の境界線ぎりぎりを迷っているような不思議な感じに溶けました。 あじさいで有名なお寺。 駐車場から、坂を降りると海が見えました。 初夏の暑い平日、海とあじさいのコントラストが、あざやかに、わたしを照らしました。 まぶしいくらい、鮮やかに。 わたしは新宿生まれです。 前回は夜のこの風景を眺めて驚きました

      • 打ち上げ花火

        昨年の街の夏祭り、働く店が店の名前を協賛として初めて花火をあげた。 よく、花火の前に企業や団体さんの名前をアナウンスするあの花火。 ふと、思い出した。 親友が住む街の花火大会で、何年も前から飲み仲間で花火をあげようと言っていたことを。 打ち上げ花火、追悼のきらめき。 追悼の花火は親友の妹さんへ。九月二十日が命日の。 親友の妹さんに出会ったのはわたしは中学三年生。 ヤクルトスワローズの応援で、神宮球場の外野席応援団の真後ろの席。 いつも同じ席に座っていたらよく会うように

        • 方向音痴なわたし

          #レベルアップしたいこと わたしは音痴である。歌も音痴だが、これは練習次第、その歌への思い入れ時次第で、何とかなる。下手も横好きである。懸命に練習すれば、二曲くらい持ち歌は出来る。みんなでカラオケボックスに行っても、なんとか乗り切れる。あとは飲んでればいい。      問題は、方向音痴である。わたしの一番の趣味は旅行だから、はなはだ厄介である。まず、地図が読めない。地図を自分の中で立体化出来ない。そもそも、地図に書いてある北の方向がわからない。   北の方向については、探

        焼鳥片手に今日も晩酌

          「松島クルーズ」

          島が好きです。1日でぐるっとまわれるような島が理想です。仙台の松島に行ってきました。 今日の画像は、松島の島巡りクルーズの船上です。かもめも写っています。 仙台から仙石線(仙台と石巻を結ぶ列車)で、約四十分で松島に到着。塩竃駅あたりから、車窓に海が見えます。天気が良くなったきました。嬉しいです。まず、松島島巡り観光船に乗ることにしました。 船着き場は、松島海岸駅から歩いて五分。たまたま時間的にちょうど良かった、50分の仁王丸コースへ参加します。 松島はガイドブックによ

          「松島クルーズ」

          「君たちには経費がかかっている」

          初めて就職したのは26歳だった。 進学したり中退したり、海外放浪したり、 フリーターしたり。 いざ、就職活動しても世間は甘くなかった。 だけど、面接も場数を踏めば慣れていくことを知る。六社目くらいに仕事が決まった。 初めての正社員。 初めての名刺。  心が踊った。 仕事を始めて三ヶ月くらい。 会社のミーティングで社長が、 「君たちには経費がかかっているから、 給料の三倍は売上をあげてください」と言われたのを、よく覚えている。 当たり前だが、通うオフィスも家賃が、 配布される

          「君たちには経費がかかっている」

          新大久保 今、昔

          #この街がすき  わたしが生まれ育った街は東京の、山手線の駅で言えば新大久保です。昔は、山手線で人が降りない駅ベスト3には入っていたと思います。朝のラッシュ時や忘年会シーズンなど、新大久保の駅で降りるのには苦労しました。小さいときは、駅の近くにお菓子のロッテの大きな工場があり、駅に着くとほんのりガムの匂いが漂っていました。駅から小さな商店街があり、パン屋さん、八百屋さん、文房具屋さん、ラーメン屋さん、お茶屋さん、靴屋さんが並んでいました。裏道には、ラブホテルが並んでいました

          新大久保 今、昔