未完 シュガーコーテッド
想い出はいつも悲しい。
どうでもよくて気が抜ける。
そんな時があれば、その後にまた戻る現実。息が苦しく詰まる。
大事な事は、言いたい事は書けなくなってきた。
アウトプットする事が阿保らしくて馬鹿らしいから。
諦め、逃げ。
やはりこれは逃げなのだと思う。
こう言ってしまうと全部が当てはまると思う。
もういいから終わり。
それを逃げたの、生きる事から、現実から、みんな努力して皆も同じように色々あっても、頑張って生きているのに
「お前は逃げるのか」
と言う声も。「負け犬め」という声も。
・・
「生き残った奴の勝ち」、人間の価値、人生の何とか。
理解できるけど。
むしろ僕はそっち側の人間だったはずだけど。
根底には僕は弱い。
弱いから、弱い僕が自然と生きる術を身に着けていった結果なのだ。
そして、今はもう生きていても楽しくない。楽しいと思えない。
「お前は昔から悪い方にネガティブな方に考えるからな」
「お前は色々考えてるから鬱にはならなさそう」
そういわれて、鬱が何か知ってるつもりなんだろうなと思っている。
ネットや周りに似たような人や関係者が居たとしても、思い込みや決めつけが酷い人との会話は、酷くウンザリしたりする。哀しくなったりもする。
・
一番思うのは、僕の事を知らないのに、どんな気分なんだろうな。
僕の事を知っていると想ってくれている友達には感謝するけど。
僕がどんな人生や世界で生きてきたか。
自分たちが勘違いしている、僕がそこで上手くいかなくて、苦しくて、どうやって乗り越えたかも知らないで、よくその痛々しい勘違いを堂々と語りながら生きていられるなと思う。
でも、それが人間で、それが大人で、親で、上司で、部下で、後輩で、友達で、知り合いで、目上の人で、皆、そういうもんなんだよな、と思っていると。
僕が必死で大切にしてきた事も、僕が命懸けで追いかけて夢見た先の現実も、本当に、僕にはこの世界は合わない。
僕が、共存共生する為に必死になって苦しい中で闘おうとしていた事なんて、本当に他人に対して、馬鹿らしい事をしているなと思う。
・・
疲れたと言いたくなる。
中途半端な体力。
殺しにかかるか、そう考えている悪魔のささやきに苛まれる。
・・
外に出たくない。
僕が外に出たくないのは異常。
一人でいたい、一人でどこか行く、一人が良い。
一人は嫌、もう嫌。
何も、したくない。
こんな事になるなんて、自分でもここまでは考えていなかった。
悪い事をした。
でも命をお金に変えろ。
覚悟しろというのはいつも本心なんだ。
僕も一緒。同じ。
死んで消えたい。