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読書キロク2021(6/25~7/24)

読書のキロクです。感想です。
以降、ネタバレも含みます。

①ヴィンランド・サガ(17)

毎月1巻ずつ購入して読み進めています。
前巻(16)の終わり方が気になり過ぎて、危うく1か月1巻の誓いを破ってポチリそうになっていましたが、ようやく落ち着けました。今のトルフィンに影響されてヒルデがどんな風に変わっていくのかが楽しみ。前巻ほどは次巻を勢い誤ってポチリそうではない終わり方でホッとしています。自分の身内を殺された時に果たしてヒルデのパパと同じことが言えるのか…私は言えないだろうなあ…。感情はとても厄介です。

②新九朗、奔る!(7)

大河ドラマ見ているみたいで、最新刊がいつも楽しみ。(ほんものの大河は見ていないけど)疫病の3連チャンが世を襲い身近な人も奪っていく。新九朗にとっては心労絶えない巻だったなと…。次巻は停滞していた流れが加速するような予告でとても気になる…。

③ふしぎの国のバード(8)

お歯黒ってそういう意味合いがあったんだとなるほど初めて知りました。それでも猫の糞尿のような匂いのするものを歯に塗るのは理解しがたいとこです…。昔の風習って廃れてしまって良かったな…と思うものもしばしばあったりします。お歯黒もそうですが、結婚式での徳利投げ込みなんてのも一歩間違えば結婚式が葬式になるやん…と思わざるを得ない。伊藤の身だしなみについて、「これは…人としての礼儀です」と答えているシーンはずぼらな私にはしんどかった。結婚って自由にできるものじゃなかったというのを改めて知れるお話でした。

④ULTRAMAN(17)

わーい!こっちも楽しみにしていました。
育ての父を前にして変身→変身解除を繰り返すシーンはシュール過ぎ。話は深刻なのに読者としては笑ってしまった。レナは間違いなく笑い取りに行っていたよね?と勘ぐってしまう。ゼットンコアという強大な力がついに動きだす。同時に進次郎にも新しい何かが起こる。ウルトラマンが徐々に増えてきて科特隊も大所帯になってきたなあと感じる。それにしても井手さん天才だわ。セブンガーを殺ったヤツは許すまじ。

⑤ゴールデンカムイ(26)

もう門倉さんたまらんです。好きです。本当に死ぬかと思ったよ。ただのドリフのコントないしはピタゴラスイッチじゃん笑笑。門倉さんのラック値は、このすばのカズマ並かもしれない。その中で宇佐美は退場。ここ最近ものすごいはしゃぎようだったし、主要キャラクターが増えすぎな感じもあったけど、ゴールデンカムイはあまり主要キャラクターを退場させないと思っていただけに結構意外でした。海賊は裏切るだろうなと思っていたよ。もう魚人やんか。髪の毛で攻防するな笑笑

⑥Re:ゼロから始める異世界生活(27)

ついに小説家になろうに話が追い付いてしまった巻。
「覚えておきたまえ、旦那くん。僕や妹、君や奥さんが今日まで生きてこられたのは、挑まれた戦いに全勝してきたためだ。」や「狼の国だとて、羊も生きている。」など新登場のフロップさんのセリフがとても秀逸で頭に残った。勝ち方はどうあれ、自分自身も今まで挑まれた戦いに全勝して、今在るのかなと考えてみるきっかけになった。主要メンバーがほとんどいない地で来るだろうなと思っていたプリシラと遂に邂逅。プリシラいるってことはお付き人も直ぐにでてくるよね?とワクワクしています。トッドさんは怖い。

⑦灰と幻想のグリムガル(8)

ハルヒロ達のラック値は、オンラインゲームのパッチごとのジョブのパラメーター調整のように乱高下が激しいな思うばかり。せっかく無事に合流できたかと思えば、新規の炎上案件に足を突っ込んでいないつもり踏み込んでいる。人間に育てられたオークという存在がまた新しくて、今後のジャンボの動きが気になるところ。ランタの選択は決して間違ってはいないと思っていて、特にこの世界観でしっかり生きるための選択をできるランタは凄いと思う。私だったら簡単に死ぬことを選んでしまうかもしれない。グリムガルの強者にはとかく変人が多いなと今更ながら感じ始めました。

⑧1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

漫画やライトノベル以外の本も読んでいこう。ということでメルカリで購入。プレゼンはかなり苦手な部類です。本書の中で、すぐに取り掛かれると感じたのは以下の3点
①ピラミッド(結論←根拠←実例)でロジカルにストーリーを考える。
②ぶっつけ本番しない。練習する。修正する。
③余計なものを省いて1分でまとめてみる。

1分でまとまらない話は、結局何時間かけて話しても伝わらない。というのが、ぶっさり刺さりました。話下手でプレゼン下手なのでこの辺り改善していきたい所。他にも「超一言のキーワード」や「短く言い切る」「カンタンな言葉」など様々なTIPSが散りばめられていて、1つ1つ参考にしていきたい。

⑨開眼! javascript ―言語仕様から学ぶjavascriptの本質

既にnoteでも紹介した通り、後輩と2人きりの輪読会で利用しました。見直した所全部で25回に分けて1か月とちょっとかけて読み切りました。
JavaScriptの屋台骨の部分の説明がぎっしりと詰まっていて、今までは参考サイトに書いてあったからそのままコーディングしていた部分に、1歩踏み込んで、ああ、なるほどと理解を得る事ができました。例えば、プロトタイプチェーンであったり、すべてはObject()に通ずる話であったり…またundefinedとnullの定義の差異をあまり理解していなかったので、こちらも勉強になりました。2013年の書籍ですが、これからJavaScriptを勉強される方にも良い1冊だと感じました。

⑩ヴィンランド・サガ(18)

17巻からの勢いで買っちゃいました!月1巻の予定なのにhahahaha。
トルフィン中身が変わっても強いのは強い。トルケルのオカマ口調がなんか板についていて、こっちが本性だったかな…。シグヤンの必死の顔ボケ必笑。カルリはいなくならない。といい、グズリーズが自分の気持ちに気づき始める辺りといい、また一段と面白くなってきた。

11.ヴィンランド・サガ(19)

さてさて、どこまで続けて買ったのか…。トルフィンの叫び「もっと優しい人間になりたいのに」そんなトルフィンを過去の自分や家族に関連する様々な出来事・真実が阻む。アトリ再登場するとは思っていなかったよ。トルケルのおかま口調マジ板についてきたな。それとヴァグン速攻退場で、更なる強者あらわる…。ギョロになんかワンパンマンのキングみを感じた巻だった。キングのようには行かなかったけどね。途中まではすんごく良かった。ほんとにほんと。

12.ヴィンランド・サガ(20)

わーい。まだまだ続くヴィンランド♪
いやあクヌートマジで腹黒いな。トルケルを使ってやるあたりトルケルをよく理解されている…。ガルムは頭逝っているように見えるけど、ことヴァイキングの世界においては、とんでもぶれているわけでもないようにも感じる。ギョロから預かった途端にすやすやとねんねしているカルリ。ギョロには荷が重かったか。シグやんは本当に友達に恵まれている。バルドルは生まれる世界を間違ったね。魔入りました。入間くんのクララのお兄ちゃんみたい。

13.ヴィンランド・サガ(21)

どこまで買ったんだ。おい!
ヴァイキング達が戦場で違和感を持ち始めているのはとても大きい。
それにしてもシグやん回が続く。「シグやんが本当に望んでいることはなに?本当に望んでいることをしなよ」今の時代においても多くの人に突き刺さるであろう一言。このデブ金髪さんは名言を残し過ぎなのでは??バルドルも一緒に釣りしてくれるおじいちゃんは大好き。守りたいよね。グズリーズがここ2、3巻でめっちゃ可愛く見えてきた。恋する乙女は凄い。

14.ヴィンランド・サガ(22)

ヴァルハラなんてウソッパチ。ヴァイキングを否定する言葉ととっても良いんじゃなかろうか…。死ぬ間際にしかこれを感じられないのがしんどい。とはいったものの、死ぬ間際に気づいたとしてもどうしようもない世の中ではある。まさかのアシェラッドの教訓がここに来て活きるとは思いもしませんでした…。アシェラッドありがとう。ガルム変人でヤバいやつだけどもいい奴でもあるな。私は友達になりたくないけど。グズリーズマジで可愛いな。トルケルと面と向かって戦うなんてすげえし可愛い。

15.ヴィンランド・サガ(23)

表紙のハーフダンが神の領域にいるかの如く描かれていて迫力あってコミカルで好きです。シグやんの帰宅と顛末とグズリーズを巡るお話の終末。ここにシグやんと仲間達の人つなぎの冒険譚は終幕。グズリーズも良かったけど、ハトちゃんも可愛いなあ。縦ロールお嬢様。聡明で頼れる女。ハトルゲルド。何より、シグやんがカッコ良かったし、シグやんフレンズもやっぱり最高だった。特別なシグやんがいいんじゃなくて、ありのままのシグやんだったからこそのフレンズだった。ハーフダンも子供思いのいい人だわ。
ということでここまで一気買いしちゃいました(爆)

16.アサギロ(23)

松下村塾一の男、吉田稔麿いいなあ。愚っ直というか何というか、いいなあ。これから新撰組とまじわざるを得ない事が堪らない。にしても佐久間象山のキャラがまた凄いとしか言えない笑笑。象山相手をさせられた女性の発言「宝やからこそ売れるんと違いますか?宝でないような者は誰も買わしまへん。」が成る程と思わざるを得なかった。

17.逃げ上手の若君(1)

何よりも解説が凄い。ウサギの話なんて、そういえば何でだろうと常々思っていた事だった。主人公である北条時行がどうなったのか歴史上の知識がないだけに、逃げ上手な若君がこれからどのように立ち向かっていくのかがとても楽しみでならない。ただ五代院宗繁の行いに対して、憎み軽蔑して褒美を与えなかったという部分だけは、北条高時を裏切った全員に言えるのではないかと・・・思った。五代院宗繁がクソ野郎ということは間違いない。

18.プリンセスメゾン(1)

誰だか忘れてしまったけど、noteでどなたかが良きマンガと紹介されていたことをキッカケに手に取ったマンガ。
私の漫画趣向的には、一致しないはずなんですが、とてもイイです。なんかとても不思議なマンガでした。劇的な盛り上がりは無いんだけど、登場人物それぞれにフォーカスが当たった物語が1話単位で展開されて、スポットかと思っていたキャラクターが実はスポットではなく、その後も出てくる出てくる。そして色んな人の人生が繋がっていく。なんだろう。わからないけどとても続きが気になるマンガ。要さんの造形いいなあ。

19.環の影(1)

白鎧のデザインが少し苦手だけど、何巻か読んで行くうちに好きになるパターンかもしれない。お話はとても興味深くて、これから始まる大国間の争いに巻き込まれざるを得なかった中立国がとてもいい感じ。4巻で終わってしまうそうだけど、そんな簡単にお終いになっちゃうのかあと読んで無いけど残念でもあったりする。クチヒト帝国が勝てる気がしない。

20.数学ガールの秘密ノート/ビットとバイナリー

2進数の主軸に進められるお話でした。正直計算の部分は、冒頭の部分以外すっ飛ばして答え見てました。少なくとも階段登り下りしながら読む本ではなかった。載っている問題を全て解こうと思うと、ちゃんと机を前にするとか図書館行くとかして集中しないと2進数わかるよ、1と0でしょぐらいの感覚で読書に望むと、うげってなります。改めて、自分って数学苦手というか、方程式にアレルギーがあるなと感じました。置き換えて考えるのって結構難しい。もっと考えたくなかったので巻末もスキップです笑
0と1の2つに置き換えた時に法則性が見えてくるかもしれないというのは、2進数の存在意義をあまり理解していなかった私には、なるほど納得できる1つの説明となりました。


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