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手作り酵素 絞りカス入り ライ麦パン


手作り酵素の搾りかすを
パン生地に入れて作ってみました。

ショウガやカボチャ、その他の混ざった、
どこか外国のお菓子のような
不思議な香りがします。

今回はコショウやシナモンなしなので、
少し物足りなさ感はあります。

ライ麦粉、長野の小麦粉と
ともに全粒粉です。
比率はほぼ半々。

もっと細かな粉を使うか、精白したもののほうが食べやすいと
思ってました。

ところが、わりと食べやすくて
なかなかいい感じの
ライ麦パンになりました。

ライ麦パン、とは言っても、
ライ麦粉100%ではないですが、
まぁ、細かいことはおいておきます。

マスキードプロバンス カボチャ、ショウガ、インカベリー、ゆず、松葉、ボルゲーゼトマト、などで去年の冬に作った手作り酵素の絞りカスです。カスという表現は気に入らないですが、良い表現が思い浮かびません。
最初に細かく切っておくほうが良いです。途中で気づきました。でも手でちぎって潰しました。
マスキードプロバンス カボチャです。確か6kgくらいに育った、巨大なカボチャです。
ライ麦、小麦共に石臼挽き全粒粉。
ゴワゴワしたものになりそうです。
カス、とはいっても立派な食材です。風味もよく、自家製野菜もこれなら
パンに活かせそうです。


こうやって改めて手づくり酵素を振り返ると、
結構理にかなった食材と言えそうです。

自家製野菜や季節の果物等を活用して、
生きた酵素を引き出す。

瓶にいれて、長期保存も可能。

絞りカスはアイディア次第でお菓子や
パン、料理にも使える。

最近わかりましたが、
パンの発酵も良い水を使う、
そして手づくり酵素を少し入れてみる、

こんな些細なことでも、ずいぶんといい発酵になるようです。

おそらく、いや、きっと手の常在菌も
効いていると思います。 素手で握る、おにぎりと同じように。

となると、手づくり酵素の時の常在菌が
生き続け、今この手でこねる瞬間も合わせれば、最強なのかもしれません。

たまにパンだけで過ごすこともありますが、
俗にいうパン食の弊害を
感じたことはありません。

となると、良いパンは、
工場で大量生産する
ものではない。

私の場合、近くにパン屋がないことも
ありますが、
パンは買うものでは
なくなりました。

作った方が早くて味も調整できる。

そして、何気に買っていたものを
作る方向に変えていくきっかけのような
ものにもなっています。

実は北米の先住民の話で、
「安いからと言って、〜を買ってはいけない、
分けてもらえるように、考えて動け!」
みたいな話がある本で出てきました。
(確か薬草の原料についての話でしたが、タイトルは忘れました。)

なんでも手軽に、安いからと買う、
という私の安易な考えを変えるきっかけになったことを思い出します。

落ち着いて考えると、
安い、お手軽、早い、は便利なよう
で弊害もあるようです。

とは言っても、堅苦しくなることなく、
毎回違うやり方で進める。

飽きないように進めていこうと思います。

でも、その中で譲れないことはあります。

それは、陰ながら活躍する、
梅干しの存在です。(赤梅酢等も含めてです。)

殺菌はするけど、
発酵は止めない。

この事実には完全に参りました。
これ以上のものはおそらくないかと。

赤しそ/ゆかりも使える。

和と洋が協力できる食べ物でも
あるわけです。

おそらく、やったことはないですが、
痛みやすい10割そばを打つ時にでも
使えるかもしれません。

梅の可能性、梅とパンが相性が
良いというのも、
改めて考えると興味深いところです。

無水鍋のメリットとして思うのは、両面使えること、平らなので、上の何か置けること。
お湯も沸かせます。無水鍋、デカくても実は活躍の場があります。


なんだかんだ言って、
表面をきれいに焼く
ガスオーブンが
最強です。

でも無水鍋はうまく使うと
オーブン無しでも色々できそうですね。

無水鍋では、ほどよい黒パンに
仕上がります。
また独特の食感は無水鍋ならではです。

今回、ライ麦と小麦粉全粒粉 
半々でしたが、
ライ麦100%に比べて生地は柔らかいです。
酵素の発酵が良く進んだのかもしれません。
中は少しもっさり。
ヨーロッパ風の
香りとふんわりとした黒パンが
いい感じです。
ゆずが入っているのもなかなか。

今回は、我ながら上出来かと。
謙遜しようが、味はうまいです。

ショウガ、ゆず等の活躍もいい感じです。

たまには自分で褒めるのもいいかもしれない、と思いました。

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