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会社謎ルール/自分のことは自分で守る

新卒で入社して半年後、私は適応障害になった。今は休職期間中である。
半年という短い期間であったが、働いてみて、私は会社・社会の謎ルールを知った。今日は私が撤廃した方が良いと思う、会社の暗黙のルール、そして女性目線で改善してほしい点を描きたいと思う。決して愚痴ではない(笑)

①ランチは一人で食べたい 
 新卒で、同期がいないということもあり、周りの社員さんは私がランチの際1人になることを心配していた。だが、お昼くらい1人になりたいと思っていた。節約のため、お弁当を作り、持参しているのだが、食堂やフリースペース的な場所がビルに無く、私は近くの公園でランチをしていた。
 問題は、雨の日。ランチをパスしようと思ったが、お腹が空きすぎて泣く泣くデスクで食べた。案の定、おじさま方に声を掛けられた。生理前や適応障害になってから、他人に急に話しかけられるとビクッとしてしまう。本当はしたくないが、心の中で酷い言葉をつぶやいてしまう。そんな自分がとっても嫌だった。

②生理休暇が取れない
 生理休暇という制度がある会社は割と多いと思う。しかしほとんどの人が取得したことがないという事実を美容院の雑誌で読んだ。私もその一人である。会社には生理休暇があるが、「上司は男性であるため伝えづらい」「休暇後、会社へ行きづらい」「新入社員だから取得しづらい」という理由から頑張って会社へ通った。私はPMSの症状が酷く、情緒不安定になってしまう。そのため、訳もなく泣くことが多い。さすがに皆の前で泣いたことはないが、泣きそうになったことは多々ある。その度にトイレへ行き、トイレで泣いていた。
 PMSや生理痛のことは、言葉では伝えづらいし、理解もされづらい。自分のことは自分で守らなくてはならないのに、出来ない。おじさまや上司の理解も必要であるが、自分自身で勇気をもつことも大切だと思った。新入社員だって生理休暇とっていいじゃないかッ!!
 ちなみに私は入社して2カ月ほどで有給はとった(笑)その意気で、復帰後、体調が悪かったらしっかり生理休暇も取ろうと思う。

③下っ端の役割 朝礼
 うちの会社では毎朝、朝礼がある。やる事は様々だが、それを仕切るのは新入社員だ。今は男性二人(Aさん、Bさん)、女性一人(Cさん)で交代で行っている。そこにそろそろ私も入る。朝から割と広いオフィス全体に届くほどの声を上げる必要がある。気が重い。女性であるCさんもこのシステムを嫌がっている。大きな声を出せない人だっているのだ。会社のルールだから仕方がないが、気が重い。男性の二人は体育会系であるため、その辺はお手の物。なんの問題もなく大きな声でしっかり仕切ることができる。私が朝礼係になる前に休職したため、まだ経験はないが、復帰後、朝礼係が務まるだろうか。大きな声を出せるだろうか。胃が痛い……トホホ。

 皆さんがお勤めする会社には謎ルールといったものがあるだろうか。今回私が挙げたのは、ルールというよりただ単に私が嫌なこと・苦手な事・悩みになってしまったことを、書いてから反省している。(笑)スミマセン

自分で自分の働きやすい環境を整える

 愚痴っぽくなってしまった今回の記事だが、最終的にどうにかできるのは自分である。「一人ランチが好きなんです」「生理痛が酷いんです。休ませてください」「大きな声をだすことが苦手なんです」全部しっかり言わないと、結局相手(おじさま方)も分からない。甘えるな、怠けるな、と言われるかもしれないが、言ってみることは大切なのかもしれない。適応障害になって、その旨を伝える際に初めて大人の前で泣いた。弱い部分を見せた事で楽になったことを実感した。復帰、あるいは転職した後も強がりな自分ではなくて、自分のことを守られる自分になりたいと思う。

 どうかみなさんも、無理せず自分を守って下さいね。



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