絵は私ありきの、世界だった。
人に何かを伝えるとかは二の次で
綺麗な色や思いや場面の1部を切り取って
表すことから始まった。
私の目や、頭や、心が全てだった。

人に勘違いされ、誤解され、全てが一旦嫌になった。

大好きだったオシャレも嫌いになった。
服がすごく好きだったのに
嫌いに思うのは本当に辛い。
悲しいのと嫌いなのとわからなくなった。
誰もいない無音になりたかった。
周りの反応はもううんざり、
自分が傷つくことはやめにしたい。

絵だけが頼りなので
私は絵でおしゃれすることに
決めたのだった。

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