見出し画像

寝台特急31列車で行くハジャイ経由アイランドホッピングの旅(その2)

列車は(予想していたものの)ハジャイ駅に5分の早着。
今回の旅はGrabがどの程度使えるかを試す旅でもあるので、駅前の客引きはとりあえず放っておいて(ハジャイの第二バスターミナルなら相乗りシーローで安価に行けると思います)、あえてのGrabカーを拾います(ちなみに110バーツだったので、相乗りシーローの目標額は50バーツですね)。

駅前のロビンソン百貨店前で呼んだら、ものの5分で来ました。そして、ものの10分で第二ターミナルへ(寝台特急37列車で行くスンガイコーロク経由深南部国境を巡る旅(その3)を参照
流れが大変よく、ロットゥーもすぐ出ます。
パクバラ行732系統ロットゥーは、7時10分にハジャイ第二バスターミナルを発車しました。
ロットゥーは最初国道4号線を北上して、サトゥーンへ向かう国道406号線に入るべく左折をします。
サトゥーンの町よりは大分手前の交差点を右折して、国道4137号線に入ります。
しばらく走ると、サトゥーンとトランを結ぶ国道416号線と合流して、交通の要衝ラングーへ向かいます。

ラングーの町からはパクバラ行ソンテウ(8476系統)が出ていますが、国道416号線のラングーの三叉路から町の中心まで結構距離ありますので、トランからパクバラあるいはその先の島へ行くことはオススメできません。

パクバラに着きました

ラングーの町を越えて、風光明媚なパクバラ海岸を抜けると、ロットゥーはパクバラの港へ9時ちょうどに到着です。
船のきっぷを買わなきゃと港外の旅行代理店を覗こうとしたら、
ロットゥーの運転手「あんなところで買わないほうがいい(中で買ったら?)」
ご忠告ありがとうございます。そうします。

港に入り、どうすればいいんだ?と思ったら、社員証ぶら下げたおばさんが。
タイの場合、それでも用心するに越したことないのですが、このおばさんなら大丈夫かな?と思い、ついて行きます。

連れて行かれたのは、エアアジア御用達業者のバラミー(Baramee)スピードボート。何社かあるんで、どこがいいか分からないから、こう言う一流企業御用達と言うのは分かりやすくていいです。
今なら9時30分発乗れるよと。ラッキー!
エアアジアで来るとなると、9時30分は間に合わないだろうから。こればかりは寝台特急利用者の役得です。

あ、今までどこ行くと言っていませんでした。今からリペ島へ向かいます。
パクバラから見て、約65km、約2時間の船旅の始まりです。
ちなみにパクバラの港湾使用料は20バーツで、タルタオ国立公園(リペ島も含まれる)の入場料は200バーツで、こちらは別途掛かります。

約30人乗りのスピードボートで外洋を走るんですから、ほとんど絶叫マシンの乗り心地です。最初は騒がしかった、ファランも中国人も韓国人もタイ人もみんな静かになっていくのが実に興味深い。つか、自分も20分くらいで嫌になってきました。

嫌だな、嫌だなと小一時間乗ったところで、コカイ(卵島・エッグアイランド)に立ち寄る。
無人島でいい気分転換になりました。この演出は中々です。

リペ島に着きました

コカイで25分休憩・散策の後、25分でリペ島到着。乗船時間1時間20分、11時30分到着です。でも長い1時間20分でした。ヤードム(スティック状の嗅ぎ薬)などは準備した方がいいですね。

船はパタヤビーチに着き、ウォーキングストリートを歩いていくと、メインビーチのサンライズビーチに着くという予備知識があるので、それに従い目の前の道を歩いて行きます。

でも、目の前の道、お店全然ないし、バイクも走っている。それより人通り少ない。何だろう?とGoogle Map見たら、道じゃないところを歩いているし。
途中で海軍基地からの道に合流して、そしてウォーキングストリートに合流しました。仕切り直しね。

前もってGoogle Mapで宿泊先の第一候補はジプシーリゾートと決めていたので、とりあえず道を探します。

ウォーキングストリートの終点付近から南北に延びる道を少し南下したところに入口ありました。早速行ってみます。

「予約されました」
「していないです」
「部屋あるかな? あるな。どうします?」
「泊まります。いくらですか?」
「ファンなら850バーツ、エアコンなら1900バーツ」
「(クソ高い。タイじゃないよな)エアコン高いわ。ファンでいいです」
「一回部屋見ますか?」
「見ます」
みたいなやり取りを得て、850バーツのファンバンガローにしましたが(後で後悔します。詳しくは後ほど)。

そう言えば、チュムポーンの「どうぞ」で酒飲んで以来、固形物は一切食べていないことに気付き(実際腹も減っていた)。ラーメンとビール頼んだら、マーマーが出てくる始末(シーフードヌードルの名に恥じない程度にイカは入っていましたが)。それで200バーツって。
なんか物価おかしくないかい。

外も部屋も暑いんで、水シャワーを一浴びして一休みしてから、マッサージ屋行きます。
前日のチュムポーンが不完全燃焼でしたので、オイルマッサージを頼んだのですが、やっぱり「お誘い」のようなものはなかったです。

明日のランカウイ行チケット買いに行きます!
にしても、灼熱ですね。どうにかなっちゃいそうな暑さだ。
ホテル戻る前にビールでも飲まないと何ともならないや。とどこ入ろうと思っていたら、

こんなところに日本料理屋があるとは!

とりあえずビール飲みたい。なんか食べて評価してあげないと、と言うことでカリフォルニアロールを。まあ美味い部類。と言うことで、フローズンダイキリも頼みいい気分。
但し店員のコスチュームはかなり変でした。いわゆる着物を着ているんですが、帯はなく腰ひも状態ってやつで、誰か教えてやれよ(^^)

港は30人乗りくらいまでは浮き桟橋で対応で、

100人乗りなどの大きい船になると、デッキに数百人載せられる船を浮き桟橋の一種として対応しているようです。

明日の船はどっちでしょう?

あ、ホテルですが、部屋にただ水も置いてなく、セブンイレブンでFujiの甘くないほうのお茶を買ったのですが、離島価格か本土の1.5倍しますorz

綺麗な夕陽が見たく島内彷徨ってみました。場所はパタヤビーチでいいことが、判明しましたが、如何せん雲が多過ぎる。不完全燃焼なリペ島で終わりそう。

晩飯は昼下がりの日本料理屋(すごい鉄板焼)の隣、ウォーキングストリート入口で日本料理屋と同経営のステーキハウス(The Steak House)に入ります。
テンモー(スイカ)のフローズンダイキリーをポットで持ってきてもらい、その肴にステーキやら、焼きかぼちゃやら。おいしゅうございました。

いい気分でバンガロー戻るのも束の間。
夜は右隣のバンガロー、左隣のバンガロー、奥のバンガロー、向かいのバンガロー、周りのバンガロー全部で時間差夫婦喧嘩。
あのさー、カップルなんかで旅行するの止めましょうよ(^^)

次の日はランカウイへ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?