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11/6、牛肉とピーマン、シルバーリング

    書くことを習慣にしたいと思っていた2022年。まったく身につかないまま、あと2か月足らずで今年が終わろうとしています。だから焦ってというわけでもないのだけれど、また少し書きたい気持ちが芽生えてきたので、出来るところまで続けてみようかなと思う。

    元々手書きのメモを隣に置いて、すこぶる使い勝手の悪いノートPCを逐一立ち上げていた。私の性格上、このやり方では間違いなく挫折してしまう。なんだかな、と感じなくもないけれど、とりあえず定期的にスマホに打ち込むことでアウトプットの量を増やしていきたい。

    まとまった文章はPCで作るべし、という気持ちがどこかにあるのだ。でも「手書きこそが最適である、PCなんて邪道!」って人もいるだろうし、時代や生活スタイルによってツールなんて簡単に変化していくものなのだろう。そんなにこだわる必要もないのかもしれない。芥川賞作家の町屋良平氏はスマホで執筆していると知ってびっくりしたことがある。

    火曜日、仕事を中抜けして近所の耳鼻科へ。いつものアレルギーの薬を処方してもらう。事前にweb予約して向かい、徒歩10分、待ち時間15分、診察1分。帰りにスーパーで牛肉を買う。めったに買わないのになぜか、手に取ってしまった。国産の、安い切り落とし。ピーマンも購入。

    高山なおみさんの「自炊。何にしようか」に載っている『ピーマンのワタ入りきんぴら』を作る。この本はとても分厚い。いろんなレシピが登場する。それに表紙が真っ黒な背景にラップでくるんだ小分けのごはん4つの写真という、とてもかっこいい装丁なのである。なんていうか、高山さんの一人暮らしの覚悟みたいな、気持ちの集大成みたいなものを感じる。

    高山さんのレシピを真似するようになってから、ピーマンはヘタしか取らなくなった。種もワタもそのまんま、楽チンだ。実はここに一番栄養があるんだよと誰かが言っていた。種まみれのピーマンを食べるたびに、私の中の「一人暮らしの覚悟」も、うすらぼんやりだけれど形になってきているような気がする。現実には、きちんとしないといけないことはたくさんあるのだけれど。

    牛肉は、キノコと炒めたり、卵とじ丼にしたりと勿体ぶって3回に分けて食べた。それにしても、どんぶりを食べ終わるとふうぅーと息がこぼれるのはなぜだろうか。

    木曜日、ネット通販でシルバーの指輪を2つ注文した。現物を見ずにアクセサリーを買うのは多少不安ではあるものの、実店舗がないらしいのと2つ合わせても数千円なのでまあいいやとポチってみたのだ。カートに入れっぱなしにして時間がたったものって、再びそのときの熱量が戻ってこないと永遠に買わないままになることが多い。春頃にシルバーのネックレスと指輪を購入して第一次ブームがやってきて、そのあとなんとなく下火になっていた。最近になって衣替えをしたら、ニットに大ぶりの指輪を合わせたいなあと、あっという間に第二次ブームが到来したのだった。

    届いた指輪のうち、1つは想像以上に素敵でとても気に入り、もう1つは期待値より若干落ちるかな? でも使い勝手は悪くなさそうだし、着けていれば愛着が湧くかもなあという感じだった。1勝1分け、といったところ。Silver925という素材だと品質が良くて長く使えるらしく、どちらも925の表示があるものを選んでみた。そういえば実家から持ち出した母の指輪の内側にも、同じ刻印があった。

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