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4/17、身体のこと、Charaと東京フィルとか

 ここ数か月、なんとも言えない不調が続いていて、副鼻腔炎が悪化したのだろうと耳鼻科に通ってみたが、薬を追加してもらっても一向に良くならない。仕事を休むほどの決定打はないけれど確実に能率は下がっていくし、生活の質も結構な底辺をさまよっているという厄介な状況なのです。鼻じゃなくて頭なのかなあと、脳神経外科でCT検査を受けるも
「画像を見る限り脳に問題はありません。鼻の状態も、確認できる範囲では副鼻腔炎にはなっていません。下を向くと顔が痛むのは……理由がわかりません」
 とすげなく言われる。頭痛は緊張型頭痛でしょう、あとは耳鼻科で薬をもらってください、とこれまた微妙な回答で、より詳しいことを知りたいならMRIを撮るか、神経内科に行ってみてはどうですかとのこと。五千円も払ったのに収穫ゼロで、がっかりして帰ってきた。脳に異常がない、という診断はもちろん収穫ではあるのですが。気を取り直し、また来週から病院探しと行脚を続けてみようと思っている。原因不明の不調は、精神的にこたえる。

 年が明けてからの仕事の繁忙で、日ごろの運動不足に加えてますます身体を動かす機会が減ってしまった。部屋から一歩も出ない日が週に3日もあったりして、超インドアな私にもさすがに危機感が芽生える。奮発してリラクゼーションに行ってみたが肩首の凝りがまったくほぐれず、逆に「腰回りもものすごくガチガチですね」と言われてしまった。将来、自力歩行できないおばあさんにはなりたくない(自分の足で眼科や整形外科に通院できる老人になりたいのだ)。
 なんとかせねばということで、ホットヨガのお試しに行ってきた。数年前に通っていたことがあるのです。いやあ、久しぶりに汗をかいたな。相変わらず顔面が痛くて鼻呼吸もしづらく、ヨガにうってつけのコンディションでは決してない。「太陽礼拝」という、ヨガをしている人なら知っている基本のポーズを何度も繰り返してとるのだが、プランクとダウンドッグの姿勢になると(顔を下に向けるので)顔面痛がとにかくひどい。うーん。やっぱり副鼻腔炎だろうか。そして以前通っていた時ほどの汗は出ず、代謝が落ちているせいなのかと思う。翌朝、全身のあちこちが筋肉痛になっていた。筋肉痛も久しぶりの感覚。通い放題のプランに入ったので平日も行けたら良いのだけれど、月末までは仕事に追われて厳しそう。いや、時間は作り出すものか。フルフレックスを活かして失った健康を取り戻したい。まだ、次の予約は取れていないのだけど。
 平日における時間の使い方が肝心、と心に刻む。貴重な土日を掃除洗濯で終わるのは嫌だし、美容室にも行きたいし、病院通いも終わる見通しが立っていないし、ヨガも習慣にしていきたい。不要なものを減らして部屋の風通しを良くしたい。人のオーラは見えないが、部屋の淀みは確実に感じる今日このごろ。

 4/15(金)は強行突破で早上がりして、渋谷のBunkamuraオーチャードホールへ。Charaの30周年アニバーサリーコンサート。東京フィルハーモニー交響楽団とのコラボレーションでした。オーケストラ演奏なんて、大人になってから初めて聴いたかもしれない、というくらい普段はなじみがない世界なのだけれど、これが本当に本当に素晴らしかった! 演奏者も楽器の種類もたくさんなので、いろんな音が次々に生まれていきホール中に響き渡るのがとにかく楽しい。その中にすぽんっと放り込まれた感じ。たゆたう、というのかな。溢れ出したポジティブな音色たちが脳内に直接流れ込んでくるのが心地よい。ロックバンドのライブとはまた全然違う良さなのです。すべてCharaの曲だからというのもあり、耳と心がぎゅっと繋がって、とにかく気持ちが弾んだ。スーパーボールみたい、って思った。東京フィル、いいなあ。ほかにももっと聴いてみたいなと俄然興味がわきました。指揮者は柳澤寿男先生。2020年のNHK紅白歌合戦で、玉置浩二の「田園」をオーケストラコラボしたときに指揮されていたのが、この先生らしいです。

今回のポスター。か、可愛い…♡

 そしてCharaは終始可愛かったです(いつもこの感想……)。見るたび年齢不詳になっている気が。小さな身体でパワフルに歌うCharaは私のちょうど10個上で、「同じ年齢のときにはこうなっていたい」と思う常に憧れの存在でした。昔はCUTIEやOliveといった雑誌にもよく載っていて、ファッションもヘアメイクもすごく斬新でキラキラしていました。歯列矯正のワイヤーすら可愛かった記憶が。元々のキャラが全然違うし、あのキュートとリリカルが充満した唯一無二の世界観には到底近づけないのはわかっている、しかし! ライブに行くとたくさんの力を与えてくれる、いつまでも大好きな存在なのです。今回はお着替えタイムが1回あり、素敵な衣装を2着拝めました。Charaのライブはビジュアルも毎回のお楽しみなのだ。

Charaさんが自宅から持ってきた、今シーズン最後のミモザたち

 オーケストラとCharaのコラボ、まったく想像がついていなかったけど、Charaの声ってものすごく独特である意味楽器そのものなので、結果的にとてもしっくりきていたと思います。声が演奏に負けてないのよね。あっという間の贅沢な時間だったなあ。また明日から頑張ろう、とやり残した仕事のことをちょっとだけ思い出した帰り道。ほしかったグッズのTシャツも無事に買えたし、良い一日だった。ものを減らしたいと言いながら、またTシャツを増やしている私。いや、あのですね、Charaのグッズは普段出かけるときにも着られるデザインの可愛さなのです。ちゃんと使えるものはOKとしている。逆に「思い出づくり」と称して普段着る機会のないツアーTシャツ(背面にツアータイトルと日付と会場名がびっちりプリントされている、あれです)を購入することは今後一切やめると心に誓いました。どんなに好きでもパジャマにしかならないから。コロナ禍以前はしょっちゅうライブに行っていたので、その手のTシャツが成仏できぬまま、プラケースに押し込まれています。埒が明かんといくらかは泣く泣く手放したりもしたけれど、まだ我が家の収納スペースを陣取っています。そうだ、断捨離も引き続き頑張ろう。

Charaさんとすーちゃん。この表紙の装苑、持ってる♪


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