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ブラックウィドウ観たので魅力を少し話したい。【少しネタバレ】

またまた映画の記事になるのですがMARVEL最新作『ブラック・ウィドウ』観てきたので、感想とナターシャのどこが好きかを少し書きます。

ちょっとだけMCUのネタバレも含まれるかもしれないので注意です。

あらすじ

「アベンジャーズ」シリーズをはじめとしたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の各作品で活躍した、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウが単独で主役を務めた作品で、孤高の暗殺者だったブラック・ウィドウがなぜアベンジャーズになったのか、知られざる物語が明らかにされる。 

「なぜアベンジャーズになったのか」というよりは「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の後の話だと思う。ホークアイと一緒にS.H.I.E.L.D.のエージェント試験(アベンジャーズになるための試験みたいな)を受けたということは劇中で説明があったけど、じゃあ何故S.H.I.E.L.D.のエージェントになったのか?アベンジャーズに入ったのか?という説明はあまり無かった印象。


今回のストーリーはざっくり説明すると「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で追われることになったナターシャ(ブラックウィドウ)はトレーラーハウスでの隠居中に突然タスクマスターに襲撃を受ける。

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色々あって、ナターシャがアベンジャーズ加入前に滅ぼしたと思ったレッドルームという組織がまだ存在していたことが判明。ナターシャはレッドルームを滅ぼそうと立ち上がる。というお話。世界一ざっくりな説明だけど短くまとめるとこんな感じ。

ナターシャの今まで知らなかった過去が明かされる本作品。今まであまり目立たなかったナターシャの過去?と思った方もいると思いますが、スパイだから目立っちゃいけないんだよ!でもしっかり活躍してるのよ!という訳で先に魅力を書きます!!映画「ブラックウィドウ」の感想は最後に!

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でブラックウィドウに惹かれた

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アメコミって推しヒーローがいる方が大半だと思うんだけど、自分はMARVELやDCといったアメコミの世界観だったり、映画が好きだったから特に一番好きなヒーローっていなかった気がする。全キャラ同じくらい好きだけど、あえていうならDCはヘルブレイザー(コンスタンティン)かな?くらいだった。それが「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のナターシャを観てブラックウィドウの好感度がグンと上がった。

立ち回りが神

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「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でソコヴィア協定をきっかけに仲違いしてしまったアベンジャーズ。そんな中で一番上手く立ち回っていたのがブラックウィドウことナターシャ・ロマノフ。※ソコヴィア協定の説明は長いから割愛

決裂してしまったみんなを和解させようと上手く立ち回るナターシャ。映画を観るとわかるけど、誰も刺激しないように立ち回っているのよ、ナターシャは。ナターシャの努力もむなしくアベンジャーズは決裂してしまったけど、みんなピリピリしている中、ナターシャはみんなの心境を考えて動いていたと思う。みんながピリピリしてるのに何が最善が考えて立ち回るって精神的負担がすごいはず。

パパのティ・チャカが暗殺されて、怒りと復讐心を燃やすティ・チャラ(ブラックパンサー)をなだめたのもナターシャ。誰かの暴走でこれ以上アベンジャーズに溝が生まれないように動くナターシャを観て自分の中のナターシャ好感度が爆上がりした瞬間だった。

仲間思い

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ソコヴィア協定をきっかけに仲違いしてしまったアベンジャーズ。ナターシャは協定賛成派のトニー(アイアンマン)側に。だけどスティーヴ(キャプテンアメリカ)の大切な人であるペギーが亡くなった時、スティーヴのもとにナターシャが駆け付けたのよ。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも仲間の大半がサノスに消されたけど、アベンジャーズを存続しようとメンバーとこまめに連絡とってたよね、ナターシャは。冷静沈着で頭の回転がよくて強いスパイ、だけじゃなくて実は人情の厚い人。そこがナターシャの魅力。

めちゃ強いし技がかっこいい

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ナターシャって超能力もないし超人血清を打っているわけでもないし特殊なアーマーに身を包んでいるわけでもない訓練された一般人なのに、べらぼうに強い。それも魅力。特殊な能力もなければかっこいいアーマーを着ている訳でもないから魅力がないと思う人もいるかもしれない。でも、いくら訓練を積んでいるとはいえ一般人が宇宙からきたヤバいクリーチャーと戦ったりするのすごくない?

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あと強いだけじゃない。ヘリの操縦、語学、ハッキングと色々と凄すぎる。アベンジャーズの頭脳派はトニー(アイアンマン)やブルース博士(ハルク)そして医者のスティーヴン(ドクターストレンジ)が結構目立つけれど、ナターシャもすごすぎる。

あと脚を敵の首元に絡めてグイっとする技がかっこいい。フランケンシュタイナーとかヘッドシザーズホイップというプロレスでメジャーな技みたい。ほぼ毎作ナターシャが披露してくれるんだけど、脚の入り方だったり敵を倒す方向とかが毎回異なっててバリエーション豊富で見ごたえがある。スローモーションで見たくなる素早さも魅力なんだよなあ。この技、真似したいけど難易度高くて真似できないし、出来たとしても誰にこの技かけるのよって問題もある。だからよけいに映画を観て『うおー!かっこいいーー!!』って興奮するのかもしれない。

この動画がわかりやすいかも(画質粗い)


映画「ブラックウィドウ」

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ナターシャはすごいんだぞ!と自分が感じるナターシャの魅力を書いたけど、正直書き足りない…。また後日この記事に追記したいなあと思いながら映画「ブラックウィドウ」のことを書きます。

映画ブラックウィドウあらすじ→ナターシャの魅力→映画の感想って順番おかしいかもしれないけど、あらすじは記事の冒頭の通り。

感想はやっぱりアクションがよかった。劇場で観たから迫力が増して楽しめた!!

ナターシャの対比?ってくらい性格が真逆の妹分エレーナも映画のいいスパイスになっていたと思う。スパイってしたたかで冷静だよねっていうイメージをぶち壊したというか。エレーナのちょっと小生意気なところが良かった。

あとレイチェル・ワイズ演じるメリーナ。

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大好きな映画「コンスタンティン」に出演していたレイチェル・ワイズが「ブラックウィドウ」に出演すると聞いてから、どんな役でどんな活躍をするのかも気になっていたから、楽しみにして劇場に向かった。

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そしたらイカつい銃構えてて笑った。

この銃って地面に固定したりしてうつ伏せ状態で撃つような銃じゃ…?銃の知識がないからこれがなんて銃か分からないんだけど、これ普通に持って撃っていいもの…??スナイパーライフルだとしたら大きすぎない…?とにかくこのシーンのインパクトがとてつもなくて好き…!

あと最初メリーナはナターシャを裏切ると予想してました。やっぱ裏切ったか…と思ったら、ナターシャと入れ替わっていてメリーナ、いい人で良かった…!と心の底から思った。最初から最後までテンションが変わらないところもいい。どんな状況でもうろたえない。そして美人。最高じゃないですか。


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レッドガーディアンは、ろくでもない中年おじさんのような描かれ方をしていたけど、強敵タスクマスターとバチバチにやり合っていて「だてに血清打ってねえぞ!」って主張を感じた。欲を言えばタスクマスターと戦っているシーンをもう少し見たかった。ナターシャが主人公だから、レッドガーディアンの戦闘シーンが短いのは納得できるけど、もう少しレッドガーディアンの見せ場が欲しかったかも。くたびれたおじさんが強敵とバチバチに戦うシーン、良いじゃない。どうしようもないおじさんがヒーローになるってギャップ、良すぎ。何度も言うけどもう少し見せ場増やしてほしかった。

といっても映画自体は大満足でした。どんでん返しとか驚愕の展開とかあまり無いように感じたけど、ストーリーや設定がちゃんと練り込まれてるから楽しめたし、なによりナターシャをまた観れたことが嬉しかった。MCUは観たことないけどとりあえず観てみたいって方も是非観てほしい。ちょっと分からないところはあると思うけど、全くわからないから話置いてけぼりってことはないはず。ではまた、何か書きます!


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