したがき

今日はプラゴミの日だ。

こういう事が僕は苦手だ。

台所や玄関で少女老婆が煩く騒いでいる。

気になるのだろう。気になって気になって仕方が無いのだろう。
本当に動物と同じだ。

視界に入る物、自分の興味、関心がある事だけにしか意識がない。
犬猫と同じ。反射的、脊髄反社というくらいにキョロキョロ。

本人は気が付いていない。僕は去年理解した。
発達障害。
気になる範囲には異常に拘りや集中をする奴。

ばあちゃんでいう飯。
食べ物には目が無い、食べ物に異常に反応する。

改めて考えても、我が家は爺ちゃん、婆ちゃん、母、この人たちは、家族に関する事には共通して異常に反応する家だった。
それぞれが過保護で過剰な行動をする。
悪い意味だけではない。

「何でもかんでも反応するな」

僕の発言に
「そんな事、当たり前でしょ」「どこの家だってそうだろ」と
人は言うが違う。

そこの異常が障害なのだ。
成長が出来ていないから発達障害なのだ。
社会性が上手くいかないから苦しいのだ。

普通の事に聞こえるかもしれないけど、そういう話では無い。

「そんな事、当たり前でしょ」「どこの家だってそうだろ」
それは違う。

それぞれが言っている「普通は」も「どこの家も」は、その人の生まれ育った環境の話。それも、その人の見えている人たち、見ている場所だけの普通や当たり前であって、隣の家の人はまた別の事を言っている。

そこに気が付けないと情弱で老害か餓鬼化するのだと思う。

弱い犬ほどよく吠えるし、不安だからキャンキャン煩く騒ぐ。
自分の姿が見えていないのは誰だって皆同じ。

けれど、自分が異常であることを一生見直す事も無く、最後まで生きていくのは地獄だなと思う。今は地獄しか無い僕だから本当に思う。

・・

改めて。僕は時間や期日を守る事が苦手。

学生時代から今でも忘れ物や失くし物が異常に多い。
宿題はしない、勉強も続かない。

これは発達障害というより、人間としての問題。
社会生活を営む社会人として大事な事が出来ない、欠落している問題。

でもいつかは自分で解決して、向き合わなければならない事。

生きていける環境に自分を置かなければならない。
いつまでも生き辛さからは脱却できない。

定時などの決まったスケジュールが苦手なら、あまりそういう事が無い会社や仕事を選べばいい。
お腹が一杯ご飯が食べたいなら、家事や料理を得意にするか、納得いくものが食べられるだけの稼ぎを作るしかない。
誰とも会いたくない接点を持ちたくない、社会との接点も減らした生活がいいなら、それが認められて赦される環境を作るしかない。

泣いて、黙って、立ち往生の、膠着状態で。
月日や物事が過ぎる事は最悪だと僕は思う。

思うようにしないと、人間はどこまでも落ちぶれるし堕落すると思う。
僕は特にそうだ。自分に甘いし、今も自堕落に抗うのに必死。

自分の事を棚に上げて非難していると言われると反論する。
けれど、そういう見方が出来るのも今の僕は理解できる。

僕も気に入らない事があると怒るだろうし、気分も悪くなる。
出来るだけ良好な関係でいる為に今は人と距離を取っている。

いつか折り合いがつくと思う理由。

おそらく、今、僕が気に入らない事や人がいても、僕が変わっていく中で、そういう人たちとは、自然と縁が切れて、僕の視野に入らなくなるようになると思う。

それが棲み分けと言うのか、住む世界が違うという事だと思う。
誰かを否定している言葉ではない。

人間はそうやって自分が生きる世界を作っていくのだろう。
それが人間の営みで、それが言うなら人間の基本的な部分。
生物の自然な普通だと思う。

自分が生きていける世界、自分の居場所や生活していける場所を探す。

都会でも田舎でも、自分が気に入る、好きな場所にいく。
暮らしていく町を考えて選ぶ。仕事も選ぶ。自分の役目を果たす。

周りの人間も、家族についても考える。

大人になれば友達との接点が無くなると言うのは理解できる。
けど、それは自分と相性がいい人を選んで人間関係を築いていく。

良好、友好な人間付き合いが出来る相手を自然と選べるようになる。
そこに行けるようになるのが大人だと思う。

だから、それが出来ない人が、出来ないままで生きていくのは苦労すると思う。

僕が最近もストレスになってしまう事は、人間としては好きだけど、友達としては好きだけど、社会人としては話が合わない相手との時間だ。
でもこの事についても考えよう。

僕が気に入らないと言っている事と、母親の他人に対してよく言う

「友達だから言ってあげてるの」
「あの子が恥かくんだから」
「あの子の為に言ってあげてるの、教えてあげてるのよ」

この境界線が無い人格障害者の言い分。
と、僕のこのストレスや感情的な部分は同じではないかと考える。

つづく

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